JIS K 1901:2003 カーバイド

JIS K 1901:2003 規格概要

この規格 K1901は、アセチレン発生に使用するカーバイドについて規定。

JISK1901 規格全文情報

規格番号
JIS K1901 
規格名称
カーバイド
規格名称英語訳
Calcium carbide
制定年月日
1950年10月3日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

71.060.99, 71.080.10
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1950-10-03 制定日, 1953-10-02 確認日, 1956-10-02 確認日, 1958-08-25 改正日, 1961-08-25 確認日, 1962-09-01 改正日, 1966-04-01 確認日, 1967-06-01 改正日, 1970-11-01 確認日, 1974-02-01 改正日, 1978-05-01 改正日, 1983-06-01 確認日, 1983-11-01 改正日, 1989-06-01 確認日, 2003-02-20 改正日, 2007-11-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 1901:2003 PDF [23]
                                                                                   K 1901 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日
本工業規格である。
これによって,JIS K 1901:1983は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済大臣及び日本工業標準調査会は,
このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新案登
録出願にかかわる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 1901 pdf 1] ―――――

K 1901 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  3.1 塊の大ききによる種類・・・・[1]
  •  3.2 ガス発生による種類・・・・[1]
  •  3.3 ガス中の不純物による種類・・・・[1]
  •  4. 品質・・・・[2]
  •  4.1 塊の大きさ・・・・[2]
  •  4.2 ガス発生量・・・・[2]
  •  4.3 ガス中の不純物・・・・[2]
  •  5. 試験方法・・・・[2]
  •  5.1 一般事項・・・・[2]
  •  5.2 塊の大きさ・・・・[2]
  •  5.3 ガス発生量・・・・[3]
  •  5.4 ガス中の不純物・・・・[6]
  •  6. 容器・・・・[12]
  •  7. 表示・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 1901 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 1901 : 2003

カーバイド

Calcium Carbide

                                       CaC2 FW : 64.10

1. 適用範囲

 この規格は,アセチレン発生に使用するカーバイドについて規定する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7411 一般用ガラス製棒状温度計
JIS G 3302 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS M 8100 粉塊混合物−サンプリング方法通則
JIS P 3801 ろ紙(化学分析用)
JIS R 3505 ガラス製体積計
JIS Z 8401 数値の丸め方
JIS Z 8801-1 試験用ふるい−第1部 : 金属製網ふるい
JIS Z 8801-2 試験用ふるい−第2部 : 金属製板ふるい

3. 種類

3.1 塊の大ききによる種類

 カーバイドの塊の大きさによる種類は,次の4種類とする。
a) 特大塊
b) 大塊
c) 中塊
d) 小塊

3.2 ガス発生による種類

 カーバイドのガス発生量による種類は,次の3種類とする。
a) 1号
b) 2号
c) 3号

3.3 ガス中の不純物による種類

 カーバイドから発生するガス中の不純物による種類は,次の2種類と
する。
a) 1級
b) 2級

――――― [JIS K 1901 pdf 3] ―――――

2
K 1901 : 2003

4. 品質

4.1 塊の大きさ

 カーバイドの塊の大きさは,5.2によって試験し,表1の規定に適合しなければならな
い。ただし,特に必要とする場合には,受渡当事者間の協定による。
表 1 塊の大きさ
塊の大きさ 限度内の塊の量 粉末含量
種類
上限 mm 下限 mm % %
特大塊 200 80 85以上 5以下
大塊 120 80 85以上 5以下
中塊 80 25 85以上 5以下
小塊 25 5 85以上 5以下

4.2 ガス発生量

 カーバイドのガス発生量は,5.3によって試験し,表2の規定に適合しなければならな
い。
表 2 ガス発生量
単位 L/kg
種類 ガス発生量
1号 290以上
2号 270以上
3号 250以上
備考 ガス発生量は,1 kgのカーバイドか
ら発生するガス量を15 ℃,101.3 kPa
の乾燥状態における体積に換算し
L/kgで表す。

4.3 ガス中の不純物

 カーバイドから発生するガス中の不純物は,5.4によって試験し,表3の規定に適
合しなければならない。ただし,特に必要とする場合には,受渡当事者間の協定による。
表 3 ガス中の不純物
単位 体積分率 (%)
種類 りん化水素 硫化水素
1級 0.06以下 0.20以下
2級 0.10以下 0.20以下

5. 試験方法

5.1 一般事項

 試験において共通する一般事項は,JIS K 0050によるほか,次のとおりとする。
a) 試験は,乾燥した場所で速やかに行い,カーバイドができるだけ風化しないようにする。
b) カーバイドは,いかなる場合でも素手で触れてはならない。
c) 使用器具は,あらかじめ十分に乾燥しておく。

5.2 塊の大きさ

5.2.1  要旨 試料をふるいを用いてふるい分けその質量を測定して限度内の塊の量及び粉末含量を求め
る。
5.2.2 試料採取方法 試料採取方法は,次のとおりとする。
a) 小形容器(ドラム缶,角缶など)の場合 トラック又は貨車輸送の場合は,1車分を1ロットとし,
船輸送の場合は,20 t又はその端数を1ロットとする。各ロットからランダムに3個の容器を抜き取
り,これを試料とする。この場合,抜き取った容器は缶を開く前にその容器が完全であることを確認
する。

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K 1901 : 2003
b) 大形容器(タンク車,コンテナ,タンクローリーなど)の場合 1車分を1ロットとし,大形容器に
積み込むとき又は積み下ろすとき,1回約10 kgを一定間隔に5回採取し,これを混合して試料とする。
5.2.3 器具 器具は,次のとおりとする。
a) 板ふるい及び網ふるい JIS Z 8801-1及びJIS Z 8801-2に規定する金属製網ふるい及び板ふるい。
なお,呼び寸法200 mm及び120 mmのふるいの目開きの寸法及びその許容差,円孔の中心距離
並びに板の厚さについては表4のとおりとし,円孔の数は1個でもよい。
表 4 呼び寸法120 mm及び120 mmのふるいの目開きなど
呼び寸法 ふるいの目開き 円孔の中心距稚 板の厚さ
mm 寸法 mm 許容差 % mm mm
200 200 ±1 260 2.3
120 120 ±1 156 2.3
b) 台ばかり又は天びん ひょう量300 kg又は50 kg,感量0.1 kgの台ばかり又は天びん。
5.2.4 操作 繰作は,次のとおり行う。
a) 小形容器の場合 小形容器の場合は,次のとおりとする。
1) 1容器中の試料の質量を0.1 kgまではかる。
2) 表1に規定する塊の大きさの上限に相当する板ふるいを通過し,下限に相当する板ふるいに止まる
ものの質量及び網ふるい2 830 過する粉末の質量をそれぞれ0.1 kgまではかる。
3) 次の式によって,限度内の塊の量及び粉末含量を算出する。
W 100
B
w 100
ここに, W : 限度内の塊の量 (%)
w : 粉末含量 (%)
A : 表1に規定する塊の大きさの上限に相当する板ふるいを通過
し,下限に相当する板ふるいに止まるものの質量 (kg)
B : 網ふるい2 830 過する粉末の質量 (kg)
m : 試料の質量 (kg)
4) 残り2個の試料についても,1) から3) の手順に従って限度内の塊の量及び粉末含量を求め,3個
の平均値で判定する。
b) 大形容器の場合 大形容器の場合は,次のとおりとする。
1) 試料の質量を0.1 kgまではかる。
2) 表1に規定する塊の大きさの上限に相当する板ふるいを通過し,下限に相当する板ふるいに止まる
ものの質量及び網ふるい2 830 過する粉末の質量をそれぞれ0.1 kgまではかる。
3) ) 3) の式によって限度内の塊の量及び粉末含量を算出する。

5.3 ガス発生量

5.3.1  要旨 試料を水中に浸して発生するガスの体積を測定し,ガス発生量とする。
5.3.2 試料採取方法 試料採取方法は,次のとおりとする。
a) 小形容器の場合 5.2.2 a) によって採取する。ただし,抜き取る容器の個数は,1ロット当たり5個と

――――― [JIS K 1901 pdf 5] ―――――

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