JIS G 1211-5:2011 鉄及び鋼―炭素定量方法―第5部:遊離炭素定量方法

JIS G 1211-5:2011 規格概要

この規格 G1211-5は、鉄及び鋼中の遊離炭素の定量方法について規定。

JISG1211-5 規格全文情報

規格番号
JIS G1211-5 
規格名称
鉄及び鋼―炭素定量方法―第5部 : 遊離炭素定量方法
規格名称英語訳
Iron and steel -- Determination of carbon content -- Part 5:Determination of non-combined carbon
制定年月日
2011年3月22日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

77.040.30, 77.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
金属分析 I 2019, 金属分析 II 2019
改訂:履歴
2011-03-22 制定日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS G 1211-5:2011 PDF [7]
                                                                                  G 1211-5 : 2011

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[1]
  •  4 一般事項・・・・[1]
  •  5 要旨・・・・[1]
  •  6 試薬・・・・[2]
  •  7 器具及び材料・・・・[2]
  •  8 装置・・・・[2]
  •  8.1 真空ろ過装置・・・・[3]
  •  9 試料の調製・・・・[3]
  •  10 試料はかりとり量・・・・[3]
  •  11 操作・・・・[3]
  •  11.1 燃焼に関する準備操作・・・・[3]
  •  11.2 定量操作・・・・[3]
  •  12 空試験・・・・[4]
  •  13 計算・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 1211-5 pdf 1] ―――――

G 1211-5 : 2011

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本鉄鋼連盟(JISF)から,工業標
準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業
大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 1211:1995は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS G 1211の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS G 1211-1 鉄及び鋼−炭素定量方法−第1部 : 燃焼−二酸化炭素重量法
JIS G 1211-2 鉄及び鋼−炭素定量方法−第2部 : 燃焼−ガス容量法
JIS G 1211-3 鉄及び鋼−炭素定量方法−第3部 : 燃焼−赤外線吸収法
JIS G 1211-4 鉄及び鋼−炭素定量方法−第4部 : 表面付着・吸着炭素除去−燃焼−赤外線吸収法
JIS G 1211-5 鉄及び鋼−炭素定量方法−第5部 : 遊離炭素定量方法

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 1211-5 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 1211-5 : 2011

鉄及び鋼−炭素定量方法−第5部 : 遊離炭素定量方法

Iron and steel-Determination of carbon content- Part 5: Determination of non-combined carbon

序文

  この規格は,JIS G 1211:1995の附属書6に規定されていた,遊離炭素定量方法−酸分解-燃焼法について,
技術的変更は行わず,引用規格の見直しなどを行って作成したものである。

1 適用範囲

  この方法は,鉄及び鋼中の遊離炭素の定量方法について規定する。この方法は,遊離炭素含有率(質量
分率)0.3 %以上3.0 %以下の定量に用いる。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 1201 鉄及び鋼−分析方法通則
JIS G 1211-1 鉄及び鋼−炭素定量方法−第1部 : 燃焼−二酸化炭素重量法
JIS G 1211-2 鉄及び鋼−炭素定量方法−第2部 : 燃焼−ガス容量法
JIS G 1211-3 鉄及び鋼−炭素定量方法−第3部 : 燃焼−赤外線吸収法
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS Z 2615 金属材料の炭素定量方法通則

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS G 1201によるほか,次による。
3.1
遊離炭素
鉄及び鋼中において,金属と結合せず,炭素単体(非晶質又は黒鉛の形)として存在している炭素。

4 一般事項

  定量方法に共通な一般事項は,JIS G 1201による。

5 要旨

  試料をメタノール共存下で水で薄めた硝酸及び少量のふっ化水素酸によって分解し,遊離炭素をガラス

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2
G 1211-5 : 2011
繊維ろ紙でこし分け,ガラス繊維ろ紙とともに乾燥した後,酸素気流中で高温に加熱し,炭素を酸化して
二酸化炭素とする。この生成二酸化炭素を重量法(JIS G 1211-1),ガス容量法(JIS G 1211-2)又は赤外線
吸収法(JIS G 1211-3)によって定量する。

6 試薬

  試薬は,次による。
6.1 塩酸(1+1)
6.2 硝酸
6.3 ふっ化水素酸
6.4 水酸化ナトリウム溶液
水酸化ナトリウム60 gを二酸化炭素を除いた水(6.5)約200 mLに溶解し,室温まで冷却した後,二酸
化炭素を除いた水(6.5)で500 mLに薄めてプラスチック容器に保存する。
6.5 二酸化炭素を除いた水
二酸化炭素を除いた水は,使用直前に,次のいずれかによって調製する。
a) 水を加熱して30分間沸騰させ,酸素を吹き込みながら室温まで冷却し,更に15分間酸素を吹き込む。
b) IS K 0050のE.2(二酸化炭素を除いた水の場合)による。
6.6 鉄 純度が高く,炭素含有率(質量分率)が0.001 0 %以下で既知のもの。
6.7 助燃剤 炭素含有率(質量分率)が0.001 0 %以下の銅,すず,タングステン又はタングステン・す
ずの混合物。
管状電気抵抗加熱炉燃焼に用いる助燃剤は,銅又はすずが望ましく,高周波誘導加熱燃焼に用いる助燃
剤は,タングステン,タングステン・すずの混合物又は銅が望ましい。それらの使用量は使用する装置に
最適な量をあらかじめ調査しておく。
なお,助燃剤は,JIS Z 2615の8.13(助燃剤)に示されている形状のものを用いることが望ましい。
6.8 炭酸バリウム
炭酸バリウム(質量分率99.5 %以上)を使用前に105110 ℃で約3時間乾燥し,グリースなどを塗ら
ないデシケーター中で放冷する。
6.9 炭酸ナトリウム
炭酸ナトリウム(質量分率99.8 %以上)を使用前に約300 ℃で約2時間乾燥し,グリースなどを塗らな
いデシケーター中で放冷する。
6.10 メタノール

7 器具及び材料

  燃焼に関する器具及び材料は,適用する定量方法によって,それぞれの規格(JIS G 1211-1,JIS G 1211-2
又はJIS G 1211-3)によるほか,次による。
7.1 ガラス繊維ろ紙 目開き0.3 μmで直径47 mmのもの。

8 装置

  装置は,適用する定量方法によって,それぞれの規格(JIS G 1211-1,JIS G 1211-2又はJIS G 1211-3)
によるほか,次による。

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G 1211-5 : 2011

8.1 真空ろ過装置

  真空ろ過装置は,ガラス繊維ろ紙(7.1)を使用することができる耐酸性のものを用いる。

9 試料の調製

  試料の調製は,次のいずれかによる。
a) ドリルで調製できる場合は,直径2025 mm,刃先角度150°のドリルを用いて回転数100120回/
分で,試料チップの厚さ1 mm以上のものを切削する。
b) コアドリルが使用できる場合は,適切なコアドリルで直径25 mmの棒状試料を採取し,試料はかり
とり量に応じて切断する。
c) ドリルもコアドリルも使用できない場合又は特殊鋳鉄若しくは遊離炭素含有率の高い試料の場合は,
適切な工具を用いて厚さ12 mmの試料片を切り出す。
d) 切出し試料を調製できない場合には,塊状試料から平均組成を示せる適切な量の塊片を採取する。

10 試料はかりとり量

  試料はかりとり量は,遊離炭素含有率(質量分率)が1.0 %以上の試料では0.50 g,1.0 %未満の試料で
は1.0 gとする。

11 操作

11.1 燃焼に関する準備操作

  燃焼に関する準備操作は,適用する方法によって,それぞれの規格(JIS G 1211-1,JIS G 1211-2又はJIS
G 1211-3)による。ただし,管状電気抵抗加熱炉を用いる場合の燃焼管内温度は,900 ℃とする。
高周波誘導加熱燃焼法を適用し,試薬を用いて検量線を作成する場合には,次のように操作する。
炭酸バリウム(6.8)又は炭酸ナトリウム(6.9)の表1に示す量を0.1 mgの桁まではかりとり,磁器燃
焼るつぼに移し入れる。これにガラス繊維ろ紙(7.1)2枚,鉄(6.6)1.000 g及び適切な助燃剤(6.7)を
試料に加えたのと同じ量を加える。以下,11.2 c)に従って処理し,指示値(A)を求める。
炭酸バリウム(6.8)又は炭酸ナトリウム(6.9)を加えないで同じ操作を行い,得た指示値を指示値(A)
から差し引いて正味の指示値とする。
正味の指示値と炭素量との関係線を作成して検量線とする。
表1−試薬を用いる検量線シリーズ
試薬のはかりとり量 炭素相当量 試料はかりとり量0.5 g
mg に対する遊離炭素含有率
炭酸ナトリウム(6.9)
炭酸バリウム(6.8) mg 質量分率(%)
0 a) 0 a) 0 0
82.1 44.1 5.0 1.0
164.3 88.2 10.0 2.0
246.4 132.3 15.0 3.0
注a) ゼロメンバー

11.2 定量操作

    警告 次に示す操作は,安全上の注意を特に払わなければならない。
燃焼操作においては,高温に加熱された磁器燃焼ボート又は磁器燃焼るつぼの取扱いは必ず

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JIS G 1211-5:2011の国際規格 ICS 分類一覧

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