JIS K 8253:2020 ペルオキソ二硫酸カリウム(試薬)

JIS K 8253:2020 規格概要

この規格 K8253は、試薬として用いるペルオキソ二硫酸カリウムについて規定。

JISK8253 規格全文情報

規格番号
JIS K8253 
規格名称
ペルオキソ二硫酸カリウム(試薬)
規格名称英語訳
Potassium peroxodisulfate (Reagent)
制定年月日
1953年8月21日
最新改正日
2020年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1953-08-21 制定日, 1956-08-21 確認日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1978-01-01 確認日, 1979-03-01 改正日, 1984-08-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1995-01-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-03-25 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2020-02-20 改正
ページ
JIS K 8253:2020 PDF [14]
                                                                                   K 8253 : 2020

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[2]
  •  4.1 性状・・・・[2]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(K2S2O8)・・・・[3]
  •  6.3 水溶状・・・・[4]
  •  6.4 塩素化合物(Clとして)・・・・[4]
  •  6.5 窒素化合物(Nとして)・・・・[5]
  •  6.6 りん化合物(Pとして)・・・・[9]
  •  6.7 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[10]
  •  6.8 マンガン(Mn)・・・・[11]
  •  7 容器・・・・[12]
  •  8 表示・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8253 pdf 1] ―――――

K 8253 : 2020

まえがき

  この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を
改正すべきとの申出があり,日本産業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格で
ある。これによって,JIS K 8253:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,令和2年8月19日までの間は,産業標準化法第30条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8253:2006を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8253 pdf 2] ―――――

                                       日本産業規格                             JIS
K 8253 : 2020

ペルオキソ二硫酸カリウム(試薬)

Potassium peroxodisulfate (Reagent)

                                   K2S2O8     FW : 270.32

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるペルオキソ二硫酸カリウムについて規定する。
警告1 ペルオキソ二硫酸カリウムは,有害なため,粉じんを吸入しないようにし,粘膜及び皮
膚に付着しないようにする。また,強酸化性であることから還元性物質などとの接触を
避けるとともに,加熱すると分解し,有毒なガス(亜硫酸ガス)を生じるため保管に注
意する。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提
とする。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとす
るものではない。この規格の利用者は,安全データシート(SDS)などを参考にして各
自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 別名 : 過硫酸カリウム

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6202 化学分析用白金皿
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 0557 用水・排水の試験に用いる水
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8197 N-1-ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8533 ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)

――――― [JIS K 8253 pdf 3] ―――――

2
K 8253 : 2020
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8653 デバルダ合金(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8826 水酸化ナトリウム(窒素測定用)(試薬)
JIS K 8905 モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8953 硫酸亜鉛七水和物(試薬)
JIS K 8979 硫酸アンモニウム鉄(II)六水和物(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 8992 硫酸ヒドラジニウム(試薬)
JIS K 9005 りん酸(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS K 9066 スルファニルアミド(試薬)
JIS K 9502 L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS Z 8802 pH測定方法

3 種類

  種類は,特級及び窒素・りん測定用の2種類とする。

4 性質

4.1 性状

  ペルオキソ二硫酸カリウムは,無色又はうすい黄の結晶又は結晶性粉末で,熱水に溶けやすく,水にや
や溶けにくく,エタノールにほとんど溶けない。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料1 gに水100 mLを加えて溶かし,その10 mLに硫酸(1+5)0.05 mL,硝酸銀溶液(20 g/L)0.1 mL
及び硝酸マンガン(II)溶液(50 g/L)0.1 mLを加えて,約50 ℃に加熱すると,液は紅色になる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線の先端から約30 mmまでを塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120
mm,内炎の長さ約30 mmとしたガスバーナーの無色炎中に入れた後,放冷する。この操作を炎に色
が現れなくなるまで繰り返す。白金線の先端約5 mmを水に浸し,少量の試料を付着させたものをガ
スバーナーの無色炎中に入れ,コバルトガラスを透かして炎を観察すると紫が現れる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。

――――― [JIS K 8253 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 8253 : 2020
表1−品質
項目 規格値 試験方法
特級 窒素・りん測定用
純度(K2S2O8) 質量分率 % 98.0以上 99.0以上 6.2
水溶状 − 試験適合 試験適合 6.3
塩素化合物(Clとして) 質量分率 % 0.003以下 − 6.4
窒素化合物(Nとして) 質量分率 % 0.001以下 5以下(質量分率ppm) 6.5
りん化合物(Pとして) 質量分率 ppm − 0.3以下 6.6
銅(Cu) 質量分率 % 0.001以下 − 6.7
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001以下 − 6.7
マンガン(Mn) 質量分率 ppm 0.5以下 − 6.8
鉄(Fe) 質量分率 ppm 5以下 5以下 6.7

6 試験方法

6.1 一般事項

  試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。

6.2 純度(K2S2O8)

  純度(K2S2O8)の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次による。
1) りん酸 JIS K 9005に規定するもの。
2) 0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液(KMnO4 : 3.161 g/L) JIS K 8247に規定する過マンガン酸
カリウムを用い,JIS K 8001のJA.6.4 g)(0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液)に従って調製,
標定及び計算したもの。
3) 0.1 mol/L 硫酸アンモニウム鉄(II)溶液[Fe (NH4)2(SO4)2・6H2O : 39.21 g/L] JIS K 8979に規定
する硫酸アンモニウム鉄(II)六水和物を用い,JIS K 8001のJA.6.4 z)(0.1 mol/L 硫酸アンモニウ
ム鉄(II)溶液)に従って調製したもの。使用時に調製する。
b) 操作 操作は,次による。
1) 試料0.4 gをコニカルビーカー200 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水50 mLを加えて溶かす。
2) 0.1 mol/L 硫酸アンモニウム鉄(II)溶液50 mLを正確に加え,りん酸5 mLを加える。
3) 0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液で滴定する。
4) 滴定の終点は,液のうすい紅色が約30秒間残る点とする。
5) 別に,同一条件で空試験を行う。
c) 計算 純度(K2S2O8)は,次の式によって算出する。
.0013 516 V2 V1 f
A ×100
m
ここに, A : 純度(K2S2O8)(質量分率 %)
V1 : 滴定に要した0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液の
体積(mL)
V2 : 空試験に要した0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液
の体積(mL)
f : 0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
0.013 516 : 0.1 mol/L 硫酸アンモニウム鉄(II)溶液1 mLに相当
するK2S2O8の質量を示す換算係数(g/mL)

――――― [JIS K 8253 pdf 5] ―――――

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JIS K 8253:2020の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8253:2020の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISH6202:1986
化学分析用白金皿
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK0557:1998
用水・排水の試験に用いる水
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8034:2006
アセトン(試薬)
JISK8051:2010
3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8197:1996
N-1-ナフチルエチレンジアミン二塩酸塩(試薬)
JISK8247:2015
過マンガン酸カリウム(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8533:2012
ビス[(+)-タルトラト]二アンチモン(III)酸二カリウム三水和物(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8637:2006
チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JISK8653:2018
デバルダ合金(試薬)
JISK8659:2014
でんぷん(溶性)(試薬)
JISK8798:2012
フェノール(試薬)
JISK8826:2020
水酸化ナトリウム(窒素測定用)(試薬)
JISK8905:2019
モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
JISK8913:2006
よう化カリウム(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8953:2008
硫酸亜鉛七水和物(試薬)
JISK8979:2008
硫酸アンモニウム鉄(II)六水和物(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK8992:2012
硫酸ヒドラジニウム(試薬)
JISK9005:2006
りん酸(試薬)
JISK9007:2008
りん酸二水素カリウム(試薬)
JISK9066:2019
スルファニルアミド(試薬)
JISK9502:2020
L(+)-アスコルビン酸(試薬)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISZ8802:2011
pH測定方法