JIS K 1902:1980 溶解アセチレン

JIS K 1902:1980 規格概要

この規格 K1902は、金属の溶接,切断などに用いる溶解アセチレンについて規定。

JISK1902 規格全文情報

規格番号
JIS K1902 
規格名称
溶解アセチレン
規格名称英語訳
Dissolved acetylene
制定年月日
1953年10月2日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.080.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
溶接 II(製品) 2021
改訂:履歴
1953-10-02 制定日, 1956-10-02 確認日, 1959-10-01 確認日, 1960-05-01 改正日, 1963-06-01 確認日, 1966-04-01 確認日, 1968-10-01 確認日, 1971-12-01 確認日, 1974-11-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1980-02-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1992-03-01 確認日, 2002-06-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 1902:1980 PDF [5]
                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K1902-1980

溶解アセチレン

Dissolved Acetylene

                                    C2H2     FW : 26.04
1. 適用範囲 この規格は,金属の溶接,切断などに用いる溶解アセチレン(1)について規定する。
注(1) 高圧ガス容器中に均等に詰めた多孔質物に溶剤としてアセトン又はジメチルホルムアミドを浸
潤させ,これに精製されたアセチレンガスを圧縮して溶解させたもの。
引用規格 :
JIS K 8433 三酸化硫黄(無水硫酸)(試薬)
JIS K 8506 臭化カリウム(試薬)
JIS K 8529 臭素(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8741 発煙硫酸(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
2. 品質 溶解アセチレンは,3.によって試験し,次の表の規定に適合しなければならない。

項目 規定
アセチレン (V/V%) 98.0以上
着色を認めず
りん化水素及び硫化水素
3. 試験方法
3.1 試料のとり方 試料は,試供容器のアセチレンガスを充てん量の5%放出してからとる。
3.2 アセチレン アセチレンの試験は,発煙硫酸法又は臭素法のいずれかによる。
(1) 発煙硫酸法
(a) 装置 発煙硫酸法に使用する装置の一例を付図1に示す。この場合,連結部にはゴム管などを使用
する。
(b) 吸収液 JIS K 8741〔発煙硫酸(試薬)〕に規定する発煙硫酸又はJIS K 8433〔三酸化硫黄(無水硫
酸)(試薬)〕に規定する三酸化硫黄とJIS K 8951〔硫酸(試薬)〕に規定する硫酸とを用い,三酸化
硫黄,硫酸溶液(約30w/w%)を調製する。
(c) 操作 供試容器のバルブを試料導入口3に連結して水準びん内の飽和食塩水をガスビュレット1に
満たした後,三方コック4を3とガス放出管9がつながる方向に開き,バルブを徐々に開いて,し
ばらく9から試料を放出して3と4の間の空気を追い出した後4を回し,水準びん2を下げて試料

――――― [JIS K 1902 pdf 1] ―――――

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K1902-1980
を目盛0をわずかに超える程度までガスビュレット1に導入し,バルブを閉じる。次に2と1との
液面を合わせながら4を回して徐々に試料を9から放出し,液面を正確に1の目盛0に合わせ4を
閉じる。次にコック5を開き,吸収液を満たしたガス吸収管6に2を上げて完全に1中の試料を導
入し,試料を吸収液に吸収(2)(3)させ,2を下げて残留試料を1にもどし,1と2の液面を合わせて
1の目盛を読む。この操作を数回繰り返し,一定となった1の目盛を読み,その数値をアセチレン
の含量(v/v%)とする。
注(2) 吸収能力の低下した吸収液は新しいものと,とり替えなければならない。
(3) 吸収液は1530℃の温度で使用する。
(2) 臭素法
(a) 装置 臭素法に使用する装置の一例を付図2に示す。この場合,連結部にはゴム管などを使用する。
(b) 吸収液 JIS K 8506〔臭化カリウム(試薬)〕に規定する臭化カリウムと蒸留水を用いて調製した臭
化カリウム溶液(30w/v%)にJIS K 8529〔臭素(試薬)〕に規定する臭素を飽和する。
(c) 操作 供試容器のバルブを試料導入口5に連結し,コック2及び4を開いた後,バルブを徐々に開
いてしばらく試料を放出してガス吸収管3内の空気を完全に試料で置換し,バルブ,コック4,コ
ック2の順に閉じる。(b)の吸収液を吸収液だめ(溜)1に満たした後コック2を徐々に開いて3内
に流下させ試料を吸収させる(2)。吸収が終わり1内の液が3内に入らなくなってから,コック2を
閉じ,3内の液面の目盛を読み,アセチレンの含量(v/v%)とする。
3.3 りん化水素及び硫化水素 JIS K 8550〔硝酸銀(試薬)〕に規定する硝酸銀を用いて調製した硝酸銀
溶液(10w/v%)をろ紙片に吸収させ,湿潤状態で試料の気流中に置き,10秒以内に着色するかどうかを調べ
る。
4. 表示 製品は,容器の見やすいところに次の事項を表示する。
(1) 名称
(2) 製造業者名又は略号
(3) 充てん年月日
(4) 充てん量

――――― [JIS K 1902 pdf 2] ―――――

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K1902-1980
付図1 発煙硫酸法装置(ルンゲ・オルザット法)の一例

――――― [JIS K 1902 pdf 3] ―――――

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K1902-1980
付図2 臭素法装置(臭素法ビュレット)の一例

――――― [JIS K 1902 pdf 4] ―――――

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K1902-1980
化学製品部会 有機合成化学製品専門委員会 構成表
氏名 所属
(委員会長) 倉 林 正 弘 工業技術院化学技術研究所
大 高 英 男 通商産業省基礎産業局
児 玉 幸 治 通商産業省基礎産業局
柴 田 幹 夫 通商産業省立地公害局
藤 岡 達 慈 工業技術院標準部繊維化学規格課
渡 辺 保 通商産業省工業品検査所
松 川 一 利 住友化学工業株式会社
小 西 昭 夫 呉羽化学工業会社
森 田 康 夫 日本曹達株式会社
村 上 宏 二 三井東圧化学株式会社
鈴 木 芳 平 関東アセチレン工業株式会社
内 野 篤 三菱瓦斯化学株式会社
榊 原 幸 三 ダイセル株式会社
北 川 信 夫 揖斐川電気工業株式会社
南 誠 佑 日本塗料工業会
岩 崎 和 男 興国化学工業株式会社
甲 斐 英 徳 三井造船株式会社
小 西 信 大鹿振興株式会社
笹 森 之 雄 日本フロンガス協会
臼 杵 督 郎 旭硝子株式会社
(事務局) 寺 沢 徹 工業技術院標準部繊維化学規格課
天 野 正 喜 工業技術院標準部繊維化学規格課

JIS K 1902:1980の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 1902:1980の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK8433:1961
三酸化いおう(無水硫酸)(試薬)
JISK8506:2017
臭化カリウム(試薬)
JISK8529:2016
臭素(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8741:2018
発煙硫酸(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)