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F 0811 : 2002
附属書A(参考) 参考文献
a) EC 60079-0 : 1983 Electrical apparatus for explosive gas atmospheres.
Part 0 : General requirements. Amendment No.1(1987), Amendment No.2(1991)
b) EC 60079-11 : 1984 Electrical apparatus for explosive gas atmospheres.
Part 11 : Intrinsic safety "i" .
――――― [JIS F 0811 pdf 11] ―――――
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F 0811 : 2002
附属書1(規定) 非密封機器に対する爆発引火試験の改善方式
(試験装置及び試験方法の概要)
B.1 要旨 JIS F 0811作成に当たり,ISO 8846の規定による非密封電気機器に対する爆発引火試験の実施
の可否を評価するために国内において性能確認試験を実施した。附属書1では,性能確認試験を実施した
際,ISO 8846の規定による非密封電気機器に対する試験について,改善方式による試験を実施したので,
今後試験を検討,実施する場合の一方法として採用するのがよい。
B.2 爆発引火試験
B.2.1 試験方法 試験は,IEC 60079-1対応の耐圧防爆試験装置のガス混合装置を使用し,この規格性能確
認試験(評価)用として製作した試験チャンバに爆発性試験ガス (LPG) を導入し,試験チャンバ内に置
かれた供試電気機器の内部爆発を発生させることによって,試験チャンバ内のガスに点火,爆発を誘発し
ないか否かを試験によって確認する。
B.2.2 試験装置及び使用機器 試験装置及び使用機器は,次による。
a) 試験装置
試験ガス混合装置 耐圧防爆試験装置 JIS C 0931対応
試験チャンバ 約1m四方の試験チャンバと,その内部にプラスチックバックを使用したインナー試
験チャンバをもつ二重構造とした(以下,試験チャンバとする。附属書1図1参照)。
点火装置 単発火花点火装置(単発火花発生装置及び点火プラグを使用)
b) 試験ガス
プロパンガス 4.50±0.25vol%(LPG使用)常温
c) 計測機器
ガス濃度分析 赤外線ガス分析計及びガス検定器
標準プロパンガス (5.05%) ガス濃度分析計校正用
圧力測定 圧力変換器,動ひずみ測定器及び記録計
B.2.3 試験手順 試験手順は,次による。
a) 供試電気機器を試験チャンバの中に置き,試験チャンバ及び供試電気機器内に試験ガスを導入する。
b) 試験ガスを満たした状態で,供試電気機器内部のガスに着火する。
供試電気機器内部からの爆発によって,試験チャンバ内の試験ガスの引火の有無を確認する。
試験は連続して10回繰り返す。
c) 連続する10回の試験において,試験チャンバ内の試験ガスへの引火がないことを確認した後,供試電
気機器の入った試験チャンバの試験ガスに,外部点火源によって着火し,試験に使用された試験ガス
が爆発性であり,試験が有効であったことを確認する。
d) 上記の爆発引火試験(10回1セット)を5回繰り返し実施する(合計50回の爆発引火試験を実施す
る。)。
試験チャンバ内の可燃性ガスへの引火が確認されなかった場合,引火防止構造の電気機器とみなされ
る。
――――― [JIS F 0811 pdf 12] ―――――
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B.2.4 附属書B(規定)の取扱い この試験方法は,試験チャンバ内部にプラスチックバックを使用した
インナーチャンバを設けることによって,試験の安全性に配慮した方法である。本体7.と同様に扱うこと
とする。
――――― [JIS F 0811 pdf 13] ―――――
F0
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811:2002
附属書1図1 試験装置の概略
――――― [JIS F 0811 pdf 14] ―――――
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F 0811 : 2002
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS F 0811 : 2002 舟艇−電気機器−周囲の可燃性ガスへの引火防止ISO 8846 : 1990 舟艇−電気機器−周囲の
可燃性ガスへの引火防止
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技 (V) JISと国際規
国際規格 術的差異の項目ごとの評 格との技術的差
番号 価及びその内容 異の理由及び今
表示箇所 : 後の対策
表示方法 :
項目番号 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内
番号 の評価 容
1.適用範囲 ・舟艇に使用する電気 ISO 88461. ・JISに同じ MOD/変更 − ・防爆に関する
機器が周囲の可燃性 規格は,JISが
ガスに引火させずに 制定されてい
爆発環境下で作動で るので,採用
きるようにするため した。
の試験方法及び設計
要件について規定
・JIS C 0930で扱う防 ・IEC 60079-0に
爆ではない。 よる防爆では
ない。
2.引用規格 ・JIS C 0930 ISO 8846 − − MOD/追加 − ・JIS化されてい
・IEC 60079-0 るので,引用
・JIS C 0935 規格として追
・IEC 60079-11 加した。
・ISOには引用規
格の記載がな
いが,規格票の
様式に基づき
追加した。
3.定義 ・3.1可燃性炭化水素混 ISO 8846 2. ・JISに同じ IDT − −
合物
・3.2引火防止構造電気
機器
・3.3点火源
・3.4正常の作動状態
4.試験プログ ・4.1外表面温度試験 ISO 8846 3. ・3.1外表面試験 IDT ・編集上規定順 ・JISとして容易
ラム 周囲温度より100℃ は,4.によって 序を変更 に解釈できる
以上高くなる電気機 行う。 よう変更し
器は5.によって外表 ・3.2火花又はア た。
面温度試験を行う。 ークを発生す
・4.2気密性試験及び る可能性があ
爆発引火試験 る機器は5.によ
火花又はアークを発 って密閉され
生する可能性がある ていない場合6.
機器は6.によって密 の爆発引火試
閉されていない場合 験を行う。
7.の爆発引火試験を ・3.3周囲温度よ
行う。 って100℃以上
高くなる電気
機器は5.によっ
て外表面温度
試験を行う。
――――― [JIS F 0811 pdf 15] ―――――
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JIS F 0811:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8846:1990(MOD)
JIS F 0811:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.60 : 船及び海洋構造物の電気設備
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.220 : 火災に対する防御 > 13.220.20 : 防火
JIS F 0811:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC0930:1993
- 電気機器の防爆構造総則
- JISC0931:1993
- 電気機器の耐圧防爆構造
- JISC0935:1993
- 電気機器の本質安全防爆構造