JIS F 1032-2:2006 舟艇―海水コック及び船体貫通金物―第2部:非金属製 | ページ 2

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F 1032-2 : 2006

10.1 一般

10.1.1 船体の補強 海水コック,船体貫通金物又はドレンプラグの取付けが船体の強度を損なう場合に
は,局部的な補強をして強度低下を防がなければならない。
10.1.2 設置要件 船体貫通金物,海水コック及びドレンプラグの船体への取付けは,水密であり,通常の
作動状態で緩むことなく確実に装着しなければならない。
装置又は部品を装着するときは,その結合している部品及び装置の作動で生じる外力によって,外れな
いように着実に,かつ,耐久力があり,水密としなければならない。
10.1.3 腐食予防 金属部品及びねじのような固着材は,耐食性としなければならず,かつ,ボートや接触
している他の部品との間で電食を起こしてはならない。
10.1.4 装着用材料 部品の装着に使われる装着用材料は,部品の機械的性質を低下してはならない。

10.2 海水コック,船体貫通金物,ホース結合部品

10.2.1 海水コックは,次を満足しなければならない。
− 通常,直接船体又は船体貫通金物に装着する。
− 容易に近づける。
10.2.2 海水コックアッセンブリは,いかなる作動状態においてもすべての部品が緩むことのないようにし
なければならない。
10.2.3 海水コック及び船体貫通金物は,損傷の可能性を最小限にし,誤作動しない場所に装着しなければ
ならない。
10.2.4 傾斜水線下にある海水コック,船体貫通金物とホース結合部品は,強度試験の要件(附属書A)を
満足しなければならない。

10.3 ホース結合

 ホースのサイズは,ホース結合部品と適合したものであり,適切に結合できなければ
ならない。

10.4 ホースの締付け

 金属製のホースクランプは,ステンレス鋼,タイプCr18Ni8又はこれと同等以上
の材料で強度及び耐食性のある材料だけで製造しなければならず,再利用が可能でなければならない。ク
ランプは,ばねの張力によるものは使用してはならない。

11. 製造業者の装着に対する指示

 部品の製造業者は,すべての部品に対して書面で次の情報を明記しな
ければならない。
− 部品の材料。
− ねじの種類及び関連の国際規格又は他の規格(5.2参照)。
− ねじの呼び径又はねじサイズ。
− 装着に使用できる又は使用できない装着用材料の化学上のタイプ。
− 装着要件。
− 装着時の最大締付トルク。
− 装着制限(ある場合)。

12. オーナ用マニュアル

 ボートのオーナ用マニュアルには,少なくとも次の事項を記載しなければなら
ない。
− 海水コックの位置。
− 作動要領(ある場合)。

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− 浸水のリスクを最小限にする操作が必要でないとき,海水コックが閉まった状態であることについて
の警告(例えば,トイレ洗浄水の取入れ)。

13. サービスマニュアル

 ボートのサービスマニュアルには,次の事項を記載しなければならない。
− ねじの呼び又はねじサイズ。
− 点検・整備の要件。
− 取替え要件。

――――― [JIS F 1032-2 pdf 7] ―――――

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附属書A(規定)強度試験
試験は,室温で実施しなければならない。
船体貫通金物は,試験装置の基盤にしっかり設置し,試験実施中に装置が曲がらないように適切に固着
する。少なくとも1 500 Nの力をアッセンブリの最も弱そうな部分の端末より20 mmの箇所又は最も内側
の部品に10回加える。
例 a) 船体貫通金物
b) 海水コック
c) ホース結合部品
この強度試験後,内水圧0.1 MPa(1 bar)のもとで,アッセンブリとして外部に水漏れがなく,当初の
意図どおりに作動しなければならない。
アッセンブリを分解し,どの部品,組合せも機能を損なうことがなく作動可能な状態でなければならな
い。

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参考文献
[1]ISO 75-1:1993 Plastics−Determination of temperature of deflection under load−Part 1: General test
method
[2]ISO 75-2: 1993 Plastics−Determination of temperature of deflection under load−Part 2: Plastics and
ebonite
[3]ISO 75-3:1993 Plastics−Determination of temperature of deflection under load−Part 3: High-strength
thermosetting laminates and long-fibre-reinforced plastics
[4]ASME B1.9:1992 Butterss inch Screw Threads 7°/45° Form with 0.6 Pitch Basic Height of Thread
Engagement

――――― [JIS F 1032-2 pdf 9] ―――――

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附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
JIS F 1032-2:2006舟艇−海水コック及び船体貫通金物−第2部 : 非金 ISO 9093-2:2002,舟艇−海水コック及び船体
属製 貫通金物−第2部 : 非金属製
(I) ISの規定 (II)国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国
(IV) ISと国際規格との技術的
規格番号 差異の項目ごとの評価及びそ際規格との
の内容 技術的差異
表示箇所 : − の理由及び
表示方法 : − 今後の対策
項目番号 内容 項目番 内容 項目ごとの評価 技術的差異の内
号 容
1.適用範 船体の長さ24 m以 ISO 1 船体の長さ24 m以 IDT − −
囲 下の舟艇に使用す 9093-2 下の舟艇に使用す
る樹脂製の船体貫 る樹脂製の船体貫
通金物及びその構 通金物及びその構
成品,海水コック, 成品,海水コック,
ホース結合部品及 ホース結合部品及
びドレンプラグ。 びドレンプラグ。
エンジン排気,帆走 エンジン排気,帆
の船体貫通金物に 走の船体貫通金物
は適用しない。 には,適用しない。
2.引用規 JIS B 0202 ISO 2 ISO 7-1 : 1994 IDT − −
格 JIS B 0203 9093-2 ISO 178 : 2001
JIS F 0081 ISO 180 : 2000
ISO 228-1 : 2000
ISO 527(all parts)
ISO 8666 : 2002
3.定義 ISO
船体貫通金物,海水 3 船体貫通金物,海 IDT − −
9093-2
コック,ホース結合 水コック,ホース
部品,ドレンプラグ 結合部品,ドレン
など。 プラグなど。
4.材料に 水密性,強度又は機
ISO 4 水密性,強度又は MOD/削除 4.5の材料に関 材料自身に
対する要 能を損なうような 9093-2 機能を損なうよう する強度規定を強度があっ
件 目に見える欠陥が な目に見える欠陥 削除した。 ても,設計的
あってはならない。 があってはならな に強度のな
材料の強度規定 い。 いものであ
はない。 材料の強度規定 れば,目的を
引張強度 60 MPa 達成するこ
(ISO 527) とができな
曲げ弾性係数 い。強度は,
2 700 MPa 附属書Aで
(ISO 178) 規定される
衝撃強度 9 kJ/m2 ものとした。
(ISO 180-A)

――――― [JIS F 1032-2 pdf 10] ―――――

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JIS F 1032-2:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9093-2:2002(MOD)

JIS F 1032-2:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 1032-2:2006の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB0202:1999
管用平行ねじ
JISB0203:1999
管用テーパねじ
JISF0081:2005
舟艇―主要データ