JIS F 8550:2003 船用光ファイバ伝送装置―伝送路適用基準 | ページ 2

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なお,小数点以下1けたの数字が0でない場合は,小数点以下1けたを含む数字で表す。
例 50/125
多成分系マルチモード光ファイバの場合は,さらに,最大理論NAを表す記号を表5によって加える。
例 50/125−L
表 5 最大理論NAを表す記号
最大理論NA 記号
0.25以上 0.35未満 L
0.35以上 0.55未満 H

4.3 光ファイバコード,光ファイバケーブル及び光ファイバ複合ケーブル

4.3.1  種類 光ファイバコード,光ファイバケーブル及び光ファイバ複合ケーブル(以下,ケーブルを総
称して光ケーブルという。)の種類は,次によることが望ましい。
なお,形名の括弧の記号は省略してもよい。
a) 光ファイバコード
形名 : OFC(2.8)(-Y)-SGI(-50/125)
b) 光ファイバケーブル
形名 : FA-YC(-OFC2.8) (-Y)-SGI (-50/125)-n
ただし,FAは耐延焼性,YCはJIS C 3410によるビニールシースあじろがい装を示し,nは光ファイ
バコードの線心数を示す。
c) 光ファイバ複合ケーブル
形名 : 250 V-FA-DPYC(-1.5) (-OFC2.8) (-Y)-SGI (-50/125)-n
ただし,250 Vは公称電圧,FAは耐延焼性,DPYC-1.5はJIS C 3410による2心EPゴム絶縁電線及び
公称断面積を示し,nは光ファイバコードの線心数を示す。
4.3.2 光ケーブル及び光ファイバコードの構造,形状及び寸法 光ファイバケーブル及び光ファイバコー
ドの構造,形状及び寸法は次による。
a) 光ファイバコードの形状,寸法は,JIS C 6830による。
b) 光ファイバケーブルの構造は,表6及び図1による。
c) 光ファイバ複合ケーブルの構造は,表7,表8,図2及び図3による。

――――― [JIS F 8550 pdf 6] ―――――

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表 6 船用光ファイバケーブル
形名 FA-YC-OFC2.8-Y-SGI-50/125-n
線心の種類 光ファイバコード
線心数 14
ファイバ径 50/125
外径 mm 2.8
テンションメンバ 鋼線 mm 1.8
外径 鋼より線 mm 2.0
シース厚さ mm 1.2
シース外径 mm 11.6
あじろがい装線径 mm 0.32
仕上がり外径 mm 13.2
シース及び仕上がり外径許容差 mm ±0.5
概算質量 kg/km 240
図 1 船用光ファイバケーブル

――――― [JIS F 8550 pdf 7] ―――――

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表 7 船用2心光ファイバ複合ケーブル
形名 250V-FA-DPYC-1.5-OFC2.8-Y-SGI-50/125-2
線心の種類 EPゴム絶縁線心 光ファイバコード

(pdf 一覧ページ番号 )

             線心数                                    2                  2
公称断面積 mm2 1.5 −
ファイバ径 − 50/125
構成 本/mm 7/0.6 −
外径 mm 1.8 2.8
絶縁体厚さ mm 0.8 −
テンションメンバ 鋼線 mm 1.8
外径 鋼より線 mm 2.0
シース厚さ mm 1.2
シース外径 mm 13.9
あじろがい装線径 mm 0.32
仕上がり外径 mm 15.5
シース及び仕上がり外径許容差 mm ±0.6
概算質量 kg/km 360
注(1) IS C 3410に準じる。
図 2 船用2心光ファイバ複合ケーブル

――――― [JIS F 8550 pdf 8] ―――――

                                                                                              7
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表 8 船用4心光ファイバ複合ケーブル
形名 250V-FA-DPYC-1.5-OFC2.8-Y-SGI-50/125-4
線心の種類 EPゴム絶縁線心 光ファイバコード

(pdf 一覧ページ番号 )

                 線心数                                    2                  4
公称断面積 mm2 1.5 −
ファイバ径 − 50/125
構成 本/mm 7/0.6 −
外径 mm 1.8 2.8
絶縁体厚さ mm 0.8 −
テンションメンバ 鋼線 mm 1.8
外径 鋼より線 mm 2.0
シース厚さ mm 1.2
シース外径 mm 13.9
あじろがい装線径 mm 0.32
仕上がり外径 mm 15.5
シース及び仕上がり外径許容差 mm ±0.6
概算質量 kg/km 360
注(1) IS C 3410に準じる。
図 3 船用4心光ファイバ複合ケーブル

――――― [JIS F 8550 pdf 9] ―――――

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4.3.3 光ファイバコード,船用光ファイバケーブル及び船用光ファイバ複合ケーブルの特性 光ファイバ
コード,船用光ファイバケーブル及び船用光ファイバ複合ケーブルの特性は,表9による。
表 9 光ファイバコード,船用光ファイバケーブル及び
船用光ファイバ複合ケーブルの特性
特性 光ファイバコード 光ファイバケーブ 光ファイバ複合ケ
ル ーブル
周囲温度 ℃ −2060
相対湿度 % 095
耐振動性 − ケーブル長1 m,振幅±5 mm
振動10 Hz 100万回で損失増加0.05 dB以

許容張力 N 80 テンションメンバ テンションメンバ
鋼より線の場合 鋼線の場合
784 980
許容圧縮強度 N/mm − 980/50
最小曲げ半径 mm 40 ケーブル外径の10倍以上
耐炎性 JIS C 3410による。 JIS C 3410による。
耐延焼性 JIS C 3410による。 JIS C 3410による。
伝送帯域 MHz・km 200以上(波長0.85
伝送損失 dB/km 3.5以下(波長0.85
備考 EPゴム絶縁心線の特性は,JIS C 3410に準じる。

5. 光コネクタ

5.1 光コネクタの形名

5.1.1  形名の構成 形名の構成は,JIS C 5962によって,次のような配列による。
なお,該当する項目がない場合は,順次繰り上げた配列で構成する。
光コネ 形式を 光コネ フェル フェル フェル 等級を 適用光 耐環境 その他
クタを 表す記 クタ形 ール, ール整 ール穴 表す記 ファイ 性を表 − の特殊
表す記 号 状を表 スリー 列部形 径を表 号 バコー す記号 構造を
号 す記号 ブなど 状を表 す記号 ドを表 表す記
の収容 す記号 す記号 号
可能な
数を表
す記号
例 CN F01 SP 2 M 125 E 1 W − 1
5.1.2 記号
a) 光コネクタを表す記号 光コネクタを表す記号は,CNとする。
b) 形式を表す記号 光コネクタの形式を表す記号は,Fと2数字で表す。
なお,2数字は,光コネクタの形式[光学的結合方式(バットジョイント方式,レンズ方式)・ 機
械的結合方式(プラグ−アダプタ−プラグ方式,プラグ−ジャック方式など),光ファイバ整列方式(フ
ェルール構造など)及び締結構造方式並びにかん合に必要な構造寸法]などによって区別し,JIS C

――――― [JIS F 8550 pdf 10] ―――――

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JIS F 8550:2003の国際規格 ICS 分類一覧

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