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F 0201 : 2005
5. 線の太さ及び線のグループ
造船製図では,通常2種類の線の太さを使用する。線の太さの比は1 : 2
以上とするのが望ましく,1 : 3の比でも差し支えない。
線のグループは,表2に規定する。
表 2 線のグループ
単位 mm
線のグループ 線番号に対する線の太さ
01.2−02.2−04.2 01+03
01.1−02.1−04.1−05.1
0.5 0.5 0.25
0.7 0.7 0.35 1.0
1.0 1.0 0.5
線の太さ及びグループは,図面形式,サイズ,縮尺比に従って,かつ,マイクロコピー及び/又はその
他の複写方法に従って選択するのが望ましい。
6. 投影方向及び船の向き
6.1 投影方向 投影方向は,次による。
a) 平面図は,下向きに投影する。
b) 側面図は,左げん(舷)向きに投影する。
c) 横断面図は,前向きに投影する。
備考 代表的図示例を,参考図に示す。
6.2 船首方向及び図示げん(舷)
a) 図面における船首の方向は,向かって右側とする(平面図,側面図,外板展開図など)。
b) 図示するげん(舷)は,左げん(舷)とするのがよい。
なお,右げん(舷)だけにある部分は,必要な場合その部分を右げん(舷)に示してもよい(平面
図,側面図,横断面図,外板展開図など)。
備考 代表的な図示例を,参考図1に示す。
7. 表示方法
7.1 部材寸法 形鋼(組立材も含む。),ブラケットなどの寸法表示法は,表3による。
――――― [JIS F 0201 pdf 6] ―――――
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F 0201 : 2005
表 3 部材寸法の表示方法
種類 表示方法
組立材方式 形鋼方式
組立材(3)
A2×t1+B×t2 (T) A1×B×t1/t2 (T)
(T)
組立材(3)
A2×t1+B×t2 (L1) A1×B×t1/t2 (L1)
(L1)
組立材(3)
A2×t1+B×t2 (L2) A1×B×t1/t2 (L2)
(L2)
組立材(3)
A×t1+B×t2 (L3) −
(L3)
組立材(3)
A2×t1+B2×t2 (L4) A1×B2×t1/t2 (L4)
(L4)
A×B×t1/t2 IA
形鋼 − 又は
A×B×t1/t2
A×t BP
球平形鋼 − 又は
A×t
――――― [JIS F 0201 pdf 7] ―――――
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F 0201 : 2005
表 3 部材寸法の表示方法(続き)
種類 表示方法
組立材方式 形鋼方式
平鋼
− A×t FB
(スラブバー)
A×t FB (T) −
面材
A×t FB (L2) −
A×B×t1/t2 CH
溝形鋼 − 又は
B×t1/t2
丸鋼
管 − PILL ×t
組
立
A2×t1+B×t2 (H) A1×B×t1/t2 (H)
ピラー 材
(H)
A1×B×t1/t2 (H) ,
形 A1×B×t1/t2 (I) ,
−
鋼 A1×B×t1/t2 (H) 又は
A1×B×t1/t2 (I)
――――― [JIS F 0201 pdf 8] ―――――
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F 0201 : 2005
表 3 部材寸法の表示方法(続き)
種類 表示方法
組立材方式 形鋼方式
ちゅう(肘)板
半丸鋼
注(3) , L1, L2, L3及びL4の意味については,表3を参照。
(4) ( FL) の表示は,フランジ付きの場合に適用する。
7.2 部材寸法及び部材位置の表示方法
7.2.1 寸法線の表示 寸法線の表示は,JIS Z 8317による(図1)。寸法線はすべてモールドラインを示
す。ただし,特に注記をすれば,板逃げの表示として使用してもよい。
単位 mm
図 1 寸法線の表示例
7.2.2 寸法数字の記入法 寸法数字を記入するには,水平方向の寸法線に対しては上向きに,垂直方向の
寸法線に対しては左向きに,寸法線の上側にこれに沿って寸法数字を寸法線からわずかに離して書く。斜
め方向の寸法線に対してもこれに準じて書く(図2)。ただし,ハッチング部は,できるだけ表示を避ける。
――――― [JIS F 0201 pdf 9] ―――――
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F 0201 : 2005
単位 mm
図 2 寸法表示の記入例
7.2.3 間隔が狭い寸法数字の記入法 寸法補助線の間隔が狭くて寸法数字を記入する余地がないときは,
引出し線を用いるか[図3a)]又は,寸法線の延長線上に記入する[図3b)]。
単位 mm
図 3 間隔が狭い寸法数字の記入例
7.2.4 等間隔の寸法数字の記入法 等間隔の寸法が並ぶ場合は,両端だけに寸法数字を記入し,中間の寸
法は記号 "〃" で表す(図4)。
単位 mm
図 4 等間隔の寸法数字の記入例
7.2.5 ガース沿いの寸法の記入法 曲がった部材の寸法は,その曲線に平行な寸法線を描き,その上部に
数字を記入する(図5)。
単位 mm
図 5 ガース沿いの寸法の記入例
7.2.6 円弧の寸法記入法 円弧の寸法記入法は,次による。
a) 寸法線を描く場合は,弧の側にだけ矢印を付ける[図6a)]。
b) 円弧の中心が弧から遠い場合は,寸法線の中心側を省略してもよい[図6b)]。
c) 縮尺度が大きくて矢印を描く余裕がない場合には,弧の内側に,例えばR150のように記入する[図
――――― [JIS F 0201 pdf 10] ―――――
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JIS F 0201:2005の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 128-25:1999(MOD)
JIS F 0201:2005の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.10 : 船こく及び構造部品
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.100 : 工業製図 > 01.100.20 : 機械工学製図
JIS F 0201:2005の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISZ3021:2016
- 溶接記号
- JISZ8312:1999
- 製図―表示の一般原則―線の基本原則
- JISZ8313-0:1998
- 製図―文字―第0部:通則
- JISZ8313-10:1998
- 製図―文字―第10部:平仮名,片仮名及び漢字
- JISZ8314:1998
- 製図―尺度
- JISZ8317:1999
- 製図 ― 寸法記入方法 ― 一般原則,定義,記入方法及び特殊な指示方法