40
D 1012 : 2005
ここに, F : 更新後のシャシダイナモメータ設定負荷
*
d, j
(N)
Cadj, j : 調整設定負荷トルク (N・m)
A,
*
d
B,
*d C : 更新後のシャシダイナモメータ設定係数
*
d
r' : ローラ上での平均タイヤ半径 (m)
附属書5の2.a)のr'jの平均値。
――――― [JIS D 1012 pdf 41] ―――――
41
D 1012 : 2005
附属書7(参考)ホイールトルク法から惰行法への目標走行抵抗置換方法
この附属書は,本体3.3.1に及び3.3.2.1.4に関連する事項を参考として説明するもので,規定の一部では
ない。
序文 この附属書は,ホイールトルク法で求めた目標負荷トルクをシャシダイナモメータで再現させた後
に,同等の走行抵抗を惰行法によって設定する場合の目標走行抵抗の求め方について記載するものである。
1. 試験準備 本体3.2.2,3.2.3及び3.2.4の手順によって,試験室,シャシダイナモメータ及び車両の準
備を行う。
2. 惰行試験 附属書6で示すFd*を設定負荷とし,本体2.2.3.1.2で規定されている手順によって,惰行
試験をシャシダイナモメータ上で実施する。
3. 目標走行抵抗の決定 附属書5の1.a)及びb)の手順によって,惰行法によって測定された走行抵抗か
ら2次回帰式の各係数を求める。
これらの係数を用いて表される走行抵抗を,惰行法によって走行抵抗を設定する場合の目標走行抵抗と
する。
備考 この方法による設定走行抵抗には,ホイールトルクメータの精度による誤差,及びシャシダイ
ナモメータへの負荷の再現時の誤差が,目標走行抵抗に誤差として含まれることを考慮する必
要がある。
――――― [JIS D 1012 pdf 42] ―――――
42
D 1012 : 2005
附属書8(参考)燃料流量計取付要領
この附属書は,本体4.2.2に関連する事項を参考として説明するもので,規定の一部ではない。
序文 この参考は,燃料流量計を車両に取り付ける際に注意すべき事柄を記述するものである。
1. 燃料流量計取付の要領及び注意点 燃料流量計を車両に取り付ける際の要領及び注意すべき事項は,
次による。
a) ガソリンキャブレタ装着車及びディーゼルエンジン車のリターン燃料は,流量計の下流で燃料ポンプ
の上流のフィードパイプに戻す。
b) ガソリン燃料噴射装置装着車の燃料リターンはインジェクタの下流で密閉し,流量計の上流にプレッ
シャレギュレータを取り付け,リターン燃料を燃料タンクに戻す。
c) 通路抵抗の大きな流量計を使用した場合,燃料圧力が低下し十分な燃料流量が得られないことがある。
流量測定時は流量計直後の燃料圧力を測定し,異常な圧力となる場合は補助の燃料ポンプ装着などの
検討が必要である。
d) 質量流量の測定が必要な場合は,流量計入口の燃料温度を測定し,質量流量を計算から求める。
e) 燃料ホース,パイプなどの締め付けは確実に行う。流量計は十分な耐圧性をもったものを使用する。
――――― [JIS D 1012 pdf 43] ―――――
43
D 1012 : 2005
附属書9(規定)ガソリン及び軽油の水素炭素原子数比及び
酸素炭素原子数比の簡易算出方法
序文 この附属書は,本体4.4.1に関連する事柄を補足するもので,規定の一部である。
カーボンバランス法によって燃費の測定及び算出を行う場合の,使用燃料の性状表の特性値から水素炭
素原子数比及び酸素炭素原子数比を簡易に算出する方法について規定する。
水素炭素原子数比及び酸素炭素原子数比の簡易算出法は,次の式による。
RH
12.01
RHCf 100
RH ROX (1)
.1008 1( )
100 100
ROX
12.01
ROCf 100
RH ROX (2)
16.00 1( )
100 100
ここに, RHCf : 燃料の水素炭素原子数比
ROCf : 燃料の酸素炭素原子数比
RH : 燃料中の水素の質量割合 (質量%)
.9193 .0015 86 10.382Am
RH .0006 174Am
D
.7974Am.0014 75 .1953
ここに,
( 10 50 90 )
3
ここに, 燃料の10 %留出温度 (℃)
燃料の50 %留出温度 (℃)
燃料の90 %留出温度 (℃)
Am : MTBE(Methyl Tertiary Butyl Ether)混合燃料中の芳香族の
体積割合 (vol %)
もし,燃料性状表に記載された芳香族の体積割合が,
MTBEを除いた燃料中の芳香族の体積割合となっている
場合には,次の式によってAmを求める。
Am 1( Bm ) f
ここに,Bm : MTBE混合燃料中のMTBEの体積割合 (vol %)
Af : MTBEを除いた燃料中の芳香族の体積割合
(vol %)
D : 燃料の密度(15 ℃時) (kg/L)
ROX : 燃料中の酸素の質量割合 (質量%)
ROX 18.15 Bm
――――― [JIS D 1012 pdf 44] ―――――
44
D 1012 : 2005
附属書10(参考)米国及び欧州の燃費算出方法
この附属書は,本体3.4.1に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
序文 この附属書は,カーボンバランス法による米国及び欧州の燃費を測定及び算出する方法について記
載する。
1. 米国FTP(CFR §600.113-88)の場合
a) ガソリンの場合
4
5174 10 CWF SG
FC
[(CWF THC) .0(429 CO) .0(273 CO2 ) ][(6.0SG NHV) 5 471]
12
CWF
12 [H / C]
ここに, FC : 燃費 (mile/gallon)
CO : COの排出量 (g/mile)
THC : THCの排出量 (g/mile)
CO2 : CO2の排出量 (g/mile)
SG : 燃料の比重
NHV : 燃料の低発熱量 (BTU/lb)
[H/C] : 燃料の水素炭素原子数比
したがって,分母の第1項は,燃料密度及び燃料の水素炭素原子数比を考慮したカーボンバランス
法である。第2項は,燃料の低発熱量を考慮した補正項であり,発熱量の60 %を反映させていると
いえる。
そこで,1 (gallon)=3.785 (L),1 (mile)=1.609 (km)であるので,FEを求める式に変形すると,
.1609
FE
.3785
ここに, FE : 燃費 (km/L)
b) ディーゼルの場合
2 778
FC
.0866 THC .0429 CO .0273 CO 2
ここに, FC : 燃費 (mile/gallon)
CO : CO の排出量 (g/mile)
THC : THC の排出量 (g/mile)
CO2 : CO2 の排出量 (g/mile)
したがって,ディーゼルでは,燃料の密度による補正などは行っていない。
2. 欧州(80/1268/EEC)の場合
a) ガソリンの場合
――――― [JIS D 1012 pdf 45] ―――――
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JIS D 1012:2005の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 1012:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD0102:1996
- 自動車用語―自動車の寸法,質量,荷重及び性能
- JISD1030:1998
- 自動車―排気ガス中の一酸化炭素,二酸化炭素,全炭化水素及び窒素酸化物の測定方法
- JISK2202:2012
- 自動車ガソリン
- JISK2204:2007
- 軽油
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)
- JISK2249:1995
- 原油及び石油製品―密度試験方法及び密度・質量・容量換算表
- JISK2254:2018
- 石油製品―蒸留性状の求め方
- JISK2255:1952
- 石油製品腐食試験方法
- JISK2255:2015
- 石油製品―ガソリン―鉛分の求め方
- JISK2258:1998
- 原油及び燃料油 ― 蒸気圧試験方法 ― リード法
- JISK2261:2000
- 石油製品―自動車ガソリン及び航空燃料油―実在ガム試験方法―噴射蒸発法
- JISK2265:1996
- 原油及び石油製品 ― 引火点試験方法
- JISK2280:1996
- 石油製品―燃料油―オクタン価及びセタン価試験方法並びにセタン指数算出方法
- JISK2283:2000
- 原油及び石油製品―動粘度試験方法及び粘度指数算出方法
- JISK2536:1996
- 石油製品 ― 成分試験方法
- JISK2541:1996
- 原油及び石油製品―硫黄分試験方法