JIS G 3126:2015 低温圧力容器用炭素鋼鋼板

JIS G 3126:2015 規格概要

この規格 G3126は、低温で使用する圧力容器及び圧力設備に用いる熱間圧延炭素鋼鋼板について規定。

JISG3126 規格全文情報

規格番号
JIS G3126 
規格名称
低温圧力容器用炭素鋼鋼板
規格名称英語訳
Carbon steel plates for pressure vessels for low temperature service
制定年月日
1972年1月1日
最新改正日
2015年8月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 9328-1:2011(MOD), ISO 9328-3:2011(MOD), ISO 9328-5:2011(MOD), ISO 9328-6:2011(MOD)
国際規格分類

ICS

77.140.30, 77.140.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
鉄鋼 II 2021
改訂:履歴
1972-01-01 制定日, 1975-03-01 改正日, 1978-01-01 確認日, 1983-02-01 確認日, 1983-11-01 改正日, 1988-07-01 改正日, 1990-06-01 改正日, 1996-05-01 確認日, 2000-06-20 改正日, 2004-03-20 改正日, 2009-06-20 改正日, 2015-08-20 改正
ページ
JIS G 3126:2015 PDF [13]
                                                                                   G 3126 : 2015

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類及び記号並びに適用厚さ・・・・[2]
  •  4 製造方法及び熱処理・・・・[2]
  •  4.1 製造方法・・・・[2]
  •  4.2 熱処理及び熱処理の記号・・・・[2]
  •  5 化学成分・・・・[3]
  •  6 熱加工制御を行った鋼板の炭素当量及び溶接割れ感受性組成・・・・[3]
  •  7 機械的性質・・・・[4]
  •  7.1 降伏点又は耐力,引張強さ,伸び及び曲げ性・・・・[4]
  •  7.2 シャルピー吸収エネルギー・・・・[4]
  •  8 形状,寸法,質量及びその許容差・・・・[5]
  •  9 外観・・・・[6]
  •  10 試験・・・・[6]
  •  10.1 分析試験・・・・[6]
  •  10.2 機械試験・・・・[6]
  •  11 検査・・・・[7]
  •  12 再検査・・・・[7]
  •  13 表示・・・・[8]
  •  14 報告・・・・[8]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[9]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS G 3126 pdf 1] ―――――

G 3126 : 2015

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき一般社団法人日本鉄
鋼連盟(JISF)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調
査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS G 3126:2009は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS G 3126 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
G 3126 : 2015

低温圧力容器用炭素鋼鋼板

Carbon steel plates for pressure vessels for low temperature service

序文

  この規格は,2011年に第3版として発行されたISO 9328-1,ISO 9328-3,ISO 9328-5及び2011年に第2
版として発行されたISO 9328-6を基とし,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,低温で使用する圧力容器及び圧力設備に用いる熱間圧延炭素鋼鋼板(以下,鋼板という。)
について規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 9328-1:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 1:
General requirements
ISO 9328-3:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 3:
Weldable fine grain steels, normalized
ISO 9328-5:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 5:
Weldable fine grain steels, thermomechanically rolled
ISO 9328-6:2011,Steel flat products for pressure purposes−Technical delivery conditions−Part 6:
Weldable fine grain steels, quenched and tempered(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS G 0320 鋼材の溶鋼分析方法
JIS G 0404 鋼材の一般受渡し条件
JIS G 0415 鋼及び鋼製品−検査文書
JIS G 3193 熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS Z 2241 金属材料引張試験方法
JIS Z 2242 金属材料のシャルピー衝撃試験方法
JIS Z 2248 金属材料曲げ試験方法

――――― [JIS G 3126 pdf 3] ―――――

2
G 3126 : 2015

3 種類及び記号並びに適用厚さ

  鋼板の種類は,6種類とし,その記号及び適用厚さは,表1による。
表1−種類の記号及び適用厚さ
適用厚さ 最低使用可能温度a)
種類の記号
mm ℃
SLA235A 6以上50以下 −30
SLA235B 6以上50以下 −45
SLA325A 6以上38以下 −45
SLA325B 6以上38以下 −60
SLA365 6以上38以下 −60
SLA410 6以上38以下 −60
注a) この表の最低使用可能温度は,通常の使用条件に対して適用されるものであって,ぜ
い(脆)性き裂の伝ぱ(播)を阻止するなど特殊な性能が要求される場合には適用し
ない。

4 製造方法及び熱処理

4.1 製造方法

  鋼板は,細粒キルド鋼から製造する。

4.2 熱処理及び熱処理の記号

4.2.1  熱処理
4.2.1.1 鋼板の熱処理
鋼板の熱処理は,表2による。
表2−熱処理
種類の記号 熱処理
SLA235A
焼ならし。ただし,受渡当事者間の協定によって,熱
SLA235B
加工制御を行ってもよい。
SLA325A
SLA325B 焼入焼戻し。ただし,受渡当事者間の協定によって,
SLA365 熱加工制御を行ってもよい。
SLA410 熱加工制御又は焼入焼戻し。
4.2.1.2 熱処理の指示
注文者は,注文書に製造業者が行う鋼板の熱処理,及び必要な場合には,試験片の熱処理条件及び熱処
理回数を明示する。
4.2.1.3 試験片の熱処理
試験片の熱処理は,鋼板から採取した供試材の状態で行い,試験片は,熱処理後の供試材から採取する。
4.2.2 熱処理の記号
注文書に記入する鋼板及び試験片の熱処理を示す記号は,次による。
a) 鋼板に熱加工制御を行う場合 : TMC
b) 鋼板に焼ならしを行う場合 : N
c) 鋼板に焼入焼戻しを行う場合 : Q

――――― [JIS G 3126 pdf 4] ―――――

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G 3126 : 2015
d) 試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当する熱処理を行う場合 : SR
例 SLA235BTMC : 鋼板に熱加工制御を行う場合
SLA325AN : 鋼板に焼ならしを行う場合
SLA365Q : 鋼板に焼入焼戻しを行う場合
SLA235BN3SR : 鋼板に焼ならしを行い.更に試験片の熱処理として溶接後熱処理に相当する熱
処理を3回行う場合

5 化学成分

  鋼板は,10.1の試験を行い,その溶鋼分析値は,表3による。
表3−化学成分a)
単位 %
種類の記号 C Si Mn P S
SLA235A
0.15以下 0.30以下 0.701.50 0.015以下 0.010以下
SLA235B
SLA325A
0.16以下 0.55以下 0.801.60 0.015以下 0.010以下
SLA325B
SLA365 0.18以下 0.55以下 0.801.60 0.015以下 0.010以下
SLA410 0.18以下 0.55以下 0.801.60 0.015以下 0.010以下
注a) 必要に応じて,この表以外の合金元素を添加することができる。

6 熱加工制御を行った鋼板の炭素当量及び溶接割れ感受性組成

  SLA325A,SLA325B,SLA365及びSLA410の熱加工制御を行った鋼板の炭素当量,及び受渡当事者間
の協定によって炭素当量の代わりに適用する溶接割れ感受性組成は,次による。
a) 炭素当量 炭素当量は,式(1)によって,10.1の溶鋼分析値を用いて算出し,その値は,表4による。
Mn Si Ni Cr Mo V
Ceq C (1)
6 24 40 5 4 14
ここに, Ceq : 炭素当量(%)
b) 溶接割れ感受性組成 溶接割れ感受性組成は,式(2)によって,10.1の溶鋼分析値を用いて算出し,そ
の値は,表5による。
Si Mn Cu Ni Cr Mo V
PCM C 5B (2)
30 20 20 60 20 15 10
ここに, PCM : 溶接割れ感受性組成(%)
表4−炭素当量
単位 %
種類の記号 炭素当量
SLA325A
0.38以下
SLA325B
SLA365 0.38以下
SLA410 0.39以下

――――― [JIS G 3126 pdf 5] ―――――

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JIS G 3126:2015の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9328-1:2011(MOD)
  • ISO 9328-3:2011(MOD)
  • ISO 9328-5:2011(MOD)
  • ISO 9328-6:2011(MOD)

JIS G 3126:2015の国際規格 ICS 分類一覧

JIS G 3126:2015の関連規格と引用規格一覧