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K 7350-3 : 2008
表1−昼光紫外線対応のタイプ1A蛍光ランプの紫外部の相対分光放射照度(A法)a),b)
タイプ1A(UVA-340)ランプ タイプ1Aランプの組合せ
A1 A2
分光波長域
最小値c) CIE No.85の 最大値c) 最小値c) CIE No.85の 最大値c)
λ : 波長 (nm)
表4 d),e) 表4 d),e)
% % % % % %
λ<290 − 0 0.01 − 0 0
290≦λ≦320 5.9 5.4 9.3 4 5.4 7
320<λ≦360 60.9 38.2 65.5 48 38.2 56
360<λ≦400 26.5 56.4 32.8 38 56.4 46
注a) この表は,指定の波長域における放射照度,290 nm400 nmの放射照度に対する百分率で示す。特定のタ
イプ1A(UVA-340)ランプが,この表の要求に合致しているかどうかを判定するためには,250 nm400 nm
の分光放射照度を測定する。この測定は,通常2 nmごとに行う。 次に各波長域における放射照度を合計し,
290 nm400 nmの放射照度で除す。
b) この表のタイプ1A(UVA-340)ランプの最小値及び最大値は,異なる製造ロットのタイプ1A(UVA-340)ランプ
及び経時的にも様々な時間用いたランプによって,60回以上行った放射照度の測定結果に基づいている(参
考文献[2]参照)。分光放射照度のデータは,装置製造業者が推奨する使用可能時間範囲内にあるランプに適
用できる。さらに,多くの分光放射照度分布が得られれば,許容範囲の小規模な変更は可能である。最小値
及び最大値は,すべての測定値の平均値から3σ以内である。 紫外線蛍光ランプの組合せによる相対放射照
度の範囲は,装置製造業の推奨する暴露面積内の約50か所で測定された。
c) 最小値及び最大値の欄は,測定値の最小値及び最大値を記載しているので,合計は必ずしも100 %にならな
い。個々の相対分光放射照度分布の百分率の合計は,この表の波長域で計算すると100 %になる。個々のど
の紫外線蛍光ランプ,タイプ1A(UVA-340)に関しても,各波長域中の計算された割合は,この表の最小値及
び最大値の中に入ることを確認する。分光放射照度の許容範囲と異なったタイプのタイプ1A(UVA-340)ラン
プを使用した暴露試験では,結果は異なることが予測できる。用いるタイプ1A(UVA-340)ランプに関する分
光放射照度データが必要な場合は,試験装置の製造業者から入手する。
d) IE No.85の表4の値は,エアマス1.0,標準気圧での大気オゾン含有量0.34 cm,下降水量1.42 cm,及び
500 nmでの混濁係数0.1のときにおける水平面全天放射照度である。これらの値を比較のために示す。
e) IE No.85の表4に代表される太陽光について,290 nm800 nmの放射照度との百分率で示すと,紫外線放
射(290 nm400 nm)は11 %で,可視放射(400 nm800 nm)は89 %である。紫外線蛍光ランプの放射
は,300 nm400 nmの波長域に集中されるため,ランプの可視放射については利用できる十分なデータが
ない。紫外線蛍光ランプ装置で暴露される試験片上の紫外放射照度及び可視放射照度の割合は,暴露される
試験片の数及び反射特性によって異なることがある。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 6] ―――――
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表2−窓ガラスを通した昼光対応のタイプ1B(UVA-351)蛍光ランプの
紫外部の相対分光放射照度(B法)a),b)
分光透過帯域 最小値c) CIE No.85の表4, 最大値c)
λ : 波長 (nm) + 窓ガラス効果d),e)
% % %
λ<300 − 0 0.2
300≦λ≦320 1.1 ≦1 3.3
320<λ≦360 60.5 33.1 66.8
360<λ≦400 30.0 66.0 38.0
注a) この表は,指定の波長域における放射照度,290 nm400 nmの放射照度に対する百分率で示す。特定のタ
イプ1B(UVA-351)ランプが,この表の要求事項に合致しているかどうかを判定するためには,250 nm400
nmの分光放射照度を測定する。この測定は,通常2 nmごとに行う。次に,各波長域における放射照度を合
計し,290 nm400 nmの放射照度で除す。
b) この表のタイプ1B(UVA-351)ランプの最小値及び最大値は,異なる製造ロットのタイプ1B(UVA-351)ランプ
及び様々な時間用いたランプによって,21回行った放射照度の測定結果に基づいている(参考文献[2]参照)。
分光放射照度のデータは,装置製造業者が推奨する使用可能時間範囲内にあるランプに適用できる。さらに,
多くの分光放射照度分布が得られれば,許容範囲の小規模な変更は可能である。最小値及び最大値は,すべ
ての測定値の平均値から3σ以内である。
c) 最小値及び最大値の欄は,測定値の最小値及び最大値を記載しているので,合計は必ずしも100 %になら
ない。個々の相対分光放射照度分布の値は,この表の波長域で計算すると百分率の合計が100 %になる。
個々のどの紫外線蛍光ランプ,タイプ1B(UVA-351)に関しても,各波長域中の計算された割合は,この表の
最小値及び最大値の中に入ることを確認する。分光放射照度の許容範囲と異なったタイプ1B(UVA-351)ラン
プを使用した暴露試験では,結果は異なることが予測できる。用いるタイプ1B(UVA-351)ランプに関する分
光放射照度データが必要な場合は,試験装置の製造業者から入手する。
d) IE No.85の表4のデータに窓ガラス効果を加えたもので,表4のデータに代表的な3 mm厚さの窓ガラス
(ISO 11341参照)の分光透過率を乗じて求めたものである。これらの値を比較のために示す。
e) IE No.85の表4に窓ガラス効果を加えたデータに関しては,300 nm800 nmの全放射照度との百分率で示
すと,300 nm400 nmの紫外線放射は約9 %で,可視放射(400 nm800 nm)は約91 %である。紫外線蛍光
ランプの放射は,300 nm400 nmの波長域に集中されるため,ランプの可視光放射については利用できる
十分なデータがない。紫外線蛍光ランプ装置で暴露される試験片上の紫外放射照度及び可視放射照度の割合
は,暴露される試験片の数及び反射特性によって異なることがある。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 7] ―――――
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表3−タイプ2(UVB-313) 蛍光ランプの紫外部の相対分光放射照度(C法)a),b)
分光透過帯域 最小値c) CIE No.85の表4d),e) 最大値c)
λ : 波長 (nm) % % %
λ<290 1.3 0 5.4
290≦λ≦320 47.8 5.4 65.9
320<λ≦360 26.9 38.2 43.9
360<λ≦400 1.7 56.4 7.2
注a) この表は,指定の波長域における放射照度を,250 nm400 nmの放射照度に対する百分率で示す。特定の
タイプ2(UVB-313)ランプがこの表の要求事項に合致しているかどうかを判定するためには,250 nm400
nmの分光放射照度を測定する。この測定は,通常2 nmごとに行う。次に各波長域における放射照度を合計
し,250 nm400 nmの放射照度で除す。
b) この表のタイプ2(UVB-313)ランプの最小値及び最大値は,異なる製造ロットのタイプ2(UVB-313)ランプ及
び様々な時間用いたランプによって,44回行った放射照度の測定結果に基づいている(参考文献[2]参照)。
分光放射照度のデータは,装置製造業者が推奨する使用可能時間範囲内にあるランプに適用できる。さらに,
多くの分光放射照度分布が得られれば,許容範囲の小規模な変更は可能である。最小値及び最大値は,すべ
ての測定値の平均値から3σ以内である。
c) 最小値及び最大値の欄は,測定値の最小値及び最大値を記載しているので,合計は必ずしも100 %になら
ない。個々の相対分光放射照度分布の値は,この表の波長域で計算すると百分率の合計は100 %になる。
個々のどの紫外線蛍光ランプ,タイプ2(UVB-313)に関しても,各波長域中の計算された割合は,この表の
最小値及び最大値の中に入ることを確認する。 分光放射照度の許容範囲と異なったタイプ2(UVB-313)ラン
プを用いた暴露試験では,結果は異なることが予測できる。用いるタイプ2(UVB-313)ランプに関する分光
放射照度データが必要な場合は,試験装置の製造業者から入手する。
d) IE No.85の表4の値は,エアマス1.0,標準気圧での大気オゾン含有量0.34 cm,下降水量1.42 cm,及び
500 nmでの混濁係数0.1のときにおける水平面全天放射照度である。これらの値を比較のために示す。
e) IE No.85の表4に代表される太陽光については,290 nm800 nmの放射照度との百分率で示すと,紫外線
放射(290 nm400 nm)は11 %で,可視放射(400 nm800 nm)は89 %である。紫外線蛍光ランプの放
射は,300 nm400 nmの波長域に集中されるため,ランプの可視放射については,利用できる十分なデー
タがない。紫外線蛍光ランプ装置で暴露される試験片上の紫外放射照度及び可視放射照度の割合は,暴露さ
れる試験片の数及び反射特性によって異なることがある。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 8] ―――――
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K 7350-3 : 2008
4.2 試験槽
試験槽は,試験結果に影響を与えないような材料で作製し,JIS K 7350-1の5.に規定する均一な放射が
でき,温度制御機能を備えているものを用いる。また,試験片表面への水の凝縮若しくは水の噴霧,又は
湿度の制御機能を必要とする。
4.3 放射計
放射照度制御を行うときは,放射計を用いることを奨励する。放射計を用いる場合は,JIS K 7350-1の
5.2による。自動放射照度制御システムが装備されていない場合,目標とする放射照度を維持するのに必要
な手順は,装置製造業者の指示に従う。
4.4 ブラックスタンダード温度計又はブラックパネル温度計
ブラックスタンダード温度計又はブラックパネル温度計は,JIS K 7350-1の5.1.5による。ただし,ブラ
ックスタンダード温度計は,金属板の厚さが0.5 mmのものとする。
4.5 水噴霧及び湿度制御装置
4.5.1 一般
水噴霧又は凝縮によって試験片を水分に暴露する。水噴霧又は凝縮を用いる試験条件を表4に示す。水
噴霧又は凝縮を用いる場合は,手順の詳細及び試験条件を試験報告書に記載する。
相対湿度の制御が必要な場合,制御が必要でない場合など,推奨する試験条件を表4に示す。
注記 凝縮期間,水の噴霧期間,又は空気の相対湿度は,高分子材料の光劣化に重大な影響を及ぼす
場合がある。
4.5.2 相対湿度の制御装置
暴露期間中に,相対湿度の制御が必要な場合がある。相対湿度制御が必要な試験では,湿度測定用セン
サの位置は,JIS K 7350-1の5.1.4による。相対湿度を制御する試験の場合,装置は,設定値に対して±10 %
で維持できるものを用いる。
4.5.3 凝縮及び噴霧システム
試験槽は規定の条件下で,試験片の表面に水の凝縮を間欠的に起こすシステム,又は試験片の表面に水
を間欠的に噴霧するシステムを備え,凝縮又は噴霧は試験片に均一に分布していなければならない。噴霧
システムは,用いる水を汚染しない耐食性の材料で作る。
試験片表面への噴霧に用いる水は,試験片に目立った汚れ及び付着物が付かないものを用いる。要求さ
れる品質の水は,逆浸透膜とイオン交換樹脂との組合せで作ることができる。
注記 参考までに噴霧に用いる水の推奨する水質を示すと,電気伝導率5 μS/cm 未満,全固形分1 μg/g
未満及びシリカのレベル0.2 μg/g未満である。これらを測定する場合,JIS K 0101に規定する
測定方法を参照する。
4.6 試験片ホルダ
試験片ホルダは,試験片の裏面を開放した形又は試験片の裏面に裏当てをしたものでもよい。試験片ホ
ルダの材料は,試験結果に影響しない不活性なもの,例えば,酸化を起こさないアルミニウム又はステン
レス鋼とする。黄銅,鋼,又は銅は,試験片の近くで用いてはならない。裏当て及び裏当てと試験片との
間のすき間は(特に透明な試験片の場合),試験結果に影響を与える場合がある。裏当ての方法は,受渡当
事者間の協定による。
4.7 特性の変化を評価する機器
選択した特性は,JIS K 7362に規定する機器を用いて求める。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 9] ―――――
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5 試験片
試験片は,JIS K 7350-1の6.による。
6 試験条件
6.1 放射照度
紫外線放射照度は,表4に示す値に制御する。表4に記載されていない放射照度を用いる場合は,受渡当事
者間の協定による。測定した放射照度及び波長域を試験報告書に記載する。
6.2 温度
紫外線蛍光ランプは,太陽放射,キセノンアーク光源及びカーボン・アーク光源と比較すると,相対的
に可視光及び赤外線を,ほとんど放射していない。太陽放射とは異なり,紫外線蛍光ランプ装置では,試
験片の表面は,主にパネルを横切る加熱空気の対流によって熱せられる。したがって,ブラックスタンダ
ード温度計,ブラックパネル温度計,試験片表面及び試験槽の空気それぞれの間の温度差は,一般的には
2 ℃未満である。JIS K 7350-1で推奨しているホワイトスタンダード温度,又はホワイトパネル温度を追
加して測定する必要はない。
表4にブラックスタンダード温度を示す。ブラックスタンダード温度計の代わりに,ブラックパネル温
度計を用いてもよい。
注記 試験片の表面温度は,極めて重要な暴露のパラメータである。一般に,劣化過程は温度の上昇
とともに速く進行する。促進試験で許容される試験片の温度は,試験する材料及び想定する使
用条件によって決定する。
その他の温度は,受渡当事者間の協定による。協定の内容を,試験報告書に記載する。
凝縮期間を設ける場合の温度条件は,凝縮期間の温度平衡状態に適用される。水噴霧期間を設ける場合
の温度条件は,乾燥期間の終了時に対して適用される。短時間サイクル期間中で温度平衡が達成できない
ときは,水の噴霧を行わない状態で温度を設定し,乾燥期間中に到達した最高温度を報告する。
6.3 試験槽内空気の相対湿度
試験は,湿度が制御されていない試験槽内で行うか,又は規定の相対湿度に制御された試験槽内で行っ
てもよい。
暴露サイクルを表4に示す。
6.4 凝縮サイクル及び噴霧サイクル
凝縮サイクル及び噴霧サイクルは,受渡当事者間の協定による。ただし,表4に示すものが望ましい。
6.5 暗黒期間を含むサイクル
表4に示すサイクルNo.3及びサイクルNo.4の条件は,光源からの連続的な放射エネルギーが存在して
初めて有効となる。より複合的なサイクルを用いてもよい。これらのサイクルには,試料表面に凝縮を含
む暗黒期間が含まれる。
より複合的なサイクルでの試験は,詳細な設定条件を試験報告書に記載する。
6.6 暴露条件の設定
推奨する暴露条件を,表4に人工ウエザリング(A法),窓ガラスを通した昼光(B法)及びタイプ2
(UVB-313)ランプ(C法)として示す。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 10] ―――――
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JIS K 7350-3:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4892-3:2006(MOD)
JIS K 7350-3:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
JIS K 7350-3:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7362:1999
- プラスチック―アンダーグラス屋外暴露,直接屋外暴露又は実験室光源による暴露後の色変化及び特性変化の測定方法