JIS K 8092:2017 インジゴカルミン(試薬)

JIS K 8092:2017 規格概要

この規格 K8092は、試薬として用いるインジゴカルミン(化学名 : 3,3’-ジオキソ-2,2’-ビス-インドリデン-5,5’-ジスルホン酸二ナトリウム)について規定。

JISK8092 規格全文情報

規格番号
JIS K8092 
規格名称
インジゴカルミン(試薬)
規格名称英語訳
Indigo carmine
制定年月日
1950年7月25日
最新改正日
2017年2月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 I 2020, 試薬 II 2020
改訂:履歴
1950-07-25 制定日, 1953-07-24 改正日, 1956-07-24 確認日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1972-07-01 改正日, 1975-08-01 確認日, 1978-08-01 確認日, 1984-02-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2010-04-20 改正日, 2015-10-20 確認日, 2017-02-20 改正
ページ
JIS K 8092:2017 PDF [7]
                                                                                   K 8092 : 2017

pdf 目 次

ページ

  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 種類・・・・[1]
  •  4 性質・・・・[1]
  •  4.1 性状・・・・[1]
  •  4.2 定性方法・・・・[2]
  •  5 品質・・・・[2]
  •  6 試験方法・・・・[2]
  •  6.1 一般事項・・・・[2]
  •  6.2 純度(C16H8N2Na2O8S2)(乾燥後)・・・・[2]
  •  6.3 水不溶分・・・・[3]
  •  6.4 乾燥減量(105 ℃)・・・・[4]
  •  6.5 強熱残分(硫酸塩)(乾燥後)・・・・[4]
  •  6.6 変色範囲(pH)・・・・[4]
  •  6.7 鋭敏度(乾燥後)・・・・[5]
  •  7 容器・・・・[5]
  •  8 表示・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8092 pdf 1] ―――――

K 8092 : 2017

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8092:2010は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年8月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 8092:2010によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8092 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8092 : 2017

インジゴカルミン(試薬)

Indigo carmine

                                                    C16H8N2Na2O8S2          FW : 466.35

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いるインジゴカルミンについて規定する。
注記 化学名 : 3,3'-ジオキソ-2,2'-ビス-インドリデン-5,5'-ジスルホン酸二ナトリウム

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0067 化学製品の減量及び残分試験方法
JIS K 0115 吸光光度分析通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8359 酢酸アンモニウム(試薬)
JIS K 8548 硝酸カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 9020 りん酸水素二ナトリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計

3 種類

  種類は,特級とする。

4 性質

4.1 性状

  インジゴカルミンは,暗い紫みの青から暗い赤みの紫の粉末又は小塊で,水にやや溶けにくく,エタノ
ール(99.5)及びジエチルエーテルにほとんど溶けない。

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K 8092 : 2017

4.2 定性方法

  定性方法は,次による。
a) 試料0.1 gに水50 mLを加え,加熱して溶かす(A液)。A液1 mLに水を加えて20 mLとし,硝酸(1
+2)1 mLを加え,更に硫酸3 mLを注意して振り混ぜながら加えると,液の色は濃い青から黄に変
わる。
b) 炎色試験は,直径約0.8 mmの白金線を先端から約30 mmまで塩酸(1+1)に浸し,炎の長さ約120 mm,
内炎の長さ約30 mm程度としたガスバーナーの無色炎中に,内炎の最上部から約10 mmの位置に水
平に入れた後,放冷する。この操作を炎に色が現れなくなるまで繰り返す。次に,白金線の先端約5 mm
を水で浸し,少量の試料を付着させたものをガスバーナーの無色炎中に入れると黄が現れる。

5 品質

  品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値 試験方法
純度(C16H8N2Na2O8S2)(乾燥後) 質量分率 % 97.5 以上 6.2
水不溶分 質量分率 % 0.3 以下 6.3
乾燥減量(105 ℃) 質量分率 % 8.0 以下 6.4
強熱残分(硫酸塩)(乾燥後) 質量分率 % 29.033.0 6.5
変色範囲(pH) − (青)11.614.0(黄) 6.6
鋭敏度(乾燥後) − 試験適合 6.7

6 試験方法

6.1 一般事項

  一般事項は,次による。
a) 試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
b) 使用するガラス器具は,特に規定がない場合は,JIS R 3503及びJIS R 3505による。
c) 使用する標準液は,計量計測トレーサビリティが確保された標準液を,使用用途に合致することを確
認し,必要ならば希釈して使用する。このような標準液がない場合,使用用途に合致することを確認
して市販の標準液を用いるか,又は調製したものを用いる。
注記1 計量計測トレーサビリティが確保された標準液としては,計量標準供給制度[JCSS(Japan
Calibration Service System)]に基づく標準液,国立研究開発法人産業技術総合研究所計量標
準総合センター(NMIJ),米国国立標準技術研究所(NIST),ドイツ連邦材料試験研究所
(BAM)などが供給する標準液及びこれらへの計量計測トレーサビリティが確保された市
販の認証標準液がある。
d) 滴定用溶液の調製及び標定は,JIS K 8001の附属書JA(試験用溶液類の調製方法及び滴定用溶液類の
調製及び標定)による。市販品を用いる場合は,使用用途に合致することを確認する。
注記2 計量計測トレーサビリティが確保された滴定用溶液としては,ISO/IEC 17025に基づく認
定試験所が認定の範囲で値付けした市販の滴定用溶液がある。

6.2 純度(C16H8N2Na2O8S2)(乾燥後)

  純度(C16H8N2Na2O8S2)(乾燥後)の試験方法は,次による。

――――― [JIS K 8092 pdf 4] ―――――

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K 8092 : 2017
a) 試験用溶液類 試験用溶液類は,次のものを用いる。
0.02 mol/L 酢酸アンモニウム溶液 JIS K 8359に規定する酢酸アンモニウム1.542 g(質量分率
100 %としての相当量)をビーカー100 mLにはかりとり,水を加えて溶かした後,全量フラスコ1 000
mLに移し,水を標線まで加えて混合する。
b) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) 吸収セル 光の吸収を測定するために試料,対照液などを入れる容器で,光路長が10 mmのもの。
2) 分光光度計 装置の構成は,JIS K 0115に規定するもの。
c) 操作 操作は,次のとおり行う。
6.4の残分0.1 gをビーカー300 mLなどに0.1 mgの桁まではかりとり,0.02 mol/L 酢酸アンモニウ
ム溶液200 mLを加え,加温して溶かし,冷却する。これを全量フラスコ250 mLに移し,0.02 mol/L 酢
酸アンモニウム溶液40 mLで洗い入れ,更に標線まで0.02 mol/L 酢酸アンモニウム溶液を加えて混合
する。この液25 mLを全量フラスコ100 mLに正確にとり,0.02 mol/L 酢酸アンモニウム溶液を標線
まで加えて混合する。さらに,この液10 mLを全量フラスコ100 mLに正確にとり,0.02 mol/L 酢酸
アンモニウム溶液を標線まで加えて混合したものを,試料溶液とする。試料溶液を,0.02 mol/L 酢酸
アンモニウム溶液を対照液として,吸収セルを用い,波長610 nmにおける吸光度をJIS K 0115の6.
(特定波長における吸収の測定)によって測定する。
d) 計算 純度(C16H8N2Na2O8S2)(乾燥後)は,次の式によって算出する。
B
A 100
.478 m
ここに, A : 純度(C16H8N2Na2O8S2)(乾燥後)(質量分率 %)
B : 吸光度
m : はかりとった試料の質量(g)
4.78 : 吸光係数[インジゴカルミン(質量分率 100 %相当)0.1 gを
溶媒に溶かして10 000倍希釈し,吸収セル(光路長10 mm)
を用いて測定した吸光度]

6.3 水不溶分

  水不溶分の試験方法は,次による。
a) 器具及び装置 主な器具及び装置は,次のとおりとする。
1) 磁製乳鉢(必要な場合に用いる。) 固体を粉砕したり,2種以上の粉末を均一に混合するために乳
棒とともに用いる磁製の鉢。
2) るつぼ形ガラスろ過器 1G3のもの。
3) 電気定温乾燥器 105 ℃±2 ℃に調節できるもの。
4) 吸引ろ過装置 物質を溶液から分離するためにガラスろ過器と吸引瓶とを組み合わせた装置。
b) 操作 操作は,次のとおり行う。
1) 試料1.0 gをビーカー300 mLなどにはかりとり,水200 mLを加えて加熱して溶かし,冷却する。
なお,塊状で溶けにくいものは,磁製乳鉢で粉砕して用いる。
2) これを,105 ℃±2 ℃の電気定温乾燥器で恒量にしたるつぼ形ガラスろ過器を用いて,吸引ろ過装
置でろ過する。
3) るつぼ形ガラスろ過器を水で洗浄する。
なお,洗浄は,洗液が無色になるまで行う。

――――― [JIS K 8092 pdf 5] ―――――

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JIS K 8092:2017の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8092:2017の関連規格と引用規格一覧