JIS D 5103:2022 自動車部品―ディーゼル機関用グロープラグ―一般要求事項及び寸法 | ページ 5

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D 5103 : 2022
単位 mm
記号説明
1 : 六角対辺10.0h13
a : この領域の表面にはアンダーカットはない。
図22−取付けねじM10のピン端子P2寸法

6 外観

  試験前のグロープラグの外観は,目視によって判定したとき,有害なきず,さび及び腐食,並びにその
他有害な欠点が表面にあってはならない。

7 試験及び要求事項

7.1 一般

  この箇条では,シース形グロープラグの一般的な要件事項及び試験方法を規定する。シース形グロープ
ラグの詳細な試験条件及び要求事項は,受渡当事者間の協定による。ディーゼル(圧縮点火)エンジンで
使用される,この規格で規定したグロープラグに適用される。
グロープラグの試験は,特に規定がない限り,常温(23 ℃±5 ℃)又は(20 ℃±15 ℃),及び常湿(65
±20)%の条件で行う。

7.2 気密性

7.2.1 試験

  4.4及び5.4に規定する締付けトルクで,グロープラグをシリンダーヘッド相当ジグに取り付け,試料の

――――― [JIS D 5103 pdf 21] ―――――

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グロープラグのヒータ部に周辺の気圧に対し4 MPa高い圧力を15秒間印加する。空気,窒素,二酸化炭
素などの検出気体を用いる。気密性の試験条件は,試験に用いるジグの状態を含めて,この条件によらな
い場合は,受渡当事者間の協定による。

7.2.2 要求事項

  グロープラグからの空気の漏れ量は,毎分2 cm3以下でなければならない。空気も窒素も使用しない場
合は,検出ガスの比容積を用いて漏れ量を空気の漏れ量に換算しなければならない。

7.3 発熱特性

7.3.1 試験準備

  メタルグロープラグは,試験前に定格電圧でサンプルを酸化してから室温まで冷却させる。酸化の時間
は,受渡当事者間の協定による。

7.3.2 試験

  グロープラグハウジングの着座部で測定した温度を30 ℃以下に維持できる冷却装置を備えた試験装置
を使用し,図23のとおりグロープラグを取り付けて試験を実施する。
グロープラグ発熱特性を,定格電圧ではなく,特定の通電パターンに従って測定する場合は,受渡当事
者間の協定による。
グロープラグシステムに基づくグロープラグの試験電圧で試験を実施する。
温度測定は,直接接触させない。
図23−試験時のグロープラグ取付け状態

7.3.3 要求事項

  標準的なシース形のグロープラグの最高発熱点は,8 mm以内でなければならない。
測定位置は8 mm以内とする。必要に応じて,測定位置は受渡当事者間の協定による。
グロープラグの発熱温度及び時間特性は,受渡当事者間の協定による。

――――― [JIS D 5103 pdf 22] ―――――

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7.4 常温抵抗

7.4.1 試験

  グロープラグが23 ℃の状態にあるとき,端子ねじ又はピン端子と金具本体との間の抵抗値を抵抗計を
用いて測定する。
なお,23 ℃の状態にできないときは,あらかじめ測定した抵抗温度特性を用いて,そのときの値を23 ℃
の値に補正して示す。
グロープラグの抵抗値測定時の温度については,受渡当事者間の協定による。

7.4.2 要求事項

  常温抵抗の特性は,受渡当事者間の協定による。

7.5 電流特性

7.5.1 試験

  図23のグロープラグ取付け状態で試験を行い,電流を測定する。
電流特性の試験条件は,これによらない場合は,受渡当事者間の協定による。

7.5.2 要求事項

  電流特性は,受渡当事者間の協定による。

7.6 過電圧

7.6.1 試験

  図23のグロープラグ取付け状態で試験を行う。
グロープラグ定格電圧の130 %の試験電圧を15秒間±1秒間印加する。
過電圧の試験条件は,これによらない場合は,受渡当事者間の協定による。

7.6.2 要求事項

  試験後,グロープラグは,7.3.2,7.4.2及び7.5.2の要求事項を満たしていなければならない。

7.7 振動(正弦波)

7.7.1 試験

  表13による試験条件か,又はJIS D 1601に規定する振動(段階250)をグロープラグの中心軸に対して
平行及び直角の2方向にそれぞれ8時間加えるか,いずれかの試験条件を基に振動試験を実施する。

――――― [JIS D 5103 pdf 23] ―――――

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表13−振動耐久性試験の試験条件(IEC 60068-2-6)
振動数 f 振幅 加速度
Hz mm
50 160 掃引速度 : 1オクターブ/分
振動方向 : グロープラグの中心軸に対して平行及び直角の2方向
試験時間 : 各方向8時間
振動の試験条件は,これによらない場合は,受渡当事者間の協定による。

7.7.2 要求事項

  試験の後,グロープラグは外観に異常は認められず,受渡当事者間の協定による要求事項を満たさなけ
ればならない。

7.8 通電耐久性能

7.8.1 試験

  試験条件は,受渡当事者間の協定による。
試験条件には,少なくとも,次の事項を含まなければならない。
− サイクル数
− 電圧特性
− 取付け状態
− 環境条件
− 冷却
− 各試験サイクル開始時の温度

7.8.2 要求事項

  通電耐久性能は受渡当事者間の協定による。

7.9 製品の表示

  グロープラグには,次の事項を表示する。
− 定格電圧
− 製造業者名又は販売業者名,及びその略語
参考文献
[1] ISO 8092-1,Road vehicles−Connection for on-board electrical wiring harnesses−Part 1: Tabs for single-
pole connections−Dimensions and specific requirements
[2] ISO 8092-4,Road vehicles−Connection for on-board electrical wiring harnesses−Part 4: Pins for single-and
multi-pole connections−Dimensions and specific requirements

――――― [JIS D 5103 pdf 24] ―――――

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D 5103 : 2022
附属書JA
(参考)
JISと対応国際規格との対比表
JIS D 5103 ISO 17447-1:2015,ISO 17447-2:2015,ISO 17447-3:2015,(MOD)
a) JISの箇 b) 対応国際 c) 箇条ご d) JISと対応国際規格との技術的差異の e) JISと対応国際規格
条番号 規格の対 との評 内容及び理由 との技術的差異に対
応する箇 価 する今後の対策
条番号
3 3 追加 ISOには提案しない。
JISでは,定格電圧はグロープラグを取り扱
う当事者間の利便性を維持しながら,規格
利用者の誤認識を防止する記載内容とし
た。
試験電圧は電圧印加するグロープラグの箇
所を追加した。
メタルグロープラグ及びセラミックグロー
プラグの定義は適用範囲の変更に伴い追加
した。実質的な差異はない。
4.1 ISO 17447-1 追加 ISOには提案しない。
JISでは,ねじ寸法及び公差は,受渡当事者
4.1 間の協定による,を追加した。実質的な差異
はない。
4.2.1 ISO 17447-1 追加 JISでは,メタルグロープラグの外形寸法ISOには提案しない。
4.2.1 は,受渡当事者間の協定による,を追加し
た。実質的な差異はない。
4.3.1 ISO 17447-1 追加 ISOには提案しない。
JISでは,シリンダーヘッドハウジング寸法
4.3.1 は,受渡当事者間の協定による,を追加し
た。実質的な差異はない。
4.4 ISO 17447-1 追加 JISでは,グロープラグのめっきに亜鉛Ni
5 めっきを追加した。実質的な差異はない。
5.1 ISO 17447-2 追加 ISOには提案しない。
JISでは,ねじ寸法及び公差は,受渡当事者
4.1 間の協定による,を追加した。実質的差異は
ない。
5.2.1 ISO 17447-2 追加 ISOには提案しない。
JISでは,セラミックグロープラグの外形寸
4.2.1 法は,受渡当事者間の協定による,を追加し
た。実質的差異はない。
5.2.2 ISO 17447-2 追加 ISOには提案しない。
JISでは,セラミックグロープラグのヒータ
4.2.2 素子寸法は受渡当事者間の協定による,を
追加した。実質的差異はない。
5.3.1 ISO 17447-2 追加 ISOには提案しない。
JISでは,シリンダーヘッドハウジング寸法
4.3.1 は,受渡当事者間の協定による,を追加し
た。実質的差異はない。
5.4 ISO 17447-2 追加 JISでは,グロープラグのめっきに亜鉛NiISOには提案しない。
5 めっきを追加した。実質的差異はない。
6 − 追加 ISOには提案しない。
JISでは,目視によって判定したとき,有害
なきず,さび及び腐食,並びにその他有害な
欠点が表面にあってはならないと規定し
た。実質的差異はない。
7.1 ISO 17447-3 追加 ISOには提案しない。
JISでは,JIS Z 8703試験場所の標準状態を
4.1 追加規定した。実質的差異はない。

――――― [JIS D 5103 pdf 25] ―――――

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JIS D 5103:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 17447-1:2015(MOD)
  • ISO 17447-2:2015(MOD)
  • ISO 17447-3:2015(MOD)

JIS D 5103:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 5103:2022の関連規格と引用規格一覧