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JIS K 8905:2019 規格概要
この規格 K8905は、試薬として用いるモリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物[別名 : 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物,ドコサオキソモリブデン(VI)酸アンモニウム,パラモリブデン酸アンモニウム]について規定。
JISK8905 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8905
- 規格名称
- モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
- 規格名称英語訳
- Ammonium molybdate tetrahydrate (Reagent)
- 制定年月日
- 1952年7月22日
- 最新改正日
- 2019年2月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 6353-3:1987(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1991-06-01 確認日, 1994-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認日, 2019-02-20 改正
- ページ
- JIS K 8905:2019 PDF [14]
K 8905 : 2019
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 純度[(NH4)6Mo7O24・4H2O] 36.3 水溶状・・・・[4]
- 6.4 硝酸-硝酸アンモニウム溶液溶状・・・・[4]
- 6.5 塩化物(Cl)・・・・[5]
- 6.6 硝酸塩・・・・[5]
- 6.7 ひ酸塩,りん酸塩及びけい酸塩(SiO2として)・・・・[6]
- 6.8 硫酸塩(SO4)・・・・[7]
- 6.9 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
- 7 容器・・・・[9]
- 8 表示・・・・[9]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8905 pdf 1] ―――――
K 8905 : 2019
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8905:2008は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8905:2008を適用してもよい。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8905 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8905 : 2019
モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物(試薬)
Ammonium molybdate tetrahydrate (Reagent)
(NH4)6Mo7O24・4H2O FW : 1235.93
序文
この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基とし,技術の進歩を反映し,技術的内
容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いるモリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物について規定する。
注記1 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series R65
Hexaammonium heptamolybdate tetrahydrate(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
注記2 別名 : 七モリブデン酸六アンモニウム四水和物,ドコサオキソモリブデン(VI)酸アンモニ
ウム,パラモリブデン酸アンモニウム
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS H 6201 化学分析用白金るつぼ
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8092 インジゴカルミン(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8136 塩化すず(II)二水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8529 臭素(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
――――― [JIS K 8905 pdf 3] ―――――
2
K 8905 : 2019
JIS K 8545 硝酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8810 1-ブタノール(試薬)
JIS K 8847 ヘキサメチレンテトラミン(試薬)
JIS K 8885 二酸化けい素(試薬)
JIS K 8903 4-メチル-2-ペンタノン(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS Z 8802 pH測定方法
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物は,無色から白色の結晶又は結晶性粉末で,水にやや溶けや
すく,エタノール(99.5)に溶けにくい。
4.2 定性方法
定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに水酸化ナトリウム溶液(100 g/L)10 mLを加えて加熱すると,アンモニアのにおいが発
生する。
b) 試料0.5 gに水5 mLを加え加熱して溶かす。これに硝酸(1+2)3 mL及びりん酸水素二ナトリウム
溶液(50 g/L)2 mLを加えて加熱すると黄の沈殿が生じる。冷却後,アンモニア水(2+3)5 mLを加
えるとその沈殿は溶ける。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 8905 pdf 4] ―――――
3
K 8905 : 2019
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度[(NH4)6Mo7O24・4H2O] 質量分率 % 99.0 以上 6.2
水溶状 − 試験適合 6.3
硝酸−硝酸アンモニウム溶液溶状 − 試験適合 6.4
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001 以下 6.5
硝酸塩 − 試験適合 6.6
ひ酸塩,りん酸塩及びけい酸塩(SiO2として) 質量分率 %0.001 以下 6.7
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.01 以下 6.8
銅(Cu) 質量分率 % 0.001 以下 6.9
鉛(Pb) 質量分率 % 0.001 以下 6.9
鉄(Fe) 質量分率 % 0.002 以下 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 純度[(NH4)6Mo7O24・4H2O]
純度[(NH4)6Mo7O24・4H2O]の試験方法は,次による。
a) 試薬及び試験用溶液類 試薬及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) ヘキサメチレンテトラミン JIS K 8847に規定するもの。
2) 硝酸(1+2) JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率 60 %61 %,特級)の体積1と水の体積2と
を混合したもの。
3) 4-(2-ピリジルアゾ)レソルシノール溶液 4-(2-ピリジルアゾ)レソルシノール(鋭敏度が保証さ
れた市販の滴定用試薬)0.10 gをはかりとり,JIS K 8102に規定するエタノール(95)を加えて溶
かし,エタノール(95)を加えて100 mLにしたもの。褐色ガラス製瓶に保存する。
4) 0.05 mol/L硝酸鉛(II)溶液[Pb(NO3)2 : 16.56 g/L] JIS K 8563に規定する硝酸鉛(II)17.0 g及び
硝酸(1+50)を用い,JIS K 8001のJA.6.4 p) 1)[0.05 mol/L 硝酸鉛(II)溶液]による。気密容器
に入れて保存する。
なお,硝酸(1+50)の調製は,JIS K 8541に規定する硝酸(質量分率 6061 %,特級)の体積
1と水の体積50とを混合する。
b) 操作 操作は,次のとおり行う。
試料0.2 gを三角フラスコ300 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,水200 mLを加えて溶かし,
ヘキサメチレンテトラミン0.5 g及び硝酸(1+2)0.1 mLを加え,50 ℃70 ℃に加熱しながら,0.05
mol/L 硝酸鉛(II)溶液で滴定する。指示薬として4-(2-ピリジルアゾ)レソルシノール溶液を用い,
終点は液の色が黄から黄みの赤に変わる点とする。
c) 計算 純度[(NH4)6Mo7O24・4H2O]は,次の式によって算出する。
.0008 828V f
A 100
m
ここに, A : モリブデン(VI)酸アンモニウム四水和物の純度
[(NH4)6Mo7O24・4H2O](質量分率 %)
V : 滴定に要した0.05 mol/L 硝酸鉛(II)溶液の体積(mL)
f : 0.05 mol/L 硝酸鉛(II)溶液のファクター
m : はかりとった試料の質量(g)
――――― [JIS K 8905 pdf 5] ―――――
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JIS K 8905:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)
JIS K 8905:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 8905:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISH6201:1986
- 化学分析用白金るつぼ
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0121:2006
- 原子吸光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8092:2017
- インジゴカルミン(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8136:2017
- 塩化すず(II)二水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8529:2016
- 臭素(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8545:2007
- 硝酸アンモニウム(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8563:2018
- 硝酸鉛(II)(試薬)
- JISK8625:2017
- 炭酸ナトリウム(試薬)
- JISK8810:2018
- 1-ブタノール(試薬)
- JISK8847:2019
- ヘキサメチレンテトラミン(試薬)
- JISK8885:2018
- 二酸化けい素(試薬)
- JISK8903:2014
- 4-メチル-2-ペンタノン(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8982:2008
- 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISP3801:1995
- ろ紙(化学分析用)
- JISZ8802:2011
- pH測定方法