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K 2247-5 : 2022 (ISO 22241-5 : 2019)
単位 mm
記号説明
1 : フィラネックの端面a)
2 : 作業者の手のための自由空間
注a) 図1を参照。
図4−クラスBの自由空間の要件
――――― [JIS K 2247 pdf 11] ―――――
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K 2247-5 : 2022 (ISO 22241-5 : 2019)
5 試験
5.1 一般的試験要件
フィラネックは,処理後に,給水ノズルによって加えられた荷重に耐えなければならない。
フィラネックの試験は,新品の試料及び60 ℃のAUS 32の中へ168時間浸せきし,劣化させた試料で行
う。試験は,温度の規定がない場合,次の温度で行う。
− −30 ℃
− 室温(21 ℃±5 ℃)
− +45 ℃
注記 対応国際規格では,“劣化処理中及び処理後”の記載があるが,試験手順上,劣化処理中にノズル
によって荷重が加えられる可能性が極めて少ないため,“処理後に”修正した。
5.2 給水ノズルからのこぼれ量の測定
次の試験は,5個の給水ノズルを用い,それぞれについて5回測定する。こぼれ量の規定値への適合判
定は,次の試験手順による。
1) 給水ノズル及び装置は,室温(21 ℃±5 ℃)に保つ。車載AUS 32タンクは空にする。
+
2) フィラネックは,水平面に対して30°10°0°
の位置にする。
3) フィラキャップを外す。
4) 6時の方向で,給水ノズルの挿入及び/又は取付けを行う。
5) オートストップするまで,表1に規定する流量で給水する。
6) オートストップ後,6秒間待つ。
7) フィラネックから給水ノズルを取り外す。取外し後,ノズル注入口に付着している小滴を採取する。
8) 給水ノズルの注入口を上方垂直方向に向ける。その後,下方垂直方向に向け,測定器で小滴を60秒
間採取する。
こぼれ量を測定し記録する。25個の測定結果(5個の給水ノズルを用い,それぞれについて5回測定)
の平均値が,表1のこぼれ量の規定値に適合しなければならない。こぼれ量を質量で測定してもよい。
5.3 アンモニア濃度の測定
5.3.1 一般
試験では,車載AUS 32タンクの代わりに,容量25 Lの容器を使用する。
この規格に準拠したフィラネックを,図5に示すような,長さ200 mmの給水パイプ(内径=18 mm)
及びエア抜きパイプ(内径=8 mm)で,25 L容器の上部に取り付ける。エア抜きパイプ及び給水パイプは,
それぞれフィラネックに接続する。
――――― [JIS K 2247 pdf 12] ―――――
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K 2247-5 : 2022 (ISO 22241-5 : 2019)
単位 mm
図5−アンモニア濃度測定のための機器
5.3.2 前処理
25 L容器に,新品のAUS 32を5 L±1 L給水する。容器を密閉し,60 ℃の恒温槽で96時間保持する。
その後,容器を室温(21 ℃±5 ℃)まで冷却するのが望ましい。室温に達した1時間後,試験を開始する
のが望ましい。
5.3.3 試験手順
アンモニア濃度を測定する装置を,フィラネックの軸線上で,フィラネックの端面から65 cm±5 cmの
距離に設置する。
フィラキャップを取り外した後,フィラネックに給水ノズルを取り付ける。直ちに給水を開始する。ア
ンモニア濃度測定試験の間,室温(21 ℃±5 ℃)下で,容器に新品のAUS 32を16 L±1 L給水する。
試験チャンバーは,容積54 m3以下で,換気装置のない閉空間を備えたものとする。
アンモニア濃度の測定は,給水開始から30秒間±2秒間後に開始するのが望ましい。測定時間は,少な
くとも1分間とする。平均アンモニア濃度を測定し記録する。検知管を用いてもよい。
試験は,フィラネックに対し二通りの給水ノズル位置(標準的な6時の位置及び標準的な位置より45°
傾けた位置)で行う。給水ノズルの流量は,10 L/minとする。
測定は,5.3.2に従い前処理された容器を用いて,アンモニアがない環境下で開始する。測定は,少なく
とも3回行う。
それぞれの測定で,平均アンモニア濃度が体積分率0.000 015以下でなければならない。
――――― [JIS K 2247 pdf 13] ―――――
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K 2247-5 : 2022 (ISO 22241-5 : 2019)
5.4 フィラネックの最小強度
5.4.1 一般
フィラネックの試験は,車両への代表的な搭載条件で行う。この細分箇条で規定する試験は,運転者が
給水ノズルを正しく取り外すことができない場合に,給水システムが分離することを証明するために行う。
試験終了後,車載給水システムは,その後の使用ができなくなるような変形を示してはならない。定置形
給水システムの給水ノズルが,フィラネックに比べ強度が低い部品であることを明らかにする。
給水ノズルを取り外さないで走り出す事故に関しては,国内規格又は国内法規に従う。
5.4.2及び5.4.3に規定する試験は,別々に行う。
注記 現状,我が国で尿素水溶液用給水ノズルに関する規格類はなく,具体的な記載はできない。
5.4.2 不適切な使用を模擬する試験
試験は,図6及び図7に規定する2種類の試験用給水ノズルを用いて行う。それぞれの試験用給水ノズ
ルに500 Nの力を加える。
500 Nの力Fは,図6及び図7に示すように加える。力は,試験用給水ノズルを取付け後30秒間以内に
加え,少なくとも30秒間は保持する。
表1に示す機能要件に影響を及ぼす損傷がフィラネックにない場合,試験は合格とする。
単位 mm
注a) 車両搭載状態のフィラネックの角度を表す。
図6−差込み方式の試験用給水ノズルを用いる場合
――――― [JIS K 2247 pdf 14] ―――――
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K 2247-5 : 2022 (ISO 22241-5 : 2019)
単位 mm
注a) 車両搭載状態のフィラネックの角度を表す。
図7−袋ナット締結方式の試験用給水ノズルを用いる場合
5.4.3 軸方向の力による試験
次のa),b)及びc)の試験を行ったとき,表1に示す機能要件に影響を及ぼす損傷がフィラネックにない
場合,次の試験は合格とする。
注記 この規定は,対応国際規格ではc)の最後に記載されているが,この細分箇条の全ての試験に適用
されるため,冒頭に移動した。
a) 静的試験 袋ナット締結方式の試験用給水ノズルを用いて,500 Nの軸方向の力FAを加える(図7を
参照)。袋ナット締結方式の試験用給水ノズルは,フィラネックに確実に取り付ける。力は,袋ナット
締結方式の試験用給水ノズルを取付け後30秒以内に加え,少なくとも30秒間は保持する。
b) 動的試験(衝撃試験) 図8に示す試験体を用いる。試験体は,次の特性をもつ。
− 外径 70 mm
− 長さ 100 mm
− 質量 1 kg
− 端面の角部 R 5 mm
の鉄鋼又はアルミニウム製の円柱又は円管
試験体でフィラネックのシール面に衝撃を加える。フィラネックへの衝撃エネルギーは,3 Jとする。
――――― [JIS K 2247 pdf 15] ―――――
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JIS K 2247-5:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 22241-5:2019(IDT)
JIS K 2247-5:2022の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 2247-5:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK2247-1:2009
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32―第1部:品質要件
- JISK2247-1:2021
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32-第1部:品質要件
- JISK2247-3:2011
- ディーゼル機関―NOx還元剤 AUS 32―第3部:取扱い,輸送及び貯蔵
- JISK2247-3:2021
- ディーゼル機関―NOx還元剤AUS 32-第3部:取扱い,輸送及び貯蔵
- JISK2247-4:2013
- ディーゼル機関―NOx還元剤 AUS 32―第4部:重量車用の尿素水溶液給水インタフェース
- JISK2247-4:2022
- ディーゼル機関―NOx還元剤 AUS 32―第4部:尿素水溶液給水インタフェース