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(2) ライセンスプレートランプ用テストスタンドは,試験品及び測光用番号標が車両の正規の使用状態と
同一姿勢に取り付けられるものとする(図5参照)。
図5 ライセンスプレートランプ用テストスタンド(参考)
注* 適用する車種の寸法及び角度に合わせる。
4.4.2 テストスクリーン テストスクリーンはランプ類の照準等に用いるもので,基準線(H-V線)及び
各ランプの測定距離に応じた角度を碁盤目状に目盛ったものとし,無光沢の白板とすることが望ましい。
4.4.3 測光用番号標 測光用番号標は,ライセンスプレートランプの測光に用いるもので,車体に取付け
られた番号標と同一の大きさを有する無光沢の黒色平板を使用し,JIS D 5500に規定された測定面には,
JIS Z 8722(2度視野XYZ系による物体色の測定方法)の規定による白色面を使用する。ただし,この白
色面の代わりに反射性能のわかったJIS P 3801〔ろ紙(化学分析用)〕に規定されたろ紙を使用してもよい。
4.4.4 色度限界フィルタ 燈光の色を視感によって判定するために用いる色度限界フィルタは,JIS Z
8701の規定による標準の光Aを用いて,JIS D 5500の規定による色度範囲の限界を示すものとする。
4.4.5 投光器及び受光器 リフレックスリフレクタの測定に用いる投光器及び受光器は,次のとおりとす
る。
(1) 投光器に使用する光源は,JIS Z 8701の規定による標準の光Aを用い,投光器の有効径は約50mmと
する。
なお,試験品が十分均一に照射されなければならない。
(2) 受光器の開口部の大きさは,垂直方向が約13mm以下,水平方向が約25mm以下とし,4.3.2に規定す
る照度計を用いる。
5. 試験方法
5.1 照明燈試験方法
5.1.1 ヘッドランプ及びフォグランプの試験方法 ヘッドランプ及びフォグランプの試験方法は,次によ
る。
(1) 照度計受光器の設置と回転架台の照準 4.3.2に規定する照度計の受光器を,測定しようとする試験品
からの入射光の法線方向に向けて,4.2.2に規定する回転架台の回転中心から所定の測定距離に設置す
る。
回転架台の回転中心よりトランシット又はその他の水平,垂直の角度が測定できる装置を用いて回
転中心を通り,回転架台のランプ取付台に記された中心線(テストスクリーンに垂直)に平行な直線
が正確に照度計の受光器の中心を通り,回転架台の水平回転軸に直交するように照準する(図6参照)。
――――― [JIS D 1619 pdf 6] ―――――
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図6 回転架台の照準
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け 試験品は4.4.1(1)に規定する車両の正規の使用
状態と同一に作製されたテストスタンドに取り付け,回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を合
わせ,また,テストスタンドの基準線を回転架台の取付台上の中心線に合わせて固定する。試験品を
直接,回転架台へ取り付ける場合は,試験品は照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心
を合わせ,回転架台に対して車両の正規の使用状態と同様な位置及び角度に取り付ける。
(3) 照準
(3.1) ヘッドランプ
(3.1.1) 機械的照準方法 5.1.1(1)の規定によって照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を
合わせ,レンズ面に取り付けられた突起によって決まる照準面をH-Vに照準する。
(3.1.2) 視覚照準方法 5.1.1(1)の規定によって照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を合
わせて取り付け,JIS D 5500の規定又は当事者間で定めた基準により照準する。
(3.2) フォグランプ 5.1.1(1)の規定によって照準された回転架台の回転中心に試験品の光学的中心を合
わせて取り付け,JIS D 5500の規定又は当事者間で定められた基準により照準する。
(4) 光度の測定 試験品に取り付けた所定の標準ランプバルブ(シールドビーム形は除く。)を所定の試験
電圧(試験品の端子部で測定する)で点燈し,回転架台の垂直及び水平の角度調整により定められた
測定点の照度,最高照度及び位置を測定する。
測定点が測定範囲で定まっているものについては,その範囲内での照度を測定し,次の式により試
験品の光度I (cd) を算出する。
I El2 (2)
ここに I : 光度 (cd)
E : 照度 (lx)
l : 測定距離 (m)
5.1.2 バックアップランプ試験方法 バックアップランプ試験方法は,次による。
(1) 照度計受光器の設置と回転架台の照準 5.1.1(1)に規定する方法により照準する。
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け 5.1.1(2)に規定する方法により取り付ける。
――――― [JIS D 1619 pdf 7] ―――――
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(3) 光度の測定 バックアップランプに取り付けられた所定の標準ランプバルブを所定の試験電圧(試験
品の端子部で測定する)で点燈し,5.1.1(4)に規定する方法により照度を測定し,式(2)により光度を算
出する。
5.1.3 ライセンスプレートランプ試験方法 ライセンスプレートランプ試験方法は,次による。
(1) 試験品のテストスタンドへの取付け 試験品は,4.4.3に規定する測光用番号標を付けた4.4.1(2)のテ
ストスタンドに車両の正規の使用状態に取り付ける。
(2) 計測器と測光用番号標の設置 4.3.3に規定した輝度計等を使用して測定する。測定部は測光用番号標
の測定面の法線方向で計器の視野内に測光用番号標の測定面が全面入るように設置する。
(3) 照度の測定 試験品に取り付けた所定の標準ランプバルブを所定の試験電圧(試験品の端子部で測定
する)で点燈し,測光用番号標の各測定面の輝度を順次測定し,その輝度を次の式により照度に換算
する。
E L (3)
ここに E : 照度 (lx)
L : 輝度 (cd/m2)
測定面の反射率
5.2 信号及び標識燈試験方法 信号及び標識燈試験方法は,次による。
(1) 照度計受光器の設置と回転架台の照準 5.1.1(1)に規定する方法により照準する。
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け 5.1.1(2)に規定する方法により取り付ける。
(3) 光度の測定 試験品に取り付けられた所定の標準ランプバルブを所定の試験電圧(試験品の端子部で
測定する。)で点燈し,5.1.1(4)に規定する方法により照度を測定し,式(2)により光度を算出する。
5.3 標識(リフレックスリフレクタ)試験方法 標識試験方法は,次による。
(1) 照度計及び受光器の設置と回転架台の照準 4.3.2に規定する照度計の受光器を測定しようとするリ
フレックスリフレクタの反射光の法線方向に向けて,4.2.2に規定する回転架台の回転中心から所定の
測定距離に設置し,回転架台の回転中心からトランシット又はその他の水平及び垂直の角度が測定で
きる装置を用いて回転中心を通り,回転架台のリフレックスリフレクタ取付台に記された中心線(テ
ストスクリーンに垂直)に平行な直線が正確に投光器のレンズ面の中心を通り,回転架台の水平回転
軸に直交するように照準する(図6参照)。
また,観測角は,回転架台の回転中心に設置したトランシット又はその他の水平,垂直の角度が測
定できる装置により回転架台の角度を垂直方向上方0.2度及び1.5度に操作したとき,この角度に対応
する位置に移動した照度計受光器が正確に位置することを確認する。
(2) 試験品のテストスタンド及び回転架台への取り付け リフレックスリフレクタは,4.4.1に規定する車
両の正規の使用状態と同一に作製されたテストスタンドに取り付け,回転架台の回転中心にリフレッ
クスリフレクタの光学的中心を合わせ,また,テストスタンドの基準線と回転架台の取付台上の中心
線に合わせて固定する。
(3) 投光器の照射 投光器の光源がJIS Z 8701の規定による標準の光Aになる電圧で点燈し,リフレック
スリフレクタの規定された露出面積の全面をほぼ均一な照度で照射する。
なお,測定中は同一照度を保持しなければならない。
(4) 反射性能測定 リフレックスリフレクタを4.4.5で規定する投光器で照射し,リフレックスリフレクタ
の表面の照度を測定する。次に,リフレックスリフレクタの反射光の照度を,回転架台の垂直及び水
――――― [JIS D 1619 pdf 8] ―――――
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平の角度調整により定められた測定点で順次測定し,次の式により試験品の反射性能を算出する。
E1l2
R (4)
E2
10.76
ここに 勿 反射性能 (cd/10.76lx)
E1 : 反射照度 (lx)
E2 : リフレックスリフレクタ表面上の投光器からの照射照度 (lx)
l : 測定距離 (m)
6. 色度試験 ランプ類の色光の測定は,次のいずれかの方法による。
(1) 分光測色方法
(2) 刺激値直読方法
(3) 視感測定方法(リフレックスリフレクタは除く。)
6.1 分光測色方法
6.1.1 測定方法 測定方法は,次による。
(1) 4.3.4(1)に規定する分光測光器を使用し,分光分布のわかっている標準光源の指定された方向が分光測
光器の入射スリットの中心線と一致するように取り付けて,各波長における分光測光器の指示値を読
みとる。次に標準光源の代わりに試験品の光軸方向を標準光源の時と同様に取り付け,各波長におけ
る分光測光器の値を読みとり,次の式により試験品の分光分布Pt
Rt
Pt Ps (5)
Rs
ここに Ps 標準光源の分光分布
Rt 試験品による波長 光測光器の指示値
Rs 標準光源による波長 光測光器の指示値
このとき,標準光源又は試験品の光以外の光が分光測光器に入射しないように注意する。
なお,分光測光器に直接試験品の光を照射させず,JIS Z 8722に規定された標準白色面に反射させ
て分光測光器に入射させてもよい。
(2) リフレックスリフレクタの場合,リフレックスリフレクタよりの反射光を6.1.1(1)に示す方法で測定す
るか,又はリフレックスリフレクタと同一材質でリフレックスリフレクタレンズの表面から反射素子
の頂点まで計った板厚の2倍の厚さをもつ平板をJIS Z 8722に規定された透明物体の測定方法に準じ
て行う。
6.1.2 色度座標の計算 JIS Z 8724により三刺激値X,Y,Zを求め,次の式によって色度座標x,y,zを
算出する。
X
x (6)
X Y Z
Y
y (7)
X Y Z
Z
z 1 x y (8)
X Y Z
6.2 刺激値直読方法 刺激値直読方法は,JIS Z 8724の5.の規定により行う。
――――― [JIS D 1619 pdf 9] ―――――
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6.3 視感測定方法 視感測定方法は,4.3.4(2)に規定する視感測定装置を使って,JIS Z 8701に規定する
標準の光Aで照射した色度限界フィルタと所定の試験電圧(試験品の端子で測定する。)で点燈した試験
品とを視感により比較判定する。
なお,このとき,視野が同一な輝度になるよう調整する。
また,色度限界フィルタと試験品は試験装置の開口部の全域からの光で比較し,観察は光軸方向から行
う。ただし,観察者はJIS Z 8723(表面色の比較方法)で規定された色覚正常者とする。
自動車部会 自動車用燈器専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 岩 崎 賢 工業技術院機械技術研究所
若曾根 和 之 工業技術院標準部
中 沢 忠 義 通商産業省機械情報産業局
青 地 慎太郎 通商産業省工業品検査所
北 川 清 運輸省自動車局
森 茂 防衛庁技術研究本部
寺 村 修 東京都工業技術センター
小 林 一 之 市光工業株式会社
三 橋 英 夫 株式会社小糸製作所
宮 沢 英 夫 スタンレー電気株式会社
前 田 寛 株式会社今仙電機製作所
片 瀬 豊 東京芝浦電気株式会社
田 辺 清 社団法人日本自動車部品工業会
岩 井 晋 日本国有鉄道自動車局
宗 川 浩 也 いすゞ自動車株式会社
天 野 康 彦 トヨタ自動車工業株式会社
小 川 隆 日野自動車工業株式会社
稲 川 一 丸 日産自動車株式会社
山 崎 充 富士重工業株式会社
高 橋 昭八郎 東洋工業株式会社
高 山 英 一 三菱自動車工業株式会社
関 口 浩 日産ディーゼル工業株式会社
近 田 隆 愛 株式会社本田技術研究所
山 内 武 鈴木自動車工業株式会社
(事務局) 村 里 利 明 工業技術院標準部機械規格課
JIS D 1619:1977の国際規格 ICS 分類一覧
- 43 : 自動車工学 > 43.040 : 自動車システム > 43.040.20 : 照明,信号及び警報装備
JIS D 1619:1977の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1102:1981
- 指示電気計器
- JISC1609:1993
- 照度計
- JISC7506:1994
- 自動車用電球
- JISC7614:1993
- 照明の場における輝度測定方法
- JISD5500:1995
- 自動車用ランプ類
- JISD5504:1981
- 自動車用前照燈シールドビーム形電球
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ8701:1999
- 色の表示方法―XYZ表色系及びX10Y10Z10表色系
- JISZ8703:1983
- 試験場所の標準状態
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色
- JISZ8723:2000
- 表面色の視感比較方法
- JISZ8724:2015
- 色の測定方法―光源色