JIS H 2222:2006 ダイカスト用マグネシウム合金地金

JIS H 2222:2006 規格概要

この規格 H2222は、ダイカスト用のマグネシウム合金地金について規定。

JISH2222 規格全文情報

規格番号
JIS H2222 
規格名称
ダイカスト用マグネシウム合金地金
規格名称英語訳
Magnesium alloy ingots for die castings
制定年月日
1976年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 16220:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

77.150.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
非鉄 2021
改訂:履歴
1976-03-01 制定日, 1979-02-01 確認日, 1984-06-01 確認日, 1988-12-01 確認日, 1991-08-01 改正日, 1996-06-01 確認日, 2000-06-20 改正日, 2005-03-20 確認日, 2006-08-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS H 2222:2006 PDF [8]
                                                                                   H 2222 : 2006

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本マグネシウム
協会(JMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS H 2222:2000は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 16220:2005,Magnesium and
magnesium alloys−Magnesium alloy ingots and castingsを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願
に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特
許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責
任はもたない。
JIS H 2222には,次に示す附属書がある。
附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS H 2222 pdf 1] ―――――

H 2222 : 2006

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類及び記号・・・・[1]
  •  4. 品質・・・・[2]
  •  5. 分析試験・・・・[2]
  •  6. 検査・・・・[3]
  •  7. 表示・・・・[3]
  •  8. 報告・・・・[3]
  •  附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[4]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS H 2222 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
H 2222 : 2006

ダイカスト用マグネシウム合金地金

Magnesium alloy ingots for die castings

序文

 この規格は,2005年に第2版として発行されたISO 16220,Magnesium and magnesium alloys−
Magnesium alloy ingots and castingsを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変更の一覧
表をその説明を付けて,附属書(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,ダイカスト用のマグネシウム合金地金(以下,地金という。)について規定す
る。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 16220:2005,Magnesium and magnesium alloys−Magnesium alloy ingots and castings (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 0321 非鉄金属材料の検査通則
JIS H 1332 マグネシウム及びマグネシウム合金中のアルミニウム定量方法
JIS H 1333 マグネシウム及びマグネシウム合金中の亜鉛定量方法
JIS H 1334 マグネシウム及びマグネシウム合金中のマンガン定量方法
JIS H 1335 マグネシウム及びマグネシウム合金中のけい素定量方法
JIS H 1336 マグネシウム及びマグネシウム合金中の銅定量方法
JIS H 1337 マグネシウム及びマグネシウム合金中のニッケル定量方法
JIS H 1338 マグネシウム及びマグネシウム合金中の鉄定量方法
JIS H 1339 マグネシウム合金中のベリリウム定量方法

3. 種類及び記号

 地金の種類及び記号は,表1による。

――――― [JIS H 2222 pdf 3] ―――――

2
H 2222 : 2006
表 1 種類及び記号
種類 記号 参考
ISO相当合金 ASTM相当合金 合金の特色
ダイカスト用マグネシウム合金地金1種B MD1B MgAl9Zn1(B) Z91B 耐食性は1種Dよりやや劣る
機械的性質に優れる。
ダイカスト用マグネシウム合金地金1種D MD1D MgAl9Zn1(A) Z91D 耐食性に優れる。
機械的性質に優れる。
ダイカスト用マグネシウム合金地金2種B MD2B MgAl6Mn AM60B 伸び及びじん性に優れる。
鋳造性がやや劣る。
ダイカスト用マグネシウム合金地金3種B MD3B MgAl4Si AS41B 高温強度が良い。
鋳造性がやや劣る。
ダイカスト用マグネシウム合金地金4種 MD4 MgAl5Mn AM50A 伸び及びじん性に優れる。
鋳造性がやや劣る。
ダイカスト用マグネシウム合金地金5種 MD5 MgAl2Mn AM20A 伸び及びじん性に優れる。
鋳造性がやや劣る。
ダイカスト用マグネシウム合金地金6種 MD6 MgAl2Si AS21A 高温特性に優れる。
鋳造性がやや劣る。

4. 品質

 地金の品質は,次による。
a) 地金は,使用上有害な表面の汚れ,異物などを含んではならない。
b) 化学成分は,表2による。
表 2 化学成分
化学成分 %(質量分率)
種類 記号 その他
Mg Al Zn Mn Si Cu Ni Fe
個々
ダイカスト用マグネシウムMD1B 残部 8.5 0.45 0.15 0.20 0.25 0.01 0.03 0.05
合金地金1種B 9.5 0.9 0.40 以下 以下 以下 以下 以下
ダイカスト用マグネシウムMD1D 残部 8.5 0.45 0.17 0.08 0.025 0.001 0.004 0.01
合金地金1種D 9.5 0.9 0.40 以下 以下 以下 以下 以下
ダイカスト用マグネシウムMD2B 残部 5.6 0.20 0.26 0.08 0.008 0.001 0.004 0.01
合金地金2種B 6.4 以下 0.50 以下 以下 以下 以下 以下
ダイカスト用マグネシウムMD3B 残部 3.7 0.10 0.35 0.60 0.015 0.001 0.00350.01
合金地金3種B 4.8 以下 0.6 1.4 以下 以下 以下 以下
ダイカスト用マグネシウムMD4 残部 4.5 0.20 0.28 0.08 0.008 0.001 0.004 0.01
合金地金4種 5.3 以下 0.50 以下 以下 以下 以下 以下
ダイカスト用マグネシウムMD5 残部 1.7 0.20 0.35 0.05 0.008 0.001 0.004 0.01
合金地金5種 2.5 以下 0.60 以下 以下 以下 以下 以下
ダイカスト用マグネシウムMD6 残部 1.9 0.20 0.2 0.7 0.008 0.001 0.004 0.01
合金地金6種 2.5 以下 0.6 1.2 以下 以下 以下 以下
備考 酸化防止のためには,ベリリウム(Be)の含有率を0.000 50.001 5 %(質量分率)にすることが望
ましい。

5. 分析試験

 化学成分の分析試験は,次による。
JIS H 1332,JIS H 1333,JIS H 1334,JIS H 1335,JIS H 1336,JIS H 1337,JIS H 1338,JIS H 1339
なお,その他の不純物の分析試験において,該当する日本工業規格(日本産業規格)がない場合は,受渡当事者間の協定

――――― [JIS H 2222 pdf 4] ―――――

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H 2222 : 2006
による。

6. 検査

 検査は,次による。
a) 一般事項は,JIS H 0321による。
b) 分析試験に必要な試料を採取する方法は,受渡当事者間の協定による。
c) 地金は,外観を検査するとともに,5.によって試験を行い,4.の規定に適合したものを合格とする。

7. 表示

 地金には,送り状又は1包装ごとに貼付ラベルなど適切な方法によって,次の事項を表示する。
a) 規格番号及び種類又はその記号
例1. JIS H 2222 MD1B
b) 製造番号又は製造年月若しくはその略号
c) 製造業者名又はその略号

8. 報告

 製造業者は,注文者からの要求がある場合は,分析試験の結果を提出しなければならない。

――――― [JIS H 2222 pdf 5] ―――――

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