JIS G 3116:2020 高圧ガス容器用鋼板及び鋼帯

JIS G 3116:2020 規格概要

この規格 G3116は、LPガス,アセチレンなどの各種高圧ガスを充填する内容積500 L以下の溶接容器に用いる熱間圧延鋼板及び鋼帯について規定。

JISG3116 規格全文情報

規格番号
JIS G3116 
規格名称
高圧ガス容器用鋼板及び鋼帯
規格名称英語訳
Steel sheet, plates and strip for gas cylinders
制定年月日
1968年11月1日
最新改正日
2020年9月23日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4978:2018(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.30, 77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1968-11-01 制定日, 1971-11-01 確認日, 1973-04-01 改正日, 1977-01-01 改正日, 1980-03-01 確認日, 1985-09-01 確認日, 1987-03-01 改正日, 1990-05-01 改正日, 1996-05-01 確認日, 2000-06-20 改正日, 2005-07-20 改正日, 2010-10-20 改正日, 2013-03-21 改正日, 2017-10-20 確認日, 2020-09-23 改正
ページ
JIS G 3116:2020 PDF [10]
                                                                                   G 3116 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類の記号及び適用厚さ・・・・[1]
  •  4 化学成分・・・・[2]
  •  5 機械的性質・・・・[2]
  •  6 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[2]
  •  7 外観・・・・[3]
  •  8 試験・・・・[3]
  •  8.1 分析試験・・・・[3]
  •  8.2 機械試験・・・・[4]
  •  9 検査・・・・[4]
  •  10 再検査・・・・[4]
  •  11 表示・・・・[4]
  •  12 報告・・・・[5]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3116 pdf 1] ―――――

           G 3116 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS G 3116:2013
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3116 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
G 3116 : 2020

高圧ガス容器用鋼板及び鋼帯

Steel sheet, plates and strip for gas cylinders

序文

  この規格は,2018年に第2版として発行されたISO 4978を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,LPガス,アセチレンなどの各種高圧ガスを充する内容積500 L以下の溶接容器に用いる
熱間圧延鋼板及び鋼帯(以下,それぞれ鋼板,鋼帯という。)について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4978:2018,Steel sheet and strip for welded gas cylinders(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法

3 種類の記号及び適用厚さ

  鋼板及び鋼帯は,4種類とし,種類の記号及び適用厚さは,表1による。

――――― [JIS G 3116 pdf 3] ―――――

           2
G 3116 : 2020
表1−種類の記号及び適用厚さ
単位 mm
種類の記号 適用厚さ
SG255 1.6以上 6.0以下
SG295
SG325
SG365

4 化学成分

  鋼板及び鋼帯は,8.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表2による。
表2−化学成分
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S
SG255 0.20以下 − 0.30以上 0.020以下 0.020以下
SG295 0.20以下 0.35以下 1.00以下 0.020以下 0.020以下
SG325 0.20以下 0.55以下 1.50以下 0.020以下 0.020以下
SG365 0.20以下 0.55以下 1.50以下 0.020以下 0.020以下
必要に応じて,この表に“−”と記載している元素及びこの表に記載していない合金元素を添加し
てもよい。

5 機械的性質

  鋼板及び鋼帯は,8.2の試験を行い,その降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性は,表3による。
鋼帯の場合,圧延時の先端部及び尾端部1) には,機械的性質の規定を適用しない。
なお,曲げ性の場合は,曲げ試験片の外側にき裂を生じてはならない。
注記 曲げ性の試験の実施については,8.2.1を参照。
注1) 圧延時の先端部及び尾端部の非定常部は,形状,寸法及び機械的性質が不安定になる。熱間圧
延鋼帯の場合,商習慣上,この不安定部を切除せず,出荷する場合がある。
表3−降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性
降伏点 引張強さ 伸び 曲げ性
種類の記号 又は耐力 引張試験片
曲げ角度 内側半径 試験片
N/mm2 N/mm2 %
厚さの
SG255 255以上 400以上 28以上 180°
1.0倍
SG295 295以上 440以上 26以上 5号 180° 3号
厚さの
SG325 325以上 490以上 22以上 180°
1.5倍
SG365 365以上 540以上 20以上 180°
注記 1 N/mm2=1 MPa

6 形状,寸法,質量及びその許容差

  鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差は,JIS G 3193による。ただし,厚さの許容差は,表
4又は表5によるものとし,鋼板の長さ及びカットエッジの場合の幅の許容差は,特に指定のない限りJIS
G 3193の表7(幅の許容差)の許容差Aとする。

――――― [JIS G 3116 pdf 4] ―――――

                                                                                             3
G 3116 : 2020
表4−SG255及びSG295の厚さの許容差a)
単位 mm
幅b)
厚さ 1 200以上 1 500以上 1 800以上
1 200未満 1 500未満 1 800未満 2 000未満
1.60以上 2.00未満 ±0.16 ±0.17 ±0.18 ±0.21
2.00以上 2.50未満 ±0.17 ±0.19 ±0.21 ±0.25
2.50以上 3.15未満 ±0.19 ±0.21 ±0.24 ±0.26
3.15以上 4.00未満 ±0.21 ±0.23 ±0.26 ±0.27
4.00以上 5.00未満 ±0.24 ±0.26 ±0.28 ±0.29
5.00以上 6.00未満 ±0.26 ±0.28 ±0.29 ±0.31
6.00 ±0.29 ±0.30 ±0.31 ±0.35
厚さの測定箇所は,縁から20 mm以上内側の任意の点とする。
注a) 鋼帯の場合,圧延時の先端部及び尾端部[箇条5の注1) 参照]には適用し
ない。
b) 幅2 000 mm以上の場合は,受渡当事者間の協定による。
表5−SG325及びSG365の厚さの許容差a)
単位 mm
幅b)
厚さ 1 200以上 1 500以上 1 800以上
1 200未満 1 500未満 1 800未満 2 000未満
1.60以上 2.00未満 ±0.16 ±0.19 ±0.20 −
2.00以上 2.50未満 ±0.18 ±0.22 ±0.23 −
2.50以上 3.15未満 ±0.20 ±0.24 ±0.26 −
3.15以上 4.00未満 ±0.23 ±0.26 ±0.28 ±0.30
4.00以上 5.00未満 ±0.26 ±0.29 ±0.31 ±0.32
5.00以上 6.00未満 ±0.29 ±0.31 ±0.32 ±0.34
6.00 ±0.32 ±0.33 ±0.34 ±0.38
厚さの測定箇所は,縁から20 mm以上内側の任意の点とする。
注a) 鋼帯の場合,圧延時の先端部及び尾端部[箇条5の注1) 参照]には適用し
ない。
b) 幅2 000 mm以上の場合は,受渡当事者間の協定による。ただし,厚さ3.15
mm未満の場合を除く。

7 外観

  鋼板及び鋼帯の外観は,JIS G 3193の箇条7(外観)による。

8 試験

8.1 分析試験

  分析試験は,次による。
a) 分析試験の一般事項 分析試験の一般事項及び溶鋼分析用試料の採り方は,JIS G 0404の箇条8(化
学成分)による。
b) 分析方法 溶鋼分析方法は,JIS G 0320による。

――――― [JIS G 3116 pdf 5] ―――――

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