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K 6257 : 2017
表B.7−引張強さ(Tb)の変化に対する精度(横風式)
試料及び試験時間 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR, 72 h −4.4 7.5 5.5 6
NR, 168 h −16.1 9.4 9.5 6
NBR, 72 h −6.7 7.8 17.2 6
NBR, 168 h −9.6 7.3 8.2 6
EPDM, 72 h −9.5 7.2 10.3 6
EPDM, 168 h −9.6 12.7 14.0 6
絶対値の平均 9.3 8.7 10.8
相対精度 94 116
表B.8−100 %引張応力(S100)の変化に対する精度(横風式)
試料及び試験時間 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR, 72 h 38.4 31.5 24.5 6
NR, 168 h 59.1 36.7 29.8 6
NBR, 72 h 53.7 10.4 24.7 6
NBR, 168 h 75.0 28.5 28.9 6
EPDM, 72 h 88.2 27.4 32.2 6
EPDM, 168 h 112.1 39.6 59.6 6
絶対値の平均 71.1 29.0 33.3
相対精度 41 47
表B.9−切断時伸び(Eb)の変化に対する精度(横風式)
試料及び試験時間 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR, 72 h −15.6 13.8 10.2 6
NR, 168 h −26.1 13.0 10.2 6
NBR, 72 h −29.6 9.1 12.7 6
NBR, 168 h −36.0 1.6 3.9 6
EPDM, 72 h −47.9 14.5 14.7 6
EPDM, 168 h −53.2 10.4 16.9 6
絶対値の平均 34.7 10.4 11.4
相対精度 30 33
――――― [JIS K 6257 pdf 21] ―――――
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K 6257 : 2017
附属書C
(参考)
A法及びB法の試験精度
C.1 概要
この附属書は,1996年実施のITPの結果を解析して求めた試験精度について記載する。このITPは,促
進老化試験のA法(表1のAtA-1又はAtA-2)とB法(表1のAtB-3又はAtB-4)とを比較した。試験精
度の求め方及び用語については,ISO/TR 9272による。
C.2 試験精度の詳細
C.2.1 作製した試験片は,4種類の試料(NR,NBR,EPDM及びAEM)で,これらの試料を,参加する
全ての試験室に提供した。試験は,A法(ISO 188ではMethod Bと表記。)とB法(ISO 188ではMethod A
と表記。)とに分けて実施した。
試験温度は,NRに対しては70 ℃,NBRに対しては100 ℃,EPDMに対しては125 ℃,AEMに対し
ては150 ℃で,試験時間は,全ての試料に対し168時間とした。
C.2.2 参加した16か所の試験室のうち,6か所の試験室は,B法によって試験を行い,5か所の試験室が
A法によって試験を行った。残りの5か所の試験室は,A法及びB法の両方で試験を行った。試験精度の
解析結果を表C.1表C.8に示す。
C.2.3 硬さは,ISO 48:1994のM法によって,試験前後について測定した。引張強さ,100 %引張応力及
び切断時伸びは,加熱前後の5個の試験片についてISO 37に従って測定した。ISO 37に規定するタイプ1
ダンベル及びタイプ2ダンベルの2種類の試験片で試験した。
注記1 ISO 48:1994のM法は,JIS K 6253-2に規定するM法に相当する。また,ISO 37は,JIS K 6251
に相当する。
注記2 タイプ1ダンベル及びタイプ2ダンベルは,JIS K 6251に規定するダンベル状5号形及びダ
ンベル状6号形試験片にそれぞれ相当する。
C.2.4 1996年実施のITPでは,試験片を,一括して作製し,全ての試験室に提供した。また,二つの繰
返し測定の期間は,23週間とした。
表中の記号は,次による。
r =測定単位での試験室内繰返し精度
(r) =%で表した試験室内繰返し精度(相対値)
R =測定単位での試験室間再現精度
(R)=%で表した試験室間再現精度(相対値)
(r)及び(R)は,単に全ての材料を一緒にして計算した値である。
――――― [JIS K 6257 pdf 22] ―――――
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K 6257 : 2017
C.3 試験精度の結果
C.3.1 精度の結果は,B法については,表C.1表C.4に,A法については,表C.5表C.8に示す。こ
れらの表で,(r)及び(R)の値が各試料に対して記されていないのは,性能パラメータの平均値の多くが
ゼロに近くなるので,(r)及び(R)が非常に大きくなり,ほとんど意味がないことによる。各表は,4種
類全ての試料を含めた平均値(プールした値に類似しているが,等しくはない。)を示す。これら全ての平
均は,実施した4種類のゴム試料の相対精度を比較するのに有効である。これらの全ての平均に対する相
対精度は,A法とB法とを比較することを可能にしている。
C.3.2 各表から明らかなように,rとRとの違いは,小さく,幾つかの試験では等しい。この現象は,以
前のISO 188の精度試験でも観察された。これは,この種の試験で見られる,ばらつきの極めて大きな要
因が,試験室間の差によるものではなく,恐らく1試験室“内”で生じたばらつきの固有な原因によるも
のであろう。この原因は,まだ知られていないが,老化の過程に関係したものであろう。
――――― [JIS K 6257 pdf 23] ―――――
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K 6257 : 2017
表C.1−硬さ(IRHD M法)の変化に対する精度(B法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR 3.1 3.10 3.63 11
NBR 4.4 2.08 3.68 11
EPDM 22.0 5.50 10.30 11
AEM 3.9 6.78 7.78 11
絶対値平均 8.3 4.4 6.3
相対精度 53 76
表C.2−引張強さ(Tb)の変化に対する精度(B法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR −8.7 8.43 9.34 11
NBR 6.6 9.26 11.83 11
EPDM 4.1 8.24 14.92 11
AEM −9.3 8.13 10.71 11
絶対値平均 7.2 8.5 11.7
相対精度 118 162
表C.3−100 %引張応力(S100)の変化に対する精度(B法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR 25.2 13.4 16.0 11
NBR 38.4 26.8 26.8 11
EPDM 247.1 78.9 135.3 11
AEM 0.4 15.4 22.7 11
絶対値平均 77.7 33.6 50.2
相対精度 43 65
表C.4−切断時伸び(Eb)の変化に対する精度(B法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR −13.3 10.36 10.36 11
NBR −17.7 14.00 14.00 11
EPDM −66.5 4.85 7.44 11
AEM 0.8 7.72 17.12 11
絶対値平均 24.2 9.2 12.2
相対精度 38 50
――――― [JIS K 6257 pdf 24] ―――――
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表C.5−硬さ(IRHD M法)の変化に対する精度(A法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR 4.1 5.14 5.14 10
NBR 8.7 3.20 5.29 10
EPDM 35.9 3.89 9.67 10
AEM 8.0 5.04 8.00 10
絶対値平均 14.2 4.3 7.0
相対精度 30 49
表C.6−引張強さ(Tb)の変化に対する精度(A法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR −8.5 7.07 9.23 10
NBR 12.3 12.88 12.88 10
EPDM 7.9 11.88 11.88 10
AEM −4.4 8.93 10.73 10
絶対値平均 8.3 10.2 11.2
相対精度 122 134
表C.7−100 %引張応力(S100)の変化に対する精度(A法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR 24.3 10.3 14.0 10
NBR 54.4 25.0 26.7 10
EPDM 392.1 62.5 194.0 10
AEM 19.3 12.0 14.1 10
絶対値平均 122.5 27.4 62.2
相対精度 22 51
表C.8−切断時伸び(Eb)の変化に対する精度(A法)
試料 平均変化率 試験室内繰返し精度 試験室間再現精度 試験室数
% r (r) R (R)
NR −14.8 6.86 9.65 10
NBR −19.3 9.41 13.14 10
EPDM −73.0 5.76 8.89 10
AEM −3.3 9.39 11.80 10
絶対値平均 27.6 7.9 10.9
相対精度 29 39
――――― [JIS K 6257 pdf 25] ―――――
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JIS K 6257:2017の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 188:2011(MOD)
JIS K 6257:2017の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6257:2017の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISC1602:2015
- 熱電対
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6250:2019
- ゴム―物理試験方法通則
- JISK6251:2017
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―引張特性の求め方
- JISK6253-2:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第2部:国際ゴム硬さ(10 IRHD~100 IRHD)
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JIST8202:1997
- 一般用風速計
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方