F 1035 : 2002 (ISO 8099 : 2000)
の位置で密閉できなければならない。
6.6 くみ出し用デッキ部品 11. に従い,くみ出し用デッキ部品は,固定式装置に備えなければならない。
備考 代表的なトイレ汚水貯留システムの設置図を附属書B(参考)の図B.1及び図B.2に示す。
7. 固定式貯留タンクの要件
7.1 設計仕様として,タンクは少なくとも内容物の90 %をポンプくみ取りによって,くみ出し用デッキ
部品から取り出さなければならない。
7.2 タンク内に制水板がある場合には,汚水及びガスがタンク内を自由に移動できるように,上部及び下
部にすき間を設けなければならない。
7.3 附属部品は,清掃用開口カバーを含め,気密,水密となるように設計・製造しなければならない。
8. 携帯式貯留タンクの要件
8.1 携帯式貯留タンクの容量は20リットル以下とし,いかなるポンプくみ出し用部品及び他の排出口に
結合してはならない(結合できるようになっていてはならない。)。
8.2 携帯式貯留タンクの吸排気ラインの内径は,使用する場合16 mm以下としてはならない。更にこの
吸排気ラインは,タンク側の吸排気口で直ちに切り離されなければならない。その後タンクに恒久的につ
いているタンクの移送中での水密を保つようなキャップ又は閉鎖部品でベント口を閉鎖できるようにしな
ければならない。
8.3 上記以外の貯留タンクの開口は,水密又は気密でなければならない。
8.4 タンク移動用の握り又はへこみをタンクに設けなければならない。また,その場所は安全にタンクを
移動及び内容物を空にできなければならない。
8.5 着脱,移送,空にするなどの方法を示したラベルをタンク上に明確に表示しなければならない。
9. 固定式貯留タンクの試験 タンク及びそのシステム,全部品を含むパイプ及びチューブ結合は,設置
した状態で試験を行い,+20 kPa(ゲージ圧)で加圧し,5分間漏れがなく,20 kPa(ゲージ圧)の大気圧以下
の圧力で永久変形を生じてはならない。
10. 識別及び表示 販売用に供給される外部で製造された貯留タンクは,そのタンクの表面に読みやすく,
次の内容を表示しなければならない。
― 製造業者名又はその略号
― システムの名称及び/又はモデル番号
―“JIS F 1035”又は“ISO 8099”
― 図A.2に示す図記号又は使用する国で理解できる言語での説明
― リットル表示でのタンク容量
11. ポンプくみ出し用デッキ部品
11.1 ポンプくみ出し用デッキ部品の寸法は,図A.1に示すものでなければならない。
備考 図A.1は,全体の設計を規制するものではない。
11.2 ねじは,JIS B 0202の規定による。
11.3 ポンプくみ出し用デッキ部品は,少なくとも図A.2の図記号を,部品本体か又はその付近に表示し
て区別できるようにしなければならない。
――――― [JIS F 1035 pdf 6] ―――――
F 1035 : 2002 (ISO 8099 : 2000)
12. オーナ用マニュアルでの記載 システムの運用及び整備に関するオーナ用マニュアルは,システムと
一緒に付けるか舟艇のオーナ用マニュアルに包含しなければならない。少なくとも次の内容を含んでいな
ければならない。
a) 運用及び整備
b) バルブ(切換バルブ)の用法
― 密閉
― 不注意な排出の回避
c) リットル表示での貯留タンク容量
d) 使用できる化成品
― 清浄剤
― 消臭剤
― 氷結防止剤
e) 手動の圧力調整弁の操作(ある場合)を含む,ポンプくみ出しの操作。
f) 氷結温度での艇保管中にシステムを空にしておくことの指示。
――――― [JIS F 1035 pdf 7] ―――――
F 1035 : 2002 (ISO 8099 : 2000)
附属書A(規定) ポンプくみ出し用デッキ部品の通常の仕様
A.1 仕様 主要寸法は,図A.1に示すようにしなければならない。特にねじはJIS B 0202による。密閉
ふたがこの部品には必要であるが,その仕様は製造業者の仕様による。
備考 図A.1は,全体の設計を規制するものではない。
単位 mm
図A.1 ポンプくみ出し用デッキ部品の寸法
A.2 表示 ポンプくみ出し用デッキ部品にはこの規格に従い,少なくとも図A.2に示す表示をしなければ
ならない。この表示は,部品の上に直接するか,又はその付近に容易に視認できるように取り付けなけれ
ばならない。
図A.2 ポンプくみ出し用デッキ部品の表示
――――― [JIS F 1035 pdf 8] ―――――
F 1035 : 2002 (ISO 8099 : 2000)
附属書B(参考) トイレ汚水貯留システムの代表的な設置図
1 ポンプくみ出し用デッキ部品
2 ベント
3 海水取入口
4 貯留タンク
5 計測管
6 P-トラップ
図B.1 デッキくみ出しだけのトイレ汚水貯留システム
――――― [JIS F 1035 pdf 9] ―――――
F 1035 : 2002 (ISO 8099 : 2000)
1 ポンプくみ出し用デッキ部品
2 システムが水面下にある場合にはサイフォン止めが必要
3 ベント
4 Y-バルブ(切換弁)
5 海水取入口
6 貯留タンク
7 粉砕ポンプ
8 艇外排出パイプ
9 海水コック
図B.2 デッキポンプくみ出し及び艇外排出の組合せによるトイレ汚水貯留システム
JIS F 1035:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 8099:2000(IDT)
JIS F 1035:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.060 : 水質 > 13.060.30 : 下水
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.020 : 環境保護 > 13.020.40 : 汚染,汚染制御及び保護
JIS F 1035:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB0202:1999
- 管用平行ねじ
- JISF1032-1:2002
- 舟艇―海水コック及び船体貫通金物 第1部:金属製