JIS K 8136:2017 塩化すず(II)二水和物(試薬)

JIS K 8136:2017 規格概要

この規格 K8136は、試薬として用いる塩化すず(II)二水和物について規定。

JISK8136 規格全文情報

規格番号
JIS K8136 
規格名称
塩化すず(II)二水和物(試薬)
規格名称英語訳
Tin(II) chloride dihydrate
制定年月日
1952年7月22日
最新改正日
2017年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-2:1983(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1952-07-22 制定日, 1955-07-22 改正日, 1958-03-03 改正日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-03-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-04-20 改正日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2017-02-20 改正
ページ
JIS K 8136:2017 PDF [19]
                                                                                   K 8136 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[2]
  •  4 性質・・・・[3]
  •  4.1 性状・・・・[3]
  •  4.2 定性方法・・・・[3]
  •  5 品質・・・・[3]
  •  6 試験方法・・・・[3]
  •  6.1 一般事項・・・・[3]
  •  6.2 純度(SnCl2・2H2O) 46.3 塩酸溶状・・・・[5]
  •  6.4 硫酸塩(SO4)・・・・[5]
  •  6.5 ナトリウム(Na),カリウム(K)及びカルシウム(Ca)・・・・[6]
  •  6.6 銅(Cu),鉛(Pb)及び鉄(Fe)・・・・[7]
  •  6.7 水銀(Hg)・・・・[8]
  •  6.8 ひ素(As)・・・・[10]
  •  6.9 アンモニウム(NH4)・・・・[12]
  •  7 容器・・・・[14]
  •  8 表示・・・・[14]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[15]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8136 pdf 1] ―――――

K 8136 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8136:2006は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8136:2006によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8136 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8136 : 2017

塩化すず(II)二水和物(試薬)

Tin(II) hloride dihydrate

                                SnCl2・2H2O       FW : 225.65

序文

  この規格は,1983年に第1版として発行されたISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2:
Specifications−First series R38 Tin(II) hloride dihydrateを基とし,技術の進歩を反映し,技術的内容を変更
して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる塩化すず(II)二水和物について規定する。
警告1 塩化すず(II)二水和物は劇物であり,分解によって発生する塩酸に注意し,また,目,粘
膜及び皮膚に付着しないようにする。塩化すず(II)二水和物は,酸化されやすいため,高
温,多湿及び直射日光を避け,気密容器に入れ,冷暗所に保管する。
警告2 この規格に基づいて試験を行う者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とす
る。この規格は,その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするもので
はない。この規格の利用者は,SDS(安全データシート)などを参考にして各自の責任にお
いて安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series R38 Tin(II)
chloride dihydrate(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 0121 原子吸光分析通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則

――――― [JIS K 8136 pdf 3] ―――――

2
K 8136 : 2017
JIS K 8012 亜鉛(試薬)
JIS K 8034 アセトン(試薬)
JIS K 8044 三酸化二ひ素(試薬)
JIS K 8051 3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8107 エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8116 塩化アンモニウム(試薬)
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8139 塩化水銀(II)(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8355 酢酸(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8536 (+)−酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8563 硝酸鉛(II)(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8580 すず(試薬)
JIS K 8617 炭酸カルシウム(試薬)
JIS K 8622 炭酸水素ナトリウム(試薬)
JIS K 8625 炭酸ナトリウム(試薬)
JIS K 8637 チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JIS K 8659 でんぷん(溶性)(試薬)
JIS K 8777 ピリジン(試薬)
JIS K 8798 フェノール(試薬)
JIS K 8913 よう化カリウム(試薬)
JIS K 8920 よう素(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8982 硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9512 N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計

3 種類

  種類は,特級及び水銀分析用とする。

――――― [JIS K 8136 pdf 4] ―――――

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K 8136 : 2017

4 性質

4.1 性状

  塩化すず(II)二水和物は,無色又は白い結晶で,エタノール(99.5)に溶けやすい。塩酸を含む水に溶
け,その溶液を多量の水でうすめると白濁する。空気中の酸素を吸収して塩基性塩が生じ,塩酸を含む水
又はエタノール(99.5)に溶けにくくなる。

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料0.5 gに硝酸(1+2)1 mL及び水20 mLを加えて溶かし,アンモニア水(2+3)4 mLを加えると,
白い沈殿が生じる。生じた沈殿をろ過し,ろ液2 mLに硝酸(1+2)0.5 mL及び硝酸銀溶液(20 g/L)
1 mLを加えると白い沈殿を生じ,更にアンモニア水2 mLを加えると沈殿は溶ける。
b) でんぷん溶液5 mLに0.05 mol/L よう素溶液0.5 mLを加え,これに試料溶液[試料0.1 g+塩酸(1+1)
1 mL+水10 mL]を加えると溶液の青が消える。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
特級 水銀分析用
純度(SnCl2・2H2O) 質量分率 % 97.0以上 97.0以上 6.2
塩酸溶状 試験適合 試験適合 6.3
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.002以下 0.002以下 6.4
ナトリウム(Na) 質量分率 % 0.005以下 0.005以下 6.5
カリウム(K) 質量分率 % 0.002以下 0.002以下 6.5
銅(Cu) 質量分率 % 0.001以下 0.001以下 6.6
カルシウム(Ca) 質量分率 % 0.002以下 0.002以下 6.5
水銀(Hg) 質量分率 ppb − 5以下 6.7
鉛(Pb) 質量分率 % 0.003以下 0.003以下 6.6
ひ素(As) 質量分率 ppm 2以下 2以下 6.8
鉄(Fe) 質量分率 % 0.002以下 0.002以下 6.6
アンモニウム(NH4) 質量分率 % 0.002以下 0.002以下 6.9

6 試験方法

6.1 一般事項

  一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確
認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認
して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan
Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標

――――― [JIS K 8136 pdf 5] ―――――

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JIS K 8136:2017の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-2:1983(MOD)

JIS K 8136:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8136:2017の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK0050:2019
化学分析方法通則
JISK0113:2005
電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
JISK0115:2004
吸光光度分析通則
JISK0115:2020
吸光光度分析通則
JISK0121:2006
原子吸光分析通則
JISK1107:2005
窒素
JISK8001:2017
試薬試験方法通則
JISK8012:2006
亜鉛(試薬)
JISK8034:2006
アセトン(試薬)
JISK8044:2014
三酸化二ひ素(試薬)
JISK8051:2010
3-メチル-1-ブタノール(試薬)
JISK8102:2012
エタノール(95)(試薬)
JISK8107:2017
エチレンジアミン四酢酸二水素二ナトリウム二水和物(試薬)
JISK8116:2006
塩化アンモニウム(試薬)
JISK8121:2007
塩化カリウム(試薬)
JISK8139:2007
塩化水銀(II)(試薬)
JISK8150:2006
塩化ナトリウム(試薬)
JISK8155:2017
塩化バリウム二水和物(試薬)
JISK8180:2015
塩酸(試薬)
JISK8180:2021
塩酸(試薬)
JISK8355:2006
酢酸(試薬)
JISK8355:2021
酢酸(試薬)
JISK8374:2007
酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JISK8536:2017
(+)-酒石酸ナトリウムカリウム四水和物(試薬)
JISK8541:2015
硝酸(試薬)
JISK8541:2021
硝酸(試薬)
JISK8550:2006
硝酸銀(試薬)
JISK8550:2021
硝酸銀(試薬)
JISK8563:2018
硝酸鉛(II)(試薬)
JISK8576:2019
水酸化ナトリウム(試薬)
JISK8580:2011
すず(試薬)
JISK8617:2007
炭酸カルシウム(試薬)
JISK8622:2007
炭酸水素ナトリウム(試薬)
JISK8625:2017
炭酸ナトリウム(試薬)
JISK8637:2006
チオ硫酸ナトリウム五水和物(試薬)
JISK8659:2014
でんぷん(溶性)(試薬)
JISK8777:2017
ピリジン(試薬)
JISK8798:2012
フェノール(試薬)
JISK8913:2006
よう化カリウム(試薬)
JISK8920:2008
よう素(試薬)
JISK8951:2006
硫酸(試薬)
JISK8962:2008
硫酸カリウム(試薬)
JISK8982:2008
硫酸アンモニウム鉄(III)・12水(試薬)
JISK8983:2016
硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JISK9512:2013
N,N-ジエチルジチオカルバミド酸銀(試薬)
JISR3503:1994
化学分析用ガラス器具
JISR3505:1994
ガラス製体積計