JIS D 1619:1977 自動車用ランプ類配光試験方法

JIS D 1619:1977 規格概要

この規格 D1619は、自動車用ランプ類の試験室における配光,反射性及び色度の試験方法について規定。

JISD1619 規格全文情報

規格番号
JIS D1619 
規格名称
自動車用ランプ類配光試験方法
規格名称英語訳
Photometric testing methods of lighting and signalling equipment for automobiles
制定年月日
1977年4月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

29.140.20, 43.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
色彩 2019
改訂:履歴
1977-04-01 制定日, 1983-03-01 確認日, 1988-06-01 確認日, 1994-03-01 確認日, 2000-11-20 確認日, 2006-01-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS D 1619:1977 PDF [10]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
D 1619-1977

自動車用ランプ類配光試験方法

Photometric Testing Methods of Lighting and Signalling Equipment for Automobiles

1. 適用範囲 この規格は,自動車用ランプ類(以下,ランプ類という。)の試験室における配光,反射性
及び色度の試験方法について規定する。
引用規格 :
JIS C 1102 指示電気計器
JIS C 1609 光電池照度計
JIS C 7506 自動車用電球
JIS C 7614 輝度測定方法
JIS D 5500 自動車用ランプ類
JIS D 5504 自動車用前照燈シールドビーム形電球
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8701 2度視野XYZ系による色の表示方法
JIS Z 8703 試験場所の標準状態
JIS Z 8722 2度視野XYZ系による物体色の測定方法
JIS Z 8723 表面色の比較方法
JIS Z 8724 光源色の測定方法
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) 自動車用ランプ類 JIS D 5500(自動車用ランプ類)に規定するランプ類で表1による。
表1 自動車用ランプ類
種類
ヘッドランプ
フォグランプ
照明燈
ライセンスプレートランプ
バックアップランプ
テールランプ
ストップランプ
ターンシグナルランプ
信号燈及び標識燈
パーキングランプ
クリアランスランプ
サイドマーカランプ
標識 リフレックスリフレクタ

――――― [JIS D 1619 pdf 1] ―――――

2
D 1619-1977
(2) 試験電圧 JIS D 5504(自動車用前照燈シールドビーム形電球)の付表1に示す試験電圧及びJIS C
7506(自動車用電球)の付表に示す試験電圧又は所定光束の中心値になる電圧。
(3) 光学的中心 ランプ類に使用しているJIS C 7506に規定するランプバルブのフィラメント中心。
なお,同一ランプバルブに複数のフィラメントを有している場合は,第一フィラメントの中心。た
だし,JIS D 5504の規定によるものは電球の前面レンズ表面の中心とする。
リフレックスリフレクタでは,反射素子と一体に構成する前面レンズ表面の中心とする。
(4) 標準ランプバルブ 原則としてJIS C 7506の規定による付表に示す寸法,初特性及び付図の各中心値
に極めて近いもの。ただし,付表の初特性では,光束の中心値を重視し,試験電圧の変更により所定
光束の中心値を得られる電圧としてもよい。
(5) 測定距離 ランプ類の光学的中心から受光器表面までの距離。
(6) 最高光度帯 ヘッドランプ視覚照準方法でいう最高光度帯とは,配光パターンの中で最高光度点を含
み,きわだって明るい部分。
3. 試験方法の種類
3.1 配光及び反射性試験
(1) 照明燈試験方法
(2) 信号及び標識燈試験方法
(3) 標識試験方法
3.2 色度試験
4. 試験設備及び装置
4.1 試験室 試験室は,次のとおりとする。
(1) 試験室の状態は,JIS Z 8703(試験場所の標準状態)に規定された常温常湿とする。
(2) 配光及び反射性試験の試験室は,表2に示す測定距離を十分に包括できる大きさとし,外部からの漏
光及び床面,壁面等からの反射光が受光器に入らない構造とする(図1参照)。
表2
ランプ種類 測定距離
ヘッドランプ
10m以上
フォグランプ
テールランプ
パーキングランプ
クリアランスランプ
ストップランプ 3m以上
ターンシグナルランプ
サイドマーカランプ
バックアップランプ
リフレックスリフレクタ 30.48m
備考 リフレックスリフレクタの測定距
離は原則として30.48mとする。
ただし,30.48mの場合と比較検
討し,測定結果に影響しないこと
が確認されたならば,これ以下の
距離で測定してもよい。

――――― [JIS D 1619 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
D 1619-1977
図1 試験室(参考)
4.2 試験装置
4.2.1 電源 電源は,原則として安定した直流電源を使用する。ただし,周波数50Hz又は60Hzの正弦
波に近い安定した交流電源を使用してもよい。
4.2.2 回転架台 回転架台は,次による。
(1) ランプ類の配光測定は,原則として試験品回転方式による装置を使用する。
(2) 試験品回転方式に使用する回転架台は,ランプを水平又は垂直に回転調整することのできる構造で,
水準器などで水平又は垂直が読み取れるものとする。
(3) 回転架台の回転中心とランプ類の光学的中心は,一致させることができる構造で,角度表示のできる
構造とする。
(4) 回転範囲は,鉛直面±90度以上,水平面±45度以上で,精度は各±0.1度以下とする(図2参照)。

――――― [JIS D 1619 pdf 3] ―――――

4
D 1619-1977
図2 回転架台(参考)
4.3 計測器
4.3.1 電気計器 電気計器は,JIS C 1102(指示電気計器)に規定された階級0.5級以上の計器,又はこ
れと同等以上の精度の計器を使用する。
4.3.2 照度計 照度計は,JIS C 1609(光電池照度計)に規定された階級A級以上の確度をもつ光電池照
度計,又は同等以上の性能を有する照度計を使用する。
なお,使用時には,次のことに注意しなければならない。
(1) 色補正 赤,アンバー及び黄等の色光を持ったランプ類の配光を測定する場合は,受光器の相対分光
感度を標準比視感度にできるだけ合わせて使用する。
なお,補正を要する場合は,次の式による補正係数Kを算出し,補正する。
780 780
Wt V d Ws S d
380 380
K 780 780

(pdf 一覧ページ番号 )

                               Ws V d      Wt S d
380 380
ここに, K : 補正係数
V 波長 準比視感度
S 波長 光器相対分光感度
Ws 波長 準光源の分光分布
Wt 波長 變 品の分光分布
(2) 角補正 照度計は,原則としてランプ類に正対させて使用する。
なお,止むを得ず光を受光器に斜めに入射させる時は角補正する。この場合,測定誤差はJIS C 1609
の規定に示された誤差以下とする。
4.3.3 輝度計 輝度計は,JIS C 7614(輝度測定方法)に規定された輝度計,又はこれと同等以上の性能
のものを使用する。
4.3.4 色度測定装置 色度測定装置は,次による。
(1) 物理測定装置 物理測定装置は,特に規定のない限り,JIS Z 8724(光源色の測定方法)に規定する
分光測色方法による装置又は刺激値直読方法による装置を使用する。
(2) 視感測定装置
(a) 視感測定装置は,色度限界フィルタと試験品とが同一平面上で比較できるもので,互いに隣接して

――――― [JIS D 1619 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
D 1619-1977
いることが望ましい。
(b) 色度限界フィルタを照射する光は,JIS Z 8701(2度視野XYZ系による色の表示方法)に規定する
標準の光Aとする。
また,色度限界フィルタと試験品との輝度を同一に調整できる機構を有すること(図3参照)。
図3 視感測定装置(参考)
4.4 測光補助装置
4.4.1 テストスタンド テストスタンドは,次による。
(1) テストスタンドは,試験品が車両の正規の使用状態と同一姿勢に取り付けられるものとし,回転架台
への取付面は水平で,テストスタンドには試験品の光学的中心を通り,車両中心面に平行な水平の基
準線及び垂直の基準線を表示する。
また,表面処理は無光沢の黒色が望ましい。
なお,2燈式及び3燈式のテールランプ,ストップランプ及びターンシグナルランプの光学的中心
は,JIS D 5500の規定による(図4参照)。
図4 テストスタンド(参考)

――――― [JIS D 1619 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS D 1619:1977の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 1619:1977の関連規格と引用規格一覧