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5.3.3 船速
1) 標準 本船の船速距離計として指定された装置から得られる対水又は対地(できれば前後方向同様,
横方向も)速度は,できれば0.1ノットの分解能より悪くない値で記録されるものとする。
記録すべきデータ名 要求基準 IEC 61162 備 考
IMO決議 IEC 61996 (協議後の信号形態)
A.861(20)
船速(対水又は対地) 5.4.3 4.6.3 VBW
センテンス $--VBW,x.x,x.x,A,x.x,x.x,A,x.x,A,x.x*hh<CR><LF>
2) 上記の基準信号が得られない場合の代わりの参考信号を示す。
記録すべきデータ名 基準 信号仕様 協議後の信号形態
製造業者センテンス NMEA 専有センテンス : 信号電圧 V
パルス信号 200p/nm,400p/nm等
3) 実態 1)の基準信号がない場合,2)の信号形式を含め確認される信号を記入する。
【確認者名 : 】 【使用資料・図番 : 】 【日付 】
項 目 内 容 備 考
情報源 信号形式
場所
製造会社(情報供給者)
機器型式
インタフェース適用基準
バージョン等の識別
ヘッダ
センテンス詳細
信号出力間隔
入力端子までの電線長
電線の種類・心数
接続
4) 上記1),2)に該当する信号が出ていない(予備の信号も含め)場合は,上記1),2)を参考に出力信
号の仕様を当事者間で決め,協議した仕様を3)に記入する。この時,VDR入力信号の形式(含む代
替信号形式)が分かっている場合は,それに対応した信号を選択する方がよい。
――――― [JIS F 9005 pdf 11] ―――――
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5.3.4 船首方位
1) 標準 本船のコンパスとして指定された装置によって表示される船首方位は,できれば0.1度の分
解能より悪くない値で記録されるものとする。
記録すべきデータ名 要求基準 IEC 61162 備 考
IMO決議 IEC 61996 (協議後の信号形態
A.861(20)
船首方位(真方位) 5.4.4 4.6.4 HDT/HDG
センテンス
ジャイロコンパス $--HDT,x.x,T*hh<CR><LF>
マグネットコンパス $--HDG,x.x,x.x,a,x.x,a*hh<CR><LF>
2) 上記の基準信号が得られない場合の代わりの参考信号を示す。
記録すべきデータ名 基準 信号仕様 協議後の信号形態
製造業者センテンス NMEA 専有センテンス(1)
信号電圧 V
シンクロ信号 360X,180X,90X,36X,1X等
1次電圧 : V, Hz
ステップ信号 360X,180X,90X,36X,1X
電圧 : 24V,35V,50V,70V等
注(1) 専有センテンス : NMEA基準で,製造業者が独自に作成し,NMEAに届をしたセンテンス。
)
(例 センテンス : $Paaa.・・・*<CR><LF>
3) 実態 1)の基準信号がない場合,2)の信号形式を含め確認される信号を記入する。
【確認者名 : 】 【使用資料・図番 : 】 【日付 】
項 目 内 容 備 考
情報源 信号形式
場所
製造会社(情報供給者)
機器型式
インタフェース適用基準
バージョン等の識別
ヘッダ
センテンス詳細
信号出力間隔
入力端子までの電線長
電線の種類・心数
接続事項
4) 上記1),2)に該当する信号が出ていない(予備の信号も含め)場合は,上記1),2)を参考に出力信
号の仕様を当事者間で決め,協議した仕様を3)に記入する。この時,VDR入力信号の形式(含む代
替信号形式)が分かっている場合は,それに対応した信号を選択する方がよい。
――――― [JIS F 9005 pdf 12] ―――――
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5.3.5 船橋音響
1) 標準 船橋に置かれる,一つ又は複数のマイクロフォンの位置は,船橋指揮位置,レーダ指示器,
海図机等(すなわち,3.1.9で定義する船橋ワークステーション)での会話が十分に記録されるよう
に,マイクロフォンの集音範囲を考慮して配置されなければならない。マイクロフォンの配置は,
できる限りインターフォンの入出力,船内指令装置,及び船橋(船橋装置機器)(IEC 61996の5.6
の技術特性を参照)での可聴警報が取り込めなければならない。すべてのマイクロフォンは,耳障
りでない自然音で,少なくとも12時間に1回機能性の実証ができなければならない(IEC 61996の
6.1.10 c)による)。すべてのワークステーションにおける音響信号は連続的に記録されることとする。
オプションとして,記録された情報の再現中に解析される音響信号で,音源のワークステーション
が識別できる手段が設けられてよい。
記録すべきデータ名 要求基準 IEC 61162 備 考
IMO決議 IEC 61996 (協議後の信号形態)
A.861(20)
船橋可聴音 5.4.5 4.6.5 なし
(可聴信号)
センテンス なし
2) 上記の基準信号が得られない場合の代わりの参考信号を示す。
記録すべきデータ名 基準 信号仕様 協議後の信号形態
該当なし
3) 実態 マイクロフォンは通常複数個が装備されることが考えられ,装備場所の確認を行う必要があ
る。
【確認者名 : 】 【使用資料・図番 : 】 【日付 】
項 目 内 容 備 考
船橋配置図の確認
入力端子までの電線長
電線の種類・心数
接続事項
その他 マイクのセルフチェック機能の有無
――――― [JIS F 9005 pdf 13] ―――――
11
F 9005 : 2004
5.3.6 VHF送受信音声信号
1) 標準 船の運航に関連するVHF通信は,船橋音響とは独立して記録されるものとする。記録は送信
及び受信音声双方を記録されなければならない。そして,VHF装置の装備時(IEC 61996の5.7の
技術特性参照)に指定されたVHF装置に直接接続された装置(VHF遠隔管制器等)から連続して
記録されるものとする。
記録すべきデータ名 要求基準 IEC 61162 備 考
IMO決議 IEC 61996 (協議後の信号形態)
A.861(20)
VHF送受信信号 5.4.6 4.6.6 なし
(可聴信号)
センテンス なし
VHF出力信号 IEC 61097-7 0.775V RMS (600Ω)
2) 上記の基準信号が得られない場合の代わりの参考信号を示す。
記録すべきデータ名 基準 信号仕様 協議後の信号形態
特になし
3) 実態 1)の基準信号がない場合,2)の信号形式を含め確認される信号を記入する。
【確認者名 : 】 【使用資料・図番 : 】 【日付 】
項 目 内 容 備 考
情報源 信号形式
場所
製造会社(情報供給者)
機器型式
インタフェース適用基準
バージョン等の識別
ヘッダ
センテンス詳細
信号出力間隔
入力端子までの電線長
電線の種類・心数
接続事項
4) 上記1),2)に該当する信号が出ていない(予備の信号も含め)場合は,上記1),2)を参考に出力信
号の仕様を当事者間で決め,協議した仕様を3)に記入する。この時,VDR入力信号の形式(含む代
替信号形式)が分かっている場合は,それに対応した信号を選択する方がよい。
5) HF送受信機は通常2台装備されている。船によっては3台装備されている場合がある。複数の
VHF送信機をVDRに接続する場合,それぞれのVHF送受信機の信号確認を行う。
――――― [JIS F 9005 pdf 14] ―――――
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F 9005 : 2004
5.3.7 レーダ指示器画像
1) 標準 船内に装備されたレーダ装置の内,実際に主レーダ指示器に表示されていた電子信号情報を
記録するものとする。主レーダ指示器に表示されている電子信号情報は次のデータを含む(表示可
能な場合)。
− レンジリング,マーカー,方位マーカー
− 電子的なプロット記号,レーダマップ
− 選択されたSENCの一部,表示されている電子海図又はマップ
− 航路計画
− 航海データ(レーダ指示器で見られるように表示されているもの)
− 航海上の警報(レーダ指示器で見られるように表示されているもの)
− レーダの状態データ(レーダ指示器で見られるように表示されているもの)
記録方法は,VDRの作動に必要な画像圧縮技術を使った場合でも,記録時にレーダ指示器に表示
されていた画像を忠実に再生できるものとする。
記録すべきデータ名 要求基準 IEC 61162 備 考
IMO決議 IEC 61996 (協議の信号形態)
A.861(20)
レーダ表示器画像 5.4.7 4.6.7 なし
画像
記録間隔 : 1回/15秒
又は以下(IEC 61996
の5.8.1.1による)
センテンス なし
画像分解能(画素数) 640×350から1 280×1 024
リフレッシュ間隔 60Hzから85Hz
信号種類 R,G,B,V,H
信号レベル 1V以下
2) レーダ指示器の仕様には,VESA DMTSによるもの,及び製造業者仕様のものに対応する必要があ
り,走査線方式の例を下表に示す。
走査線方式 信号形式 備考
1 ノンインターレース(1) ,G,B V/H各独立
2 ノンインターレース(1) ,G,B V/HはGに重畳
3 インターレース(2) R,G,B V/H各独立
4 インターレース(2) R,G,B V/HはGに重畳
5 その他 複合形式 ・NTSC(日本,米国のテレビの走査方式)
・PAL(欧州のテレビの走査方式)等
注(1) ノンインターレース : パソコン等の表示器で使用されている VESA DMTS方式のもので,す
べての走査線を上から順に下へ描いていく方式。
注(2) インターレース : テレビで使用されている走査線方式で,走査線を奇数行,偶数行の走査線を
分けて描く方式。
――――― [JIS F 9005 pdf 15] ―――――
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JIS F 9005:2004の国際規格 ICS 分類一覧
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