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JIS E 4118:2015 規格概要
この規格 E4118は、鉄道車両用のものであってゲージ圧力を測定するブルドン管圧力計について規定。
JISE4118 規格全文情報
- 規格番号
- JIS E4118
- 規格名称
- 鉄道車両―ブルドン管圧力計
- 規格名称英語訳
- Rolling stock -- Bourdon tube pressure gauges
- 制定年月日
- 1978年3月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 17.100, 45.040
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- 鉄道 2019
- 改訂:履歴
- 1978-03-01 制定日, 1983-04-01 確認日, 1988-02-01 確認日, 1993-03-01 改正日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2010-04-20 改正日, 2015-10-20 改正
- ページ
- JIS E 4118:2015 PDF [11]
E 4118 : 2015
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 主要部の名称・・・・[2]
- 5 圧力の単位名称及び単位記号・・・・[2]
- 6 検定公差・・・・[2]
- 7 種類及び記号・・・・[2]
- 8 形状及び寸法・・・・[3]
- 9 目盛・・・・[3]
- 10 外観及び構造・・・・[4]
- 11 性能・・・・[4]
- 12 性能試験・・・・[4]
- 13 検査の種類及び項目・・・・[5]
- 14 製品の呼び方・・・・[5]
- 15 表示・・・・[5]
- 16 器差検定・・・・[5]
- 17 使用中検査・・・・[5]
- 18 対応関係・・・・[5]
- 附属書A(規定)圧力計の取付関係寸法・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS E 4118 pdf 1] ―――――
E 4118 : 2015
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
鉄道車輌工業会(JARI)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規
格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規
格である。これによって,JIS E 4118:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。国土交通大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS E 4118 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
E 4118 : 2015
鉄道車両−ブルドン管圧力計
Rolling stock-Bourdon tube pressure gauges
序文
この規格は,1978年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。計量法の特定計量器の技
術基準を規定し,追加的要求事項を規定することを目的として,前回改正以降の技術的実態及び使用実態
も踏まえ改正した。
なお,この規格への適合だけをもって計量法で定める検定に合格したということにはならない。また,
対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,鉄道車両用のものであってゲージ圧力(以下,圧力という。)を測定するブルドン管圧力計
(以下,圧力計という。)について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 0202 管用平行ねじ
JIS B 0203 管用テーパねじ
JIS B 7505-1 アネロイド型圧力計−第1部 : ブルドン管圧力計
JIS B 7505-2 アネロイド型圧力計−第2部 : 取引又は証明用
JIS E 4001 鉄道車両−用語
JIS E 4031 鉄道車両用品−振動及び衝撃試験方法
JIS Z 3282 はんだ−化学成分及び形状
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS E 4001及びJIS B 7505-2の箇条3(用語及び定義)による
ほか,次による。
3.1
ゲージ圧力
大気の圧力を基準として表した圧力。
3.2
単針圧力計
目盛板と同心で指針が1本の圧力計。
――――― [JIS E 4118 pdf 3] ―――――
2
E 4118 : 2015
3.3
双針圧力計
目盛板と同心で指針が2本の圧力計。複合アネロイド型圧力計ともいう[JIS B 7505-2の3.21(複合ア
ネロイド型圧力計)参照]。
4 主要部の名称
圧力計の主要部の名称は,図1による。
図1−圧力計の主要部の名称
5 圧力の単位名称及び単位記号
圧力計に表示する圧力の単位の名称は“キロパスカル”,単位の記号は“kPa”を標準とする。
6 検定公差
圧力計の検定公差は,JIS B 7505-2の7.2(検定公差)による。
7 種類及び記号
圧力計は,耐振用[JIS B 7505-1の8.2(特殊な用途条件)c) 参照]とし,種類及び記号は,指針の本数
による区分,形状による区分及び接続部の形状による区分の各項目によって表1による。形状及び指針の
本数に対応する接続部の位置との組合せを図2に示す。
――――― [JIS E 4118 pdf 4] ―――――
3
E 4118 : 2015
表1−種類及び記号
図2の 大きさ(目盛板の直径)mm
区分の項目 種類 記号
細分図番号 75 100
指針の本数 単針圧力計 SPG − ○ ○
による区分 双針圧力計 DPG − ○ ○
縁なし形 A a) ○ ○
丸縁形 B b) ○ ○
切り縁形 C c) ○ ○
形状による区分
埋込丸縁形 D d) ○ ○
埋込角縁形 E e) ○ ○ a)
埋込切り縁形 F f) ○ −
接続部の形状による 四角 T − ○ ○
区分 二面取り U − ○ ○
注記 表中の○印は,該当する種類と大きさとの組合せを示す。
注a) L照明板付きを指定することができる。
a) 縁なし形 b) 丸縁形 c) 切り縁形
d) 埋込丸縁形 e) 埋込角縁形 f) 埋込切り縁形
注記 各細分図の番号a) f) は,それぞれ表1の形状による区分に対応している。
図2−圧力計の形状及び接続部の位置
8 形状及び寸法
圧力計の詳細な形状及び寸法は,受渡当事者間の協定によって図面で指示する。ただし,表1に示す形
状による区分ごとの取付関係寸法及び接続部のスパナかけ部分の二面幅の寸法は,附属書Aによる。
9 目盛
圧力計の目盛は,JIS B 7505-2の箇条5(指示機構)によるほか,最大目盛及び目盛分割数は,大きさの
区分によって表2による。ただし,これによれない場合は,受渡当事者間の協定によってもよい。
――――― [JIS E 4118 pdf 5] ―――――
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JIS E 4118:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 17 : 度量衡及び測定.物理的現象 > 17.100 : 力,重さ及び圧力の測定
JIS E 4118:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISB0203:1999
- 管用テーパねじ
- JISB7505-1:2017
- アネロイド型圧力計―第1部:ブルドン管圧力計
- JISB7505-2:2015
- アネロイド型圧力計―第2部:取引又は証明用
- JISE4001:2011
- 鉄道車両―用語
- JISE4031:2013
- 鉄道車両用品―振動及び衝撃試験方法
- JISZ3282:2017
- はんだ―化学成分及び形状