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JIS K 8529:2016 規格概要
この規格 K8529は、試薬として用いる臭素について規定。
JISK8529 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8529
- 規格名称
- 臭素(試薬)
- 規格名称英語訳
- Bromine (Reagent)
- 制定年月日
- 1952年7月22日
- 最新改正日
- 2016年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2007-01-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-03-22 改正
- ページ
- JIS K 8529:2016 PDF [15]
K 8529 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度(Br2)・・・・[3]
- 6.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 不揮発物・・・・[5]
- 6.5 塩素(Cl)・・・・[5]
- 6.6 よう素(I)・・・・[6]
- 6.7 硫酸塩(SO4)・・・・[7]
- 6.8 重金属(Pbとして)・・・・[7]
- 6.9 鉄(Fe)・・・・[8]
- 6.10 有機性物質・・・・[9]
- 7 容器・・・・[10]
- 8 表示・・・・[10]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[11]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8529 pdf 1] ―――――
K 8529 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8529:2007は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成28年9月21日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8529:2007によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8529 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8529 : 2016
臭素(試薬)
Bromine (Reagent)
Br2 FW : 159.808
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3,Reagents for chemical analysis−Part 3:
Specifications−Second series R 51 Bromineを基とし,技術の進歩を反映し,技術的内容を変更して作成した
日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる臭素について規定する。
警告1 臭素は,有毒で粘膜及び皮膚を侵すため,これを吸入しないようにドラフト内で扱う。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート),MSDS(化学物質等安全データシ
ート : JIS Z 7250は,2012年に廃止され,JIS Z 7253に移行。JIS Z 7250:2010に従ってよい
猶予期間2016年まで)などを参考にして各自の責任において安全及び健康に対する適切な措
置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series R 51 Bromine
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
――――― [JIS K 8529 pdf 3] ―――――
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K 8529 : 2016
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8201 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
JIS K 8202 塩化1,10-フェナントロリニウム一水和物(試薬)
JIS K 8253 ペルオキソ二硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8295 グリセリン(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8371 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
JIS K 8506 臭化カリウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8949 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
臭素は,暗い赤褐色の揮発性の液体で,刺激性の臭いがある。エタノールに溶けやすく,水にやや溶け
やすい。密度は,約3.10 g/mLである。
4.2 定性方法
試料0.1 mLに水50 mLを加えて溶かし,その1 mLによう化カリウム溶液(100 g/L)1 mL及びヘキサ
ン5 mLを加えて振り混ぜると,上層(ヘキサン層)は紫になる。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8529 pdf 4] ―――――
3
K 8529 : 2016
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(Br2) 質量分率 % 99.0以上 6.2
水溶状 試験適合 6.3
不揮発物 質量分率 % 0.005以下 6.4
塩素(Cl) 質量分率 % 0.05以下 6.5
よう素(I) 質量分率 % 0.001以下 6.6
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.005以下 6.7
重金属(Pbとして) 質量分率 ppm 2以下 6.8
鉄(Fe) 質量分率 ppm 2以下 6.9
有機性物質 試験適合 6.10
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
使用するガラス器具は,特に規定されていない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
6.2 純度(Br2)
純度(Br2)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) よう化カリウム JIS K 8913に規定するもの。
2) 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液(Na2S2O3・5H2O : 24.82 g/L) 0.1 mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液
の調製,標定及び計算は,次による。
2.1) 調製 JIS K 8637に規定するチオ硫酸ナトリウム五水和物26 g及びJIS K 8625に規定する炭酸ナ
トリウム0.2 gをはかりとり,溶存酸素を除いた水1 000 mLを加えて溶かした後,気密容器に入
れて保存する。調製後2日間放置したものを用いる。
なお,防腐剤は,適切な量のJIS K 8051に規定する3-メチル-1-ブタノール などを用いるか,
それらを炭酸ナトリウムと併用してもよい。
2.2) 標定 標定は,認証標準物質1) 又はJIS K 8005に規定する容量分析用標準物質のよう素酸カリウ
ムの必要量を,認証書などの添付書類に記載された条件で乾燥する。その0.9 g1.1 gを全量フラ
スコ250 mLに0.1 mgの桁まではかりとり,水を加えて溶かし,水を標線まで加えて混合する。
その25 mLを共通すり合わせ三角フラスコ200 mLに正確にとり,水100 mLを加える。次に,よ
う化カリウム2 gを加えて溶かした後,速やかに硫酸(1+1)2 mLを加え,直ちに栓をして穏や
かに振り混ぜて,暗所に5分間放置する。指示薬としてでんぷん溶液を用い,2.1) で調製した0.1
mol/L チオ硫酸ナトリウム溶液で滴定する。この場合,でんぷん溶液は,終点間際で液の色がう
すい黄になったときに約0.5 mLを加える。終点は,液の青が消える点とする。
別に,共通すり合わせ三角フラスコ200 mLに水125 mL及びよう化カリウム2 gをとり,硫酸
(1+1)2 mLを加え,直ちに栓をして穏やかに振り混ぜて,暗所に5分間放置し,同一条件で空
試験を行って滴定量を補正する。
注1) 認証標準物質を供給する者として,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標準総合
センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST)などの国家計量機関及び認証標準
物質生産者がある。
――――― [JIS K 8529 pdf 5] ―――――
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JIS K 8529:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)
JIS K 8529:2016の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8529:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0067:1992
- 化学製品の減量及び残分試験方法
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8051:2010
- 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8121:2007
- 塩化カリウム(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8201:2006
- 塩化ヒドロキシルアンモニウム(試薬)
- JISK8202:2019
- 1,10-フェナントロリン塩酸塩一水和物(試薬)
- JISK8253:2020
- ペルオキソ二硫酸カリウム(試薬)
- JISK8295:2020
- グリセリン(試薬)
- JISK8359:2006
- 酢酸アンモニウム(試薬)
- JISK8371:2006
- 酢酸ナトリウム三水和物(試薬)
- JISK8506:2017
- 臭化カリウム(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8637:2006
- チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
- JISK8913:2006
- よう化カリウム(試薬)
- JISK8949:2019
- 硫化ナトリウム九水和物(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計