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JIS F 1033:2002 規格概要
この規格 F1033は、推進,発電又は機械動力のためのガソリン機関をもち,船体の長さが24m以下の舟艇のガソリン機関区画及びガソリンタンク区画におけ爆発性ガスの蓄積を防止するため,これらの区画の換気についての要求事項について規定。
JISF1033 規格全文情報
- 規格番号
- JIS F1033
- 規格名称
- 舟艇―ガソリン機関区画及びガソリンタンク区画の換気
- 規格名称英語訳
- Small craft -- Ventilation of petrol engine and/or petrol tank compartments
- 制定年月日
- 2002年5月7日
- 最新改正日
- 2017年11月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11105:1994(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 47.020.90, 47.080
- 主務大臣
- 国土交通
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2002-05-07 制定日, 2007-09-18 確認日, 2012-10-31 確認日, 2017-11-20 確認
- ページ
- JIS F 1033:2002 PDF [11]
F01033 : 2002
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶標準協会 (JMSA) から,
工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,国
土交通大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
ISO 11105 : 1997 (Small craft−Ventilation of petrol engine and/ or petrol tank compartments) を基礎として用
いた。
JIS F 1033には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) 参考文献
附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 1033 pdf 1] ―――――
F01033 : 2002
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 3.1 大気に開放される(open to atmosphere)・・・・[2]
- 4. 一般要求事項・・・・[2]
- 5. 自然換気システム・・・・[2]
- 6. 強制換気システム・・・・[3]
- 7. オーナ用マニュアル・・・・[4]
- 附属書A(参考) 参考文献・・・・[5]
- 附属書1(参考) JISと対応する国際規格との対比表・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS F 1033 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
F 1033 : 2002
舟艇−ガソリン機関区画及びガソリンタンク区画の換気
Small craft−Ventilation of petrol engine and/ or petrol tank compartments
序文
この規格は,1997年に第2版として発行されたISO 11105, Small craft−Ventilation of petrol engine and/
or petrol tank compartmentsを元に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,国内事情のため,一部技術的内容を変
更して作成している。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更して規定した事項である。
1. 適用範囲
この規格は,推進,発電又は機械動力のためのガソリン機関をもち,船体の長さが24m以
下の舟艇のガソリン機関区画及びガソリンタンク区画における爆発性ガスの蓄積を防止するため,これら
の区画の換気についての要求事項について規定する。
なお,パーソナルウォータークラフトは,この規格に含まれない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づきIDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11105 : 1997 Small craft−Ventilation of petrol engine and/ or petrol tank compartments (MOD)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年(又は発行年)を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの
規格の規定を構成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年(又は発行年)を付
記していない引用規格は,その最新版を適用する。
JIS F 0811 舟艇−電気機器−周囲の可燃性ガスへの引火防止
備考 ISO 8846 : 1990 Small craft−Electrical devices−Protection against ignition of surrounding
flammable gasesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO 9097 : 1991 Small craft−Electric fans
ISO 11192 : −1) mall craft−Graphical symbols
1)
発行予定
――――― [JIS F 1033 pdf 3] ―――――
2
F 1033 : 2002
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 大気に開放される (open to atmosphere)大気に直接さらされる永久開放面積が,正味区画容積1m3
当たり少なくとも0.34m2である区画又は空間。
4. 一般要求事項
4.1 5.に従って,ガソリン機関区画及びガソリンタンク区画における自然換気を規定する。
4.2 6.に従って,ガソリン機関区画における強制換気を規定する。
4.3 換気ダクトのサイズ及び空気流の要求値は,区画容積に基づいて計算する。
4.4 ガソリン機関及びガソリンタンクを収容する区画と囲われた居住区との間は,シール状態を確保す
る。
分離構造で,次の要求を満たす場合,シール状態が確保されたとみなす。
a) 境界部の溶接,ろう付け,接着,積層などを施す。
b) ケーブル,配管などのための貫通部を,附属品及びシーラント又はどちらかでふさぐ。
c) ドア,ハッチなどのアクセス用開口部は,結合金具が装備され,かつ,確実に閉じられる。
シールの効果は,製造業者の文書を調べるか,又は建造中に目視によって検査することによって,評価
することができる。
4.5 3.1に定義する大気に開放されるガソリン機関区画又はガソリンタンク区画では,換気は必要ない。
4.6 給気ダクト及び排気ダクトは,どちらも居住区に開口があってはならない。
4.7 大気に開放されていないガソリン機関,ガソリンタンク区画及び連結区画に設置された電気コンポ
ーネントは,JIS F 0811に従って点火防止構造とする。
5. 自然換気システム
5.1 大気に開放されていない限り,舟艇内の各区画が次の場合には,自然換気システムをもつものとす
る。
− その区画が,恒久的に設置されたガソリン機関を収容する場合;又は
− その区画が,恒久的に設置されたガソリンタンクを収容する場合;又は
− その区画が,携帯用ガソリンタンクを収容するよう指示されている場合。
5.2 自然換気は,次のものによって,区画内の気流によって達成する。
− 大気からの給気口又は給気ダクト;及び
− 大気への排気口又は排気ダクト。
各排気口又は排気ダクトは,区画の下3分の1程度において始まるものとする。
区画内の各給気口又は給気ダクト,及び各排気口又は排気ダクトは,ビルジ水の標準蓄積水位よりも上
に位置する。
区画の吸気ダクトの開口部と排気ダクトの開口部との間隔は,区画寸法が許せば,少なくとも600mm
離す。
5.3 5.4に示される場合を除いて,給気口又は給気ダクトの合計面積,及び排気口又は排気ダクトの合計
面積は,次の式で計算される最小内部断面積をもつ。
V<0.35の場合 V≧0.35の場合
A=2 000V/0.35+1 000 A=3 300ln (V/0.14)
――――― [JIS F 1033 pdf 4] ―――――
3
F 1033 : 2002
ここに,
A : 開口又はダクトの最小合計内部断面積(単位 mm2)
V : 総区画体積から区画内の恒久的に設置されたコンポーネント
の容積を引いた値に等しい正味区画容積(単位 m3)
である。
対応するグラフを,図1に示す。
図1 自然換気開口面積
5.4 各給気口又は給気ダクト,及び各排気口又は排気ダクトの最小内部断面積は,1 000mm2以上でなけ
ればならない。
5.5 5.3の要求事項を満たすように設置されたフレキシブル換気ダクト用の端末附属品の最小内部断面
積は,フレキシブル換気ダクトの必要内部断面積の80%以上でなければならない。
5.6 自然換気システムの排気は,強制換気システムの一部であってもよい。
6. 強制換気システム
6.1 大気に開放されていない限り,恒久的に設置されたガソリン機関を収容する各区画を,排気送風機
システムによって,その区画から船外の大気中に空気を排出することによって換気しなければならない。
6.2 各排気送風機又は送風機の組合せは,表1で与えられる以上の空気流量qrを定格としなければなら
ない。送風機定格は,ISO 9097に従って決定しなければならない。
対応するグラフを,図2に示す。
表1
V qr
m3 m3/min
<1 1.5
1≦V≦3 1.5×V
>3 0.5×V+3
――――― [JIS F 1033 pdf 5] ―――――
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JIS F 1033:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11105:1994(MOD)
JIS F 1033:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 47 : 造船及び海洋構造物 > 47.020 : 造船及び海洋構造物一般 > 47.020.90 : 舶用ベンチレーション,空調,暖房
JIS F 1033:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISF0811:2002
- 舟艇―電気機器―周囲の可燃性ガスへの引火防止