JIS D 9311:1994 自転車組立作業方法 | ページ 3

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
ギヤクランク組付け (1) 右クランク及び左クランクのキャップを外す。
(2) クランク軸の左右ナットを外す。
(3) 右クランクの角穴内壁及びクランク軸の右角面部に異
物などの付着がないことを確かめて,右クランクの角
穴をクランク軸の角面に合わせてはめる。
(4) クランク軸のナットをボックスレンチで締め付ける。 クランク軸ナットの締
付トルクは,30N・m
[{300kgf・cm}] を目安と
する。
(5) キャップを取り付ける。
(6) 左クランクを右クランクと反対方向に一直線になるよ
うに,右クランクと同じ要領で組み付ける。
リヤディレーラ組付け (1) リヤディレーラのハブ軸ブラケットのセットボルトを
緩める。
(2) フレームの後つめ溝の最奥部につめ内側からセットナ
ットの凸部を沿わせてはめ込み,ブラケットの溝をつ
め溝に沿わせて外側からつめを挟んで当て,セットボ
ルトで固定する。
フロントディレーラ組付け (1) 取付バルブの締付ボルトを外す。
(2) 外ガイド板をアウタギヤ板に沿わせるようにして立パ
イプをリンクペースと取付バンドとで挟み,塗装面に
きずをつけないように注意しながら,バンド締付ボル
トで仮止めする。
(3) チェーンガイドをアウタギヤ板の位置にしたとき,チ
ェーンガイドの下縁がギヤ板に接触せず,できるだけ
ギヤ板の歯先に近づくようにフロントディレーラの位
置を調整する。
(4) 上方から見たとき,チェーンガイドとギヤ板とがほぼ
平行になるように調整し,バンド締付ボルトで固定す
る。
後車輪仮付け (1) ハブナットを後つめ及びディレーラのハブ軸ブラケッ
トが入る程度に緩め,後車輪をフリーホイールがリヤ
ディレーラ側になるように後三角の間に入れる。
(2) 右側のつめ溝とハブ軸ブラケットの溝とをそろえ,左
右のハブ座金を各々ナット側に寄せて,ハブ軸を左右
のつめ溝に挿入する。
(3) ハブ軸ブラケットの溝一杯にハブ軸を後ろに引いてハ
ブナットで仮締めする。

――――― [JIS D 9311 pdf 11] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
(1) 後車輪の左ハブナット及び座金を外し,ハブ軸にスタ
スタンド組付け,後車輪調整
固定 ンドの取付穴を通す。
(2) スタンド取付板を左側チェーンステーに沿わせ,ハブ
軸に座金及びハブナットをはめて仮止めする。
(3) チェーンステー及びバックホーク内側とリム側面との
ハブナットの締付トル
クは,30N・m [{300kgf・
それぞれの左右のすきまが等しくなるように後車輪の
cm}] を目安とする。
姿勢を調整して,左右のハブナットをハブ軸が回らな
いように交互に増締めして固定する。 車輪の回転具合は,前
車輪と同じ要領で調整
する。
チェーン掛け (1) チェーンの外プレートのピンが突き出た側を外側に向
け,他端(内プレート側)をリヤディレーラのテンシ
ョンプーリー,ガイドプーリー,フリーホイールの順
で掛け,更にフロントディレーラのチェーンガイドを
通してギヤ板に掛け,チェーンの両端をはめ合わせる。
(2) 突き出ているピンを,外プレートからのピンの出が左
右均等になるようにチェーン切りなどで圧入する。
(3) 結合部を動かして結合部が滑らかに動くことを確認す
る。
(4) インナギヤ板にチェーンを掛け,クランクを回してチ
ェーンが滑らかに作動することを確認する。
ペダル組付け (1) 右(左)ペダルを右(左)クランクに仮付けする。
左側のペダルは左ねじ
であるので注意する。
(2) ペダルスパナでペダル軸を挟み,クランクを逆回転さ
せてねじ込み,ペダルを固定する。
(3) 反対側のペダルも(1)及び(2)と同じ要領で組み付ける。

――――― [JIS D 9311 pdf 12] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
(1) 両シフトレバーを前方を一杯に倒す。
ディレーラ仮調整,ワイヤ接
続 (2) フロントディレーラのチェーンガイドを,戻り位置で
チェーンがインナギヤ板におさまり,チェーンとガイ
ドとがすれないようにロー側調整ねじで調整する。
(3) リヤディレーラのガイドプーリを,戻り位置でチェー
ンが5段フリーホイールのトップギヤにおさまるよう
にトップ側調整ねじで調整する。
(4) フロントディレーラのインナを左側レバーのワイヤ穴
に上側から通し,ワイヤニップルが受穴におさまるよ
うにインナを引っ張る。
(5) このインナを左側のワイヤガイドの下をくぐらせ,フ
ロントディレーラのアウタ及びアウタ受けを通し,ワ
イヤ止め金具のワイヤ押さえ座金の下に通す。
(6) インナに張り過ぎ,たるみなどが生じないように引っ
張りながら固定ボルトで固定する。
(7) リヤディレーラのインナを右側シフトレバーのワイヤ
穴に上側から通し,ワイヤニップルが受穴におさまる
ようにインナを引っ張る。
(8) このワイヤを右側のワイヤガイドの下をくぐらせ,チ
ェーンステーのアウタ受けの穴,リヤディレーラのア
ウタ及びアウタ受けの順に通し,ワイヤ止め金具のワ
イヤ押さえ座金で押さえて仮止めする。
(9) チェーンをアウタギヤ板と5段フリーホイールのトッ
プのスプロケットとに掛け,ワイヤに張り過ぎやたる
みがないように引っ張りながら固定ボルトで固定す
る。
(1) フロントディレーラ
ディレーラ調整,ワイヤキャ
ップ組付け クランクを回しながらシフトレバーを操作し,チェ
ーンの掛替りの状態をみて,不具合のときはトップ側
及びロー側の調整ねじで調整する。
調整ねじで調整しきれないときは,立パイプへの取
付位置をわずかずつ上下させ,チェーンガイドの下縁
とギヤ歯先とのすきま,及びチェーンガイドとギヤ板
との平行度を調整する。
(2) リヤディレーラ
クランクを回しながらシフトレバーを操作し,チェ
ーンり掛替りの状態をみて,不具合のときはトップ側
及びロー側の調整ねじで調整する。
ワイヤキャップは,20N
(3) ワイヤキャップをはめ,プライヤなどで圧着する。
[{2kgf}] の離脱力に耐
えること。
組立台から下ろす (1) スタンドを停立状態にする。
(2) 自転車を組立台から下ろす。

――――― [JIS D 9311 pdf 13] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
ハンドル組立 (1) ハンドルステムのクランプボルトを緩め,ハンドルバ
ーを通す。
(2) ハンドルバーの中央部をステムのクランプ部に合わ
クランプボルトの締付
トルクは,18N・m
せ,ハンドルバーのにぎり部がステムとほほ直角にな
るようにクランプボルトで固定する。 [{180kgf・cm}] を目安と
する。
ハンドル組付け (1) 組み立てたハンドルの引上げ棒を緩め,引上げうすを
遊び状態にしておく。
(2) 前車輪をまたいで支え,ホークステムにハンドルステ
ムを挿入する。
(3) ハンドルステムを,はめ合せ限界標識が見えなくなる
引上げ棒の締付トルク
は,18N・m [{180kgf・cm}]
位置まで挿入し,前車輪に対してハンドルバーが直角
を目安とする。
になるように,ハンドルの向きを調整し,引上げ棒を
締めてハンドルを固定する。
ブレーキレバー組付け (1) ブレーキレバーの取付バンドのねじを緩め,ハンドル
バーに通す。
(2) ハンドルバーの上部直線部から曲線部に移行する付近
ブレーキレバーの先端
とハンドルバーとの面
に左右のブレーキレバーを組み付け,取付バンドのね
じを仮締めする。 を合わせる。
(3) ブレーキレバーは,組付けの姿勢が対称になるように
調整して固定する。

――――― [JIS D 9311 pdf 14] ―――――

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D 9311-1994
工程名 組立作業方法 備考
前・後ブレーキワイヤ組付 (1) 前ブレーキの左右のブレーキブロックの位置及び向き
け,調整,ワイヤキャップ組 を調整してリムへの当たりを正し,ブレーキ舟の取付
付け ナットを仮締めする。
(2) ブレーキ挟みを左右のブレーキ舟にかけ,ブレーキブ
ロックを制動状態にする。
(3) 前ブレーキワイヤのインナを抜き出し,ニップルを右
ブレーキレバーのニップル受け金具にはめ,ワイヤを
強く引く。
(4) ブレーキワイヤのニップルが外れないよう注意しなが
ブレーキワイヤ調節ね
じは,軽く一杯にねじ
らインナの先端をレバー取付穴,前アウタ,ブレーキ
込んだ状態にしてお
ワイヤ調節ねじ,ブレーキワイヤ止めねじの順で通し,
前アウタの両端をそれぞれのアウタ受けにはめる。く。
(5) ブレーキワイヤのインナにたるみが生じないように引
っ張って,ブレーキワイヤ止めねじのナットを締めて
ワイヤを固定する。
(6) ブレーキ挟みを外し,ブレーキレバーを数回操作して
左右のブレーキブロックとリムとのすきまが均等にな
るようにブレーキアームの姿勢を調整してから貫通ボ
ルトのナットを増締めして,前ブレーキ本体を固定す
る。
(7) ブレーキレバーを操作してブレーキを締め,ブレーキ
ブレーキブロックとリ
ムとのすきまは2mm
ブロックとリムとのすきま及び当たりを調整し,ブレ
を目安とするが,ブレ
ーキ舟の取付ねじを締め,ブレーキブロックを固定す
る。 ーキレバーを握ったと
きの締り具合,及びブ
レーキレバーとハンド
ルレバーとのすきまの
状態で調整する。
(8) 後ブレーキワイヤの組付け及び調整は,前ブレーキに
準じて,左ブレーキレバーに(1)(7)の要領で行う。
ワイヤキャップは20N
(9) ワイヤキャップをはめ,プライヤなどで圧着する。
[{2kgf}] の離脱力に耐
えること。
リヤキャリヤ仮組立 リヤキャリヤ枠及びキャリヤ足の取付穴を合わせ,小ねじ
で組み立てて仮締めする。
リヤキャリヤ組付け (1) シートピンのナットを外し,シートピンを抜く。
(2) キャリヤの首部の取付穴をシートピン穴に合わせ,シ
ートピンでフレームに仮付けする。
(3) キャリヤの足を後つめの取付穴に小ねじで固定する。
(4) キャリヤ枠と足との取付ねじを増締めする。

――――― [JIS D 9311 pdf 15] ―――――

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JIS D 9311:1994の国際規格 ICS 分類一覧

JIS D 9311:1994の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISD9111:2016
自転車―分類,用語及び諸元