JIS F 8550:2003 船用光ファイバ伝送装置―伝送路適用基準

JIS F 8550:2003 規格概要

この規格 F8550は、船で使用する光ファイバ伝送装置のうちの光ファイバコード,光ファイバケーブル,光ファイバ複合ケーブル及び光ファイバコネクタの使用並びにそれらの敷設及び検査について規定。

JISF8550 規格全文情報

規格番号
JIS F8550 
規格名称
船用光ファイバ伝送装置―伝送路適用基準
規格名称英語訳
Marine optical transmission apparatus -- Criteria for selection of optical fiber cable and optical connector
制定年月日
1991年10月10日
最新改正日
2019年2月14日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

33.180.10, 33.180.20, 47.020.70
主務大臣
国土交通
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1991-10-10 制定日, 1997-02-10 確認日, 2002-05-07 確認日, 2003-12-17 改正日, 2009-03-19 確認日, 2013-10-25 確認日, 2019-02-14 確認
ページ
JIS F 8550:2003 PDF [17]
                                                                                   F 8550 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人日本船舶
標準協会(JMSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,国土交通大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS F 8550 : 1991は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS F 8550 pdf 1] ―――――

F 8550 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 光ファイバ・・・・[2]
  •  4.1 光ファイバの分類・・・・[2]
  •  4.2 光ファイバコードの形名・・・・[3]
  •  4.3 光ファイバコード,光ファイバケーブル及び光ファイバ複合ケーブル・・・・[4]
  •  5. 光コネクタ・・・・[7]
  •  5.1 光コネクタの形名・・・・[7]
  •  5.2 光コネクタ・・・・[12]
  •  6. 敷設・・・・[12]
  •  6.1 光ケーブルの敷設・・・・[12]
  •  6.2 光ケーブルの接続・・・・[12]
  •  7. 検査・・・・[14]
  •  7.1 検査項目・・・・[14]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS F 8550 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
F 8550 : 2003

船用光ファイバ伝送装置─伝送路適用基準

Marine optical transmission apparatus─ Criteria for selection of optical fiber cable and optical connector

1. 適用範囲

 この規格は船で使用する光ファイバ伝送装置のうちの光ファイバコード,光ファイバケー
ブル,光ファイバ複合ケーブル及び光ファイバコネクタの使用並びにそれらの敷設及び検査について規定
する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS C 3410 船用電線
JIS C 5961 光ファイバコネクタ試験方法
JIS C 5962 光ファイバコネクタ通則
JIS C 5970 F01形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5971 F02形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5972 F03形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5973 F04形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5974 F05形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5975 F06形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5976 F07形2心光ファイバコネクタ
JIS C 5977 F08形2心光ファイバコネクタ
JIS C 5978 F09形単心光ファイバコネクタ
JIS C 5979 F10形単心光ファイバコネクタ
JIS C 6820 光ファイバ通則
JIS C 6830 光ファイバコード
JIS C 6831 光ファイバ心線
JIS C 6836 全プラスチックマルチモード光ファイバコード
JIS C 6838 テープ形光ファイバ心線
JIS C 6839 テープ形光ファイバコード

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS C 6820及びJIS C 5962によるほか,次による。
a) 光ファイバ 誘電体で作られた,光を伝送する繊維。裸光ファイバ,光ファイバ素線,光ファイバ心
線及び光ファイバコードの総称をいう(JIS C 6820参照)。
b) 裸光ファイバ ガラスコア及びガラスクラッドだけからなる光ファイバ(JIS C 6820参照)。

――――― [JIS F 8550 pdf 3] ―――――

2
F 8550 : 2003
c) 光ファイバ素線
1) 裸光ファイバに適切な1次被覆を施した光ファイバ。
2) ガラスをコアとし,プラスチックをクラッドとする光ファイバ。
3) コア及びクラッドを共にプラスチックとする光ファイバ。
d) 光ファイバ心線 ガラスをコアとする光ファイバ素線の単心又は複心数に適切な2次被覆を施した光
ファイバ(JIS C 6820参照)。
e) 光ファイバコード 光ファイバ心線上又は全プラスチックマルチモード光ファイバ素線にプラスチッ
クシースを施した抗張力ある光ファイバ(JIS C 6820参照)。
f) 光ファイバケーブル 1本又は数本の光ファイバコードをテンションメンバとともにまとめ,シース
及びがい装を施した構造をもつ,光のエネルギーを伝送する導体で,伝送路の主体となるもの。
g) 光ファイバ複合ケーブル 1本又は数本の光ファイバコード及び電源線をテンションメンバとともにま
とめ,シース及びがい装を施した構造をもつ,光のエネルギーを伝送する導体で,伝送路の主体となる
もの。
h) 光ファイバコネクタ 光ファイバコードと伝送路とを接続するために光ファイバ端部に組み付ける金
属製又はプラスチック製の接続部。光コネクタともいう(以下,光コネクタという。)。
i) フェルール 外形又は,ガイドピンによって整列し,プラグ(接栓)内で,光ファイバを保持固定す
る部材(JIS C 5962参照)。
j) スリーブ 光ファイバの接続のために用いる管状のフェルール整列部材(JIS C 5962参照)。
k) 光接続コード 両端又は片端に取り付けられている光コネクタによって,他の光ファイバコードや光
デバイスと接続が可能な光ファイバコード(JIS C 5962参照)。
l) 変換器 電気信号と光信号とを相互に変換するための機器。電気信号を光信号に変換するE/O変換器
と光信号を電気信号に変換するO/E変換器がある。
m) 光ファイバ接続箱 光ファイバケーブル又は光ファイバ複合ケーブルを接続する箱。その中に,光フ
ァイバ接続部,光ファイバ余長などを収納する。

4. 光ファイバ

4.1 光ファイバの分類

 光ファイバ素線をJIS C 6820に基づいて次のように分類する。
a) 石英系マルチモード光ファイバ素線
1) ステップインデックス形
2) 疑似ステップインデックス形
3) グレーデッドインデックス形
備考 1),2) 及び 3) の区分は,表1による。
b) 石英系シングルモード光ファイバ素線
c) 多成分系マルチモード光ファイバ素線
d) プラスチッククラッドマルチモード光ファイバ素線
e) 全プラスチック光ファイバ素線

――――― [JIS F 8550 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
F 8550 : 2003
表 1 石英系マルチモード光ファイバ素線の形式
形式 範囲
ステップインデックス形 10≦g<∞
疑似ステップインデックス形 3≦g<10
グレーデッドインデックス形 1≦g<3
備考 g : 光ファイバの屈折率分布パラメータ

4.2 光ファイバコードの形名

4.2.1  光ファイバコードの形名の構成 形名の構成は,JIS C 6830に準じて,次のような配列とする。
なお,該当する項目がない場合は,順次繰り上げた配列で構成する。
光ファイバ 2次被覆の 光ファイバ 光ファイバ 光ファイバ
コードを表 − 材料を表す − の材料を表 の構造を表 − の寸法を表
す記号 記号 す記号 す記号 す記号
例 OFC2.8 − Y − S GI − 50/125
4.2.2 記号
a) 光ファイバコード 光ファイバコードを表す記号は,JIS C 6830によってOFC*. * とする。
なお,*. * は,光ファイバコードの外形寸法(単位mm)であり,小数点を含む2数字で表す。
b) 2次被覆の材料 2次被覆を表す記号は,表2による。
表 2 2次被覆の材料
2次被覆の材料 記号
ポリアミド樹脂 Y
UV硬化樹脂 U
その他のもの Z
c) 光ファイバの材料 光ファイバのコア及びクラッドの材料を表す記号は,表3による。
表 3 光ファイバの材料
材料 記号
石英系 S
多成分系 C
プラスチッククラッド R
全プラスチック P
d) 光ファイバの構造 光ファイバの構造を表す記号は,JIS C 6820によって表4のとおりとする。
表 4 光ファイバの構造
構造 記号
マルチモードステップインデックス形 SI
マルチモード擬似ステップインデックス形 QI
マルチモードグレーデッドインデックス形 GI
シングルモード1 310 nmゼロ分散形 SMA
シングルモード1 550 nmカットオフシフト形 SNA・T
シングルモード1 550 nm分散シフト形 SMB
シングルモード1 550 nm分散フラット形 SMC
シングルモードノンゼロ分散シフト形 SMD
e) 光ファイバの寸法 光ファイバの寸法を表す記号は,JIS C 6820によって,コア径(シングルモード
光ファイバの場合は,モードフィールド径)/クラッド径で表し,単位はマイクロメートル(

――――― [JIS F 8550 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS F 8550:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS F 8550:2003の関連規格と引用規格一覧