JIS F 1039:2003 舟艇―低電圧直流電気装置 | ページ 3

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11.3 浸水又は一時的に没水する場所に設けるレセプタクル/ソケットは,プラグ接続時も含めて,最低
JIS F 8007の規定によるIP67の保護等級を満足しなければはならない。

12. 引火防止

12.1 爆発性ガスが侵入する可能性のある区画に設置する電気部品は,JIS F 0811の規定(1) による引火防
止装置としなければならない。
注(1) IS F 0811は,防爆の電気機器を要求するものではないので,防爆の構造が要求される場合に
は,別途防爆に関する基準を適用することになる。
爆発性ガスが侵入する可能性のある区画とは,次のa)及びb)に装備している区画又はそれらの区画から
密閉されていない区画を含む。
a) 火花点火機関又はそれの燃料タンク
b) 火花点火機関とその燃料タンクとを結ぶ燃料管の継手又は附属品
区画容積に対して,1 m3当たり0.34 m2の開口面積をもつものとする。ただし,舟艇の外の外気にさらさ
れる区画は,この要件から除外する。
12.2 LPG装置を装備する舟艇で,特定の装置に設置する電気部品は ISO 10239で要求する引火防止装置
(JIS F 0811) とする。

――――― [JIS F 1039 pdf 11] ―――――

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附属書A(規定)導線に対する要求事項
A.1 表A.1は,周囲温度30 ℃で測定した許容電流(アンペア)を示す。
なお,機関室(周囲温度60 ℃)内の導線は,許容電流を次の係数によって下げなければならない。
導線絶縁の温度定格 表A.1から得た最大アンペア数に
次の係数を掛ける。
70 ℃ 0.75
85 ℃90 ℃ 0.82
105 ℃ 0.86
125 ℃ 0.89
200 ℃ 1.00
A.2 参考に,負荷による電圧降下(ボルト)Eは,次の式で計算できる。
.0016 4I L
E
S
ここに, S : 導線断面積(mm2)
I : 負荷電流(アンペア)
L : プラス電源から電気装置,そしてマイナス端子迄の導線の長さ
(m)
h : 高さ(cm)

――――― [JIS F 1039 pdf 12] ―――――

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表 A.1 導線断面積に対する許容電流及びより
断面積 導線1本当たりの最大許容電流(アンペア) 素線の最小数
mm2 絶縁温度定格
60 ℃ 70 ℃ 8590 ℃ 105 ℃ 125 ℃ 200 ℃ タイプA タイプB
0.75 6 10 12 16 20 25 16 −
1 8 14 18 20 25 35 16 −
1.5 12 18 21 25 30 40 19 26
2.5 17 25 30 35 40 45 19 41
4 22 35 40 45 50 55 19 65
6 29 45 50 60 70 75 19 105
10 40 65 70 90 100 120 19 168
16 54 90 100 130 150 170 37 266
25 71 120 140 170 185 200 49 420
35 87 160 185 210 225 240 127 665
50 105 210 230 270 300 325 127 1 064
70 135 265 285 330 360 375 127 1 323
95 165 310 330 390 410 430 259 1 666
120 190 360 400 450 480 520 418 2 107
150 220 380 430 475 520 560 418 2 107
舟艇の一般配線には,少なくともタイプA.1の素線構成の導線を使用しなければならない。使用中に頻繁に曲げ
られることのある配線には,タイプBの素線構成の導線を使用しなければならない。
備考 導線の許容電流は,上記の断面積を用いて補完してもよい。

――――― [JIS F 1039 pdf 13] ―――――

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附属書B(参考)オーナ用マニュアルに記載する情報及び
指示事項 (JIS F 0102)
B.1 次の情報は,オーナ用マニュアルに含めなければならない。
a) 舟艇に付けられた電気器具の位置,及び色又は他の方法で導線の識別ができる,舟艇の電気回路を確
認する配線図。
b) 配電盤に設置された,ダイヤル,スイッチ,ヒューズ,そしてその上,回路遮断器など電気制御装置
の役目の解説及び,それらの位置。
B.2 次の警告指示は,オーナに提供しなければならない。
禁止事項
a) 装置が作動中の電気設備の設置作業。
b) 有能な船舶電気技術者以外による,舟艇の電気設備又は適切な関連図面の修正。
c) 過電流保護装置の定格電流(アンペア)の変更又は修正。
d) 回路の定格電流(アンペア)を超えた,回路を構成する電気器具又は装置の取付又は交換。
e) 自動ビルジポンプ,防火及び警報回路を除いて,装置が作動中に舟艇を無人で放置。

――――― [JIS F 1039 pdf 14] ―――――

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附属書C(参考)装置試験(推奨)
次の装置試験は,直流装置の完成時に行うのがよい。
− 回路の連続試験,特にリング及び保護の回路。
− それぞれの回路のために,直流500 Vで行う絶縁抵抗試験。
注意−一部の電子機器は,直流の高電圧によって,障害を与えられる可能性がある。

――――― [JIS F 1039 pdf 15] ―――――

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JIS F 1039:2003の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10133:2000(MOD)

JIS F 1039:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 1039:2003の関連規格と引用規格一覧