JIS K 7234:1986 エポキシ樹脂の軟化点試験方法

JIS K 7234:1986 規格概要

この規格 K7234は、常温で固形のエポキシ樹脂の軟化点試験方法について規定。

JISK7234 規格全文情報

規格番号
JIS K7234 
規格名称
エポキシ樹脂の軟化点試験方法
規格名称英語訳
Testing methods for softening point of epoxide resins
制定年月日
1986年2月1日
最新改正日
2018年10月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.080.10, 91.100.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1986-02-01 制定日, 1992-02-01 確認日, 1999-08-20 確認日, 2003-11-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 7234:1986 PDF [8]
                                                                                              1
K 7234-1986
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7234-1986

エポキシ樹脂の軟化点試験方法

Testing Methods for Softening Point of Epoxide Resins

1. 適用範囲 この規格は,常温で固形のエポキシ樹脂の軟化点試験方法について規定する。
引用規格 :
JIS B 1501 玉軸受用鋼球
JIS B 7410 石油類試験用ガラス製温度計
JIS K 2207 石油アスファルト
JIS K 7231 エポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法通則
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
2. 用語の意味 この規格で用いる主な用語の意味は,次のとおりとする。
(1) エポキシ樹脂 JIS K 7231(エポキシ樹脂及び硬化剤の試験方法通則)による。
(2) 軟化点 エポキシ樹脂が加熱されることによって次第に軟化し,規定の状態(1)になったときの温度。
注(1) 規定の状態とは,それぞれの試験方法に示す。
3. 試験方法の種類 試験方法の種類は,次の二とおりとする。
(1) 環球法
(2) 水銀置換法
4. 試験方法
4.1 環球法
4.1.1 試験方法の概要 規定の環に試料を充てんし,水浴又はグリセリン浴中に水平に支え,試料の中央
に規定の質量の球を置き,浴温を規定の速さで上昇させたとき,球の重さで軟化した試料が環台の底板に
触れたときの温度を軟化点とする。
4.1.2 器具及び装置 試験器は図1に示す構造のものでJIS K 2207(石油アスファルト)の5.4に規定す
る試験器と同一とする。
(1) 環 図2(a)に示す形状・寸法の黄銅製又はニッケルめっき若しくはクロムめっきの黄銅製のもの。
3(径9.525mm)等級60以上で質量3.5±0.05gのもの。
(2) 球 JIS B 1501(玉軸受用鋼球)に規定する8
(3) 球案内 図2(b)に示す形状・寸法の黄銅製又はニッケルめっき若しくはクロムめっきの黄銅製のもの。
(4) 環台 図3に示す形状・寸法の黄銅製又はニッケルめっき若しくはクロムめっきの黄銅製のもので,
温度計及び環を次に示すように保持できるもの。
環をその上面が加熱浴上端から75mm以上,浴液面から50mm以上,下方にあるように水平に保持
できるもの。

――――― [JIS K 7234 pdf 1] ―――――

2
K 7234-1986
環の下面と環台の底板上面との距離は25.4mmとし,底板は加熱浴の底から12.719.1mmとする。
温度計をその水銀球下端が環の下面と同一平面上で環から10mm以内の位置にあるよう,また試料棚
と触れないように保持できるもの。
(5) 加熱浴 図1に示す外径100±2mm,高さ140150mmのビーカーで,その材質はJIS R 3503(化学
分析用ガラス器具)に規定する硬質1級のもの。

――――― [JIS K 7234 pdf 2] ―――――

                                                                                              3
K 7234-1986
図1 軟化点試験器(一例)

――――― [JIS K 7234 pdf 3] ―――――

4
K 7234-1986
図2 環及び球案内

――――― [JIS K 7234 pdf 4] ―――――

                                                                                              5
K 7234-1986
図3 環台
(6) 温度計 JIS B 7410(石油類試験用ガラス製温度計)のSP33及びSP34に規定するもの,又はこれと
同等の性能をもつもの。
備考 軟化点が200℃を超えるエポキシ樹脂があるが,その場合はJIS B 7410に規定する温度計
DIST77,DIST78,又はこれと同等の性能をもつものを使用すること。
(7) 加熱装置 加熱浴液を毎分5℃以上の割合で上昇させる能力のもの。
4.1.3 試験の手順 試験の手順は,次のとおりとする。
(1) 試料を100mlのビーカーに約10g採り,推定軟化点よりも約50℃(2)高く設定した加熱装置(油浴,熱
風乾燥器等)で部分的過熱がないように加熱溶融し,脱泡する。
注(2) エポキシ樹脂の種類によっては推定軟化点+50℃の加熱では脱泡が困難なもの又は劣化が始ま
るものがある。このような場合にはできるだけ短時間で溶融脱泡できる温度を推定軟化点+30
80℃の範囲で選ぶ必要がある。
(2) 2個の環を試料と同じ温度に加熱し,シリコーングリースなどのはく離剤を塗布した平滑な金属板上
に置き,直ちに気泡を入れないように注意して試料を2個の環にやや過剰に注ぎ込む。
(3) 試料を注入した環を室温で30分間以上(3)放冷した後,過剰の試料を環の上縁と同じ高さまで削り取る。

――――― [JIS K 7234 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS K 7234:1986の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 7234:1986の関連規格と引用規格一覧