JIS K 6394:2007 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―動的性質の求め方―一般指針

JIS K 6394:2007 規格概要

この規格 K6394は、加硫ゴム及び熱可塑性ゴム(製品も含む。)の自由振動方法及び強制振動方法による動的性質の求め方の一般指針について規定。ただし,反発弾性及び繰り返しによる疲労試験については適用しない。

JISK6394 規格全文情報

規格番号
JIS K6394 
規格名称
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―動的性質の求め方―一般指針
規格名称英語訳
Rubber, vulcanized or thermoplastic -- Determination of dynamic properties -- General guidance
制定年月日
1976年12月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 4664-1:2005(MOD)
国際規格分類

ICS

83.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1976-12-01 制定日, 1980-01-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1995-05-01 改正日, 1998-12-20 改正日, 2003-11-20 確認日, 2007-02-20 改正日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS K 6394:2007 PDF [32]
                                                                                   K 6394 : 2007

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ゴム工業会
(JRMA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出が
あり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6394:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 4664-1:2005,Rubber,vulcanized or
thermoplastic−Determination of dynamic properties−Part 1: General guidanceを基礎として用いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS K 6394には,次に示す附属書がある。
附属書1(参考)動的性質の計算方法の例
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6394 pdf 1] ―――――

K 6394 : 2007

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義及び記号・・・・[2]
  •  4. 動的性質の一般事項・・・・[8]
  •  4.1 一般事項・・・・[8]
  •  4.2 試験の用途・・・・[9]
  •  4.3 試験の分類・・・・[9]
  •  4.4 試験装置選定の留意点・・・・[9]
  •  4.5 動的運動・・・・[10]
  •  4.6 周波数と温度との換算・・・・[13]
  •  5. 試験装置・・・・[14]
  •  5.1 試験装置の概要・・・・[14]
  •  5.2 試験装置の校正・・・・[15]
  •  6. 試験片・・・・[16]
  •  6.1 試験片の形状及び寸法・・・・[16]
  •  6.2 試験片の採取・作製・・・・[16]
  •  6.3 試験片の数・・・・[16]
  •  6.4 試験片の厚さ及び直径又は幅の測定・・・・[16]
  •  7. 試験方法・・・・[16]
  •  7.1 試験条件・・・・[16]
  •  7.2 操作方法・・・・[20]
  •  8. 試験結果のまとめ方・・・・[21]
  •  8.1 強制振動非共振方法・・・・[21]
  •  8.2 自由振動方法・・・・[22]
  •  8.3 応力及びひずみと形状要素との関係・・・・[22]
  •  9. 記録・・・・[23]
  •  附属書1(参考)動的性質の計算方法の例・・・・[25]
  •  附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[27]

――――― [JIS K 6394 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6394 : 2007

加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−動的性質の求め方−一般指針

Rubber, vulcanized or thermoplastic− Determination of dynamic properties−General guidance

序文

 この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 4664-1,Rubber,vulcanized or thermoplastic−
Determination of dynamic properties−Part 1: General guidanceを翻訳し,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書2(参考)に示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室の作業に精通しているものとする。この規格は,その使用に
関連して起こるすべての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,
各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

1. 適用範囲

 この規格は,加硫ゴム及び熱可塑性ゴム(製品も含む。)の自由振動方法及び強制振動方法
による動的性質の求め方の一般指針について規定する。ただし,反発弾性及び繰り返しによる疲労試験に
ついては適用しない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 4664-1:2005,Rubber,vulcanized or thermoplastic−Determination of dynamic properties−Part 1:
General guidance (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7507 ノギス
JIS K 6200 ゴム用語
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
備考 ISO 23529:2004,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces for physical
test methodsからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 6254 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低変形における応力・ひずみ特性の求め方

――――― [JIS K 6394 pdf 3] ―――――

2
K 6394 : 2007
備考 ISO 7743:2004,Rubber,vulcanized or thermoplastic−Determination of compression stress-strain
propertiesからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
JIS K 6272 ゴム−引張,曲げ及び圧縮試験機(定速)−仕様
備考 ISO 5893:2002,Rubber and plastics test equipment−Tensile,flexural and compression types
(constant rate of traverse)−Specificationからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO 4663:1986,Rubber−Determination of dynamic behaviour of vulcanizates at low frequencies−Torsion
pendulum method

3. 定義及び記号

 この規格で用いる主な用語の定義及び記号は,JIS K 6200によるほか,表1,表2,表
3,表4,参考図1,図1,図2及び図3による。

――――― [JIS K 6394 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 6394 : 2007
表 1 周期的変形に用いる用語
番号 用語 記号 基本単位 定義 備考
1 ヒステリシス曲線 − − 参考図1
試験片に周期的変形を与えたときに示される連続した
(mechanical hysteresis 応力―ひずみ又は荷重―たわみの閉曲線 参照
loop)
2 エネルギー損失 − J/m3 周期的変形の周期ごとに単位体積当たりに失われる力
(energy loss) 学的エネルギーで,ヒステリシス曲線の面積に相当す
る。
3 パワー損失 − W/m3 周期的変形時に熱に変化したパワーで,エネルギー損失
(power loss) と周波数との積
4 平均荷重 − N 荷重―たわみ曲線における荷重の平均値 参考図1
(mean load) 及び図1
参照
5 平均応力 − Pa 応力―ひずみ曲線における応力の平均値 参考図1
(mean stress) 及び図1
参照
6 平均たわみ − m 荷重―たわみ曲線におけるたわみの平均値 参考図1
(mean deflection) 及び図1
参照
7 平均ひずみ − − 応力―ひずみ曲線におけるひずみの平均値 参考図1
(mean strain) 及び図1
参照
8 平均弾性係数 − Pa 平均応力と平均ひずみとの比
(mean modulus)
9 最大荷重振幅 F0 N 平均荷重を基準とした片振幅の最大値 参考図1
(maximum load 参照
amplitude)
10 最大応力振幅 τ0 Pa 平均応力を基準とした片振幅の最大値 参考図1
(maximum stress 参照
amplitude)
11 実効応力 − Pa 1サイクルにおける応力の二乗の時間平均値の平方根参考図1
(root-mean-square 参照
(実効応力は,対称な正弦波応力に対してはその最大応
stress) 力振幅を2で除して得られる。)
12 最大たわみ振幅 x0 m 平均たわみを基準とした片振幅の最大値 参考図1
(maximum deflection 参照
amplitude)
13 最大ひずみ振幅 γ0 − 平均ひずみを基準とした片振幅の最大値 参考図1
(maximum strain 参照
amplitude)
14 実効ひずみ − − 参考図1
1サイクルにおけるひずみの二乗の時間平均値の平方根
(root-mean-square 参照
(実効ひずみは,対称な正弦波ひずみに対してはその最
strain) 大ひずみ振幅を2で除して得られる。)

――――― [JIS K 6394 pdf 5] ―――――

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