JIS K 5600-9-2:2006 塗料一般試験方法―第9部:粉体塗料―第2節:傾斜式溶融フロー試験方法 | ページ 2

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K 5600-9-2 : 2006
ットを融着させる方法のいずれかによって行う。両面テープを用いる場合には,ペレットの上端を直
径の4分の1以下の幅で接着する。ペレットを融着させる場合には,ペレットをはり付けたプレート
の温度は,一度室温に戻す。
e) 適切な温度b) に調整された循環型オーブン中にプレート架台をセットし,ファンを作動させたまま,
架台を最低15分間あらかじめ加熱する。試験ペレットを付けた金属板を素早く循環型オーブン中のプ
レート架台にしっかりと置き,特に規定がなければ金属板を65±1度の位置に確実に置くようセット
する。
f) プレートを15分間この状態に維持する。この後,循環型オーブンから金属板を取り出し,水平状態で
室温まで冷却する。
g) 金属尺(5.6)を用いて,溶融フローしたペレットの長さを0.5 mmまで測定し記録する。

8. 結果の表示

 7.1又は7.2で測定した溶融フロー値からペレットの元の直径(12.5 mm)を差し引いて,
ペレットの溶融フロー値を計算する。2回の繰返しの測定値が5 %以上のばらつきとなる場合は,7.の操
作をやり直す。5 %以内の有効な二つの値の平均値を求めて,少なくとも0.5 mmまで記録する。

9. 試験報告

 試験の報告は,少なくとも次の情報を含むものとする。
a) 試験品の同定に必要な詳細事項
b) この規格番号(JIS K 5600-9-2)
c) 試験温度
d) 試料の質量
e) 操作の方法(A法,B法)
f) 試験結果(個々の値及び平均値)
g) プレートの種類及び前処理の有無[7.1 c)]
h) 規定の方法と異なる特殊試験条件
i) 試験年月日

――――― [JIS K 5600-9-2 pdf 6] ―――――

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K 5600-9-2 : 2006
附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
ISO 8130-11 : 1997,粉体塗料−第11部 : 傾斜板フローテスト
JIS K 5600-9-2 : 2005 塗料一般試験方法−第9部 : 粉体塗料−第2節 : 傾斜式溶融フロ
ー試験方法
(I) ISの規定 (II) 国際規格番号 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範囲 傾斜させた面を溶 ISO 8130-11 1 JISに同じ IDT
融して流れ落ちる
− −
熱硬化性粉体塗料
の溶融特性の測定
2.引用規格 JIS B 7516 2 金属尺 MOD/追加 金属尺を明確にした。 見直し時期にISOに提案する。
JIS G 3141 MOD/追加 金属板を明確にした。 見直し時期にISOに提案する。
JIS K 5500 ISO 4618-1 MOD/追加 JIS K 5500を引用して 見直し時期にISOに提案する。
ISO 4618-2 用語を明確にした。
ISO 4618-3
JIS K 5600-1-2 ISO 8130-9 IDT − −
JIS K 5600-9-1 ISO 8130-6 IDT − −
JIS R 3202 ガラス板 MOD/追加 ガラス板を明確にした。見直し時期にISOに提案する。
ISO 8130-2 ISO 8130-2 IDT − −
ISO 8130-3 ISO 8130-3 IDT − −
3.定義 主な用語の定義。 ISO 4618-1 MOD/追加 JIS K 5500を引用して JIS K 5500はISO 4618シリーズ
JIS K 5500を引用 ISO 4618-2 用語を明確にした。 と整合している。
ISO 4618-3
4.原理 標準サイズのペレ 3 JISに同じ IDT
ットに成形した粉
体塗料が,加熱溶融 − −
して流れるフロー
を測定する。

――――― [JIS K 5600-9-2 pdf 7] ―――――

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K 5600-9-2 : 2006
(I) ISの規定 (II) 国際規格 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
番号 目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
5.装置 循環型オーブン,プレ 4 架台は水平の位置か MOD/変更 架台は水平の位置から 見直し時期にISOに提案する。
ート,架台,成形機, ら65±1度の角度まで 90度まで傾けることが
はく離剤などを規定。 傾けることができる。 できる。
JISを引用し,金属板,
ガラス板及び金属尺を明
確にした。
6.サンプリ JIS K 5600-1-2 5 JISに同じ IDT
− −
ング
7.操作 試料の調整,試験温度, 6 JISに同じ IDT
試験板の設置と角度,
− −
溶融フローの長さの測
定法など規定。
7.1 a) 密度の値とその半分の 6.1 密度の半分のグラム MOD/追加 ISO規格の方法では試料 見直し時期にISOに提案する。
間の値で適切な量をグ 数をはかりとる。 ペレットが作製できない
ラム単位ではかりと 粉体があるため。
る。
7.2 B法 金属板に試料ペレット MOD/追加 試験板を置く架台をあら見直し時期にISOに提案する。
をあらかじめ粘着又は かじめ65±1度の角度に
接着させ,室温の状態 セットすることによっ
− −
から直接180 ℃循環型 て,素早く操作が可能と
オーブン中に設置す なる。
る。
8.結果の表 フロー値の計算法,平 7 JISに同じ IDT
− −
示 均値の求め方を規定。

――――― [JIS K 5600-9-2 pdf 8] ―――――

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K 5600-9-2 : 2006
(I) ISの規定 (II) 国際規格 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項
番号 目ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本体
表示方法 : 側線又は点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
精度 項目を削除 8 繰返し反復精度を記 MOD/削除 精度に関する参考データ見直し時期にISOに確認する。
述。 がないため,明確になっ
た時点でJIS化する。
9.試験報告 試験報告書に記述する 9 JISに同じ IDT
− −
項目を規定。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
―IDT··················技術的差異がない。
―MOD/削除·········国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
―MOD/追加·········国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
―MOD/変更·········国際規格の規定内容を変更している。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD···············国際規格を修正している。

JIS K 5600-9-2:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 8130-11:1997(MOD)

JIS K 5600-9-2:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 5600-9-2:2006の関連規格と引用規格一覧