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D 3633-2 : 2007
また,形式試験によって前もってその基準寸法及び設計を検証済みの装置に対し,その装置が継続的に正
常作動することを保証するためのサービス・現地試験としても用いなければならない。
A.2.2 準備
A.2.2.1 白色粘着テープのような視認性が良い表示を試験装置の駆動軸にはり付け,回転回数を目視で正
確に数えられる程度の低速で試験装置を運転する。
A.2.2.2 ストローク計数器を50ストローク,又はその計数器の最小カウント回数(basic count increment)
のうち,いずれか大きい方に設定する。計数器を操作し,試験油流路切替装置の作動を耳で確認するか,
手で触れて作動期間中の回転回数が正しいことを確認する。
A.2.2.3 回転回数を2倍にして,A.2.2.2を繰り返す。
A.2.2.4 計数器の最小カウント回数の10倍又は500ストロークのうち,いずれか都合のよい回数で,試験
するメスシリンダをほぼ満たし,かつ,噴射量がそのポンプの最大噴射量の50 %であるような,安定し
た信頼ができる多筒形式噴射ポンプを選定する。
ポンプを試験装置に取り付け,試験油温度を8.2に示す温度に保ちながら,500ストロークでの読取値に
連続10回,差が認められなくなるまで,約500 min−1 の速度で運転する。
A.2.2.5 適宜,前項の安定期間に配管,インジェクタ室及びメスシリンダ排油弁の漏れを検査する。また,
流路切替装置の作動を点検する。
A.2.3 手順 (図A.1参照)
A.2.3.1 基本ストローク回数をN0(50以上)とする。500 min−1,10 N0ストローク回数でメスシリンダを
90 %まで満たし,規定の時間(規定されていない場合は30秒)メスシリンダを排油する。もし規定され
ていなければ,15秒の静定時間の後,10 N0ストローク間の各メスシリンダから読み取る。これらの読取
値をR1とする(図A.8現地試験用紙参照)。
A.2.3.2 3回の連続的,かつ,別々のN0ストローク回数分,メスシリンダに吐出する。この間は排油も読
取りもしない。適切な静定時間後に読み取り,これらをR2とする。排油はしない。
A.2.3.3 さらに,7回の連続的,かつ,別々のN0ストローク回数分,メスシリンダに吐出する。この間も
排油及び読取りをしない。適切な静定時間後に読み取り,これらをR3とする。
A.2.3.4 量で表したゼロ誤差を,次のように計算する。
EZ=(10R2−3R3) /7
(a) (b)
例 R1= 132.2 280.8 cm3
R2= 41.1 81.36 cm3
R3= 136.3 272.6 cm3
とすれば,
EZ= 0.3 −0.6 cm3 となる。
A.2.3.5 メスシリンダの容量Mの体積分率として,ゼロ誤差を次のように計算する。
eZ=100EZ / M
M= 150 300 cm3
とすれば,
eZ= 0.2 −0.2 % となる。
A.2.3.6 量で表した回数誤差を,次のように計算する。
ECV=(R3−R1) / 9
――――― [JIS D 3633-2 pdf 16] ―――――
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D 3633-2 : 2007
前項例の場合,
ECV= 0.46 −91 cm3 となる。
A.2.3.7 駆動軸回転数の回数誤差を,次のように計算する。
ECT=10N0ECV / (R1−EZ−ECV)
基本回数 N0= 50 100回転
とすれば,特定の試験速度(例えば500 min−1)における回数誤差ECT は,
1.75 −3.23回転
A.2.3.8 もし必要ならば,試験温度における噴射量を次のように計算する。
Q=(7R1−9R2−2R3) / 63N0
前項例の場合,
Q= 262.9 282.3 mm3/ストローク/シリンダ
A.2.3.9 残りの測定用メスシリンダについて,これらの計算を行う。
A.2.4 速度1 000 min−1でA.2.3を繰り返す。
A.2.5 すベての他の大きさのメスシリンダについて,500 min−1及び1 000 min−1の両方の速度でA.2.3を
繰り返す。
――――― [JIS D 3633-2 pdf 17] ―――――
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D 3633-2 : 2007
図A.1−現地試験の原理
注記1 試験番号は,15で示す。数値の設定については,表A.1参照。
注記2 図に指示する範囲内で用いられる1号,2号噴射ポンプについては,
A.1.2.10及びA.1.2.11参照。
注記3 試験手順については,A.1.4参照。
図A.2−JIS D 3633-1の図2に基づく試験条件設定適用例
――――― [JIS D 3633-2 pdf 18] ―――――
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D 3633-2 : 2007
単位 mm
注記 図中の番号は,この附属書の該当する項を参照。
図A.3−第1段階の測定のための装置構成
――――― [JIS D 3633-2 pdf 19] ―――――
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D 3633-2 : 2007
図A.4−第2段階の測定のための組替え
――――― [JIS D 3633-2 pdf 20] ―――――
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JIS D 3633-2:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4008-2:1983(MOD)
JIS D 3633-2:2007の国際規格 ICS 分類一覧
JIS D 3633-2:2007の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISD3633-1:2007
- 自動車―燃料噴射ポンプの試験―第1部:動的条件
- JISD3633-3:2007
- 自動車―燃料噴射ポンプの試験―第3部:試験の適用及び手順
- JISD3636:2003
- 自動車―ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験―ピントル形校正用ノズル
- JISD3637-1:2003
- 自動車―ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験―第1部:校正用ノズル及びホルダアッセンブリ
- JISD3637-2:2003
- 自動車―ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験―第2部:オリフィス板の流量測定
- JISD3638:2005
- 自動車―ディーゼル機関用燃料噴射装置の試験―校正用インジェクタ
- JISK2204:2007
- 軽油