JIS B 7505-2:2015 アネロイド型圧力計―第2部:取引又は証明用

JIS B 7505-2:2015 規格概要

この規格 B7505-2は、計ることのできる圧力が絶対圧力で0.1MPa以上200.2MPa以下,かつ,最小の目量が,計ることのできる最大の圧力と最小の圧力との差の150分の1以上のアネロイド型圧力計について規定。蓄圧式消火器用の圧力計及びアネロイド型血圧計には適用しない。

JISB7505-2 規格全文情報

規格番号
JIS B7505-2 
規格名称
アネロイド型圧力計―第2部 : 取引又は証明用
規格名称英語訳
Aneroid pressure gauges -- Part 2:Measuring instruments used in transaction or certification
制定年月日
2008年12月20日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

OIML R 101:1991(MOD)
国際規格分類

ICS

17.100
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
圧力容器・ボイラ 2021, 土木 I 2020, 土木 II 2020
改訂:履歴
2008-12-20 制定日, 2013-02-20 改正日, 2015-10-20 改正
ページ
JIS B 7505-2:2015 PDF [24]
                                                                                 B 7505-2 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 圧力の単位・・・・[4]
  •  5 指示機構・・・・[4]
  •  5.1 アナログ指示機構・・・・[4]
  •  5.2 デジタル表示機構・・・・[5]
  •  6 外観及び構造・・・・[5]
  •  6.1 一般・・・・[5]
  •  6.2 アナログ指示機構をもつアネロイド型圧力計・・・・[5]
  •  6.3 デジタル表示機構をもつアネロイド型圧力計・・・・[5]
  •  7 性能・・・・[5]
  •  7.1 一般・・・・[5]
  •  7.2 検定公差・・・・[5]
  •  7.3 漏えい・・・・[6]
  •  7.4 静圧特性・・・・[6]
  •  7.5 ヒステリシス・・・・[6]
  •  7.6 耐久性・・・・[6]
  •  7.7 温度の変化・・・・[6]
  •  7.8 電源電圧の変化・・・・[6]
  •  7.9 電池電圧の低下・・・・[6]
  •  7.10 静電気・・・・[6]
  •  7.11 衝撃性雑音・・・・[7]
  •  7.12 瞬間的な電源電圧低下・・・・[7]
  •  7.13 放射電磁界イミュニティ・・・・[7]
  •  7.14 有意な誤りへの対処・・・・[7]
  •  8 性能試験・・・・[7]
  •  8.1 一般の条件・・・・[7]
  •  8.2 特殊な条件・・・・[7]
  •  8.3 器差試験・・・・[8]
  •  8.4 漏えい試験・・・・[8]
  •  8.5 静圧試験・・・・[8]
  •  8.6 ヒステリシス試験・・・・[8]
  •  8.7 耐久試験・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS B 7505-2 pdf 1] ―――――

B 7505-2 : 2015

pdf 目次

ページ

  •  8.8 温度試験・・・・[9]
  •  8.9 電源電圧変動試験・・・・[9]
  •  8.10 電池電圧低下試験・・・・[9]
  •  8.11 静電気放電試験・・・・[9]
  •  8.12 衝撃性雑音試験(バーストノイズ試験)・・・・[9]
  •  8.13 瞬間的な電源電圧低下試験・・・・[10]
  •  8.14 放射電磁界イミュニティ試験・・・・[10]
  •  9 表記・・・・[10]
  •  10 器差検定・・・・[11]
  •  11 使用中検査・・・・[11]
  •  12 対応関係・・・・[11]
  •  附属書JA(規定)器差検定の方法・・・・[12]
  •  附属書JB(規定)使用中検査・・・・[13]
  •  附属書JC(参考)ブルドン管圧力計の主要部の名称,一般的な目盛分割数,特殊なケース構造(内枠)及び特殊な圧力媒体・・・・[14]
  •  附属書JD(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS B 7505-2 pdf 2] ―――――

                                                                                 B 7505-2 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
計量機器工業連合会(JMIF)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工
業規格を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工
業規格である。
これによって,JIS B 7505-2:2013は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS B 7505の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS B 7505-1 第1部 : ブルドン管圧力計
JIS B 7505-2 第2部 : 取引又は証明用

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS B 7505-2 pdf 3] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
B 7505-2 : 2015

アネロイド型圧力計−第2部 : 取引又は証明用

Aneroid pressure gauges- Part 2: Measuring instruments used in transaction or certification

序文

  この規格は,1991年に発行されたOIML R 101を基に,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)で
あるが,計量法の特定計量器として要求される要件のうち,構造及び性能に係る技術上の基準及び試験の
方法を規定するために作成した日本工業規格(日本産業規格)である。ただし,この規格の適合だけをもって計量法で定め
る検定に合格したということにはならない。また,この規格に適合するものであることを示す工業標準化
法第19条の表示を付すことはできない。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JDに示す。

1 適用範囲

  この規格は,計ることのできる圧力が絶対圧力で0.1 MPa以上200.2 MPa以下,かつ,最小の目量が,
計ることのできる最大の圧力と最小の圧力との差の150分の1以上のアネロイド型圧力計について規定す
る。
この規格は,日本国内で取引又は証明に使用するものについて適用できる。ただし,蓄圧式消火器用の
圧力計及びアネロイド型血圧計には適用しない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
OIML R 101:1991,Indicating and recording pressure gauges,vacuum gauges and pressure-vacuum
gauges with elastic sensing elements (ordinary instruments)(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8103 計測用語
JIS Z 8703 試験場所の標準状態

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS Z 8103によるほか,次による。

――――― [JIS B 7505-2 pdf 4] ―――――

2
B 7505-2 : 2015
3.1
差圧計
差圧圧力の測定を行うアネロイド型圧力計。
3.2
基準圧
差圧計において,基準となる圧力。
3.3
最大圧力
アネロイド型圧力計が計ることのできる最大の圧力。
3.4
最小圧力
アネロイド型圧力計が計ることのできる最小の圧力。
3.5
圧力スパン
最大圧力と最小圧力との差。
3.6
定圧力(steady pressure)
変化しない圧力又は1秒当たり圧力スパンの1 %を超えない圧力で連続的に変化し,かつ,1分当たり
の変化量が圧力スパンの5 %を超えない圧力。
3.7
ヒステリシス差(hysteresis error)
同じ圧力(測定範囲の最小圧力及び最大圧力は除く。)における,加圧1)のときと減圧のときとの読みの
差。
注1) ここでの加圧とは,指示又は表示がゼロ点から離れる方向に圧力を変化させることをいう。
3.8
計量値
計量器の指示又は表示する物象の状態の量(圧力)の値。
3.9
目盛標識
計量値又はそれに関連する値を表示するための数字又は点,線その他の記号。
3.10
アナログ指示機構
計量値を連続的に示す目盛標識の集合。
3.11
デジタル表示機構
計量値を一定間隔で断続的に表示する目盛標識の集合(最下位の桁の値を連続的に表示する場合も含
む。)。
3.12
目幅(scale spacing)
アナログ指示機構の二つの隣接する目盛標識の中心間の長さ。

――――― [JIS B 7505-2 pdf 5] ―――――

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JIS B 7505-2:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • OIML R 101:1991(MOD)

JIS B 7505-2:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS B 7505-2:2015の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8103:2019
計測用語
JISZ8703:1983
試験場所の標準状態