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JIS K 7350-3:2008 規格概要
この規格 K7350-3は、材料を実際の使用環境で昼光又は窓ガラス越しの昼光に暴露したときに生じる現象を再現するために,試験片を,水分の存在下で,紫外線蛍光ランプで暴露する方法について規定。
JISK7350-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7350-3
- 規格名称
- プラスチック―実験室光源による暴露試験方法―第3部 : 紫外線蛍光ランプ
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Methods of exposure to laboratory light sources -- Part 3:Fluorescent UV lamps
- 制定年月日
- 1996年3月1日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4892-3:2006(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 1996-03-01 制定日, 2002-01-20 確認日, 2008-11-20 改正日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 7350-3:2008 PDF [19]
K 7350-3 : 2008
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 原理・・・・[2]
- 4 装置・・・・[2]
- 5 試験片・・・・[8]
- 6 試験条件・・・・[8]
- 6.1 放射照度・・・・[8]
- 6.2 温度・・・・[8]
- 6.3 試験槽内空気の相対湿度・・・・[8]
- 6.4 凝縮サイクル及び噴霧サイクル・・・・[8]
- 6.5 暗黒期間を含むサイクル・・・・[8]
- 6.6 暴露条件の設定・・・・[8]
- 7 操作・・・・[10]
- 7.1 一般・・・・[10]
- 7.2 試験片の取付け・・・・[10]
- 7.3 暴露・・・・[10]
- 7.4 放射露光量の測定・・・・[10]
- 7.5 暴露後の特性変化の測定・・・・[10]
- 8 試験報告書・・・・[10]
- 附属書A(参考)代表的な紫外線蛍光ランプの分光放射分布・・・・[12]
- 附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[16]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7350-3 pdf 1] ―――――
K 7350-3 : 2008
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック
工業連盟(JPIF)及び財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS K 7350-3:1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS K 7350の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 7350-1 第1部 : 通則
JIS K 7350-2 第2部 : キセノンアークランプ
JIS K 7350-3 第3部 : 紫外線蛍光ランプ
JIS K 7350-4 第4部 : オープンフレームカーボンアークランプ
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7350-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7350-3 : 2008
プラスチック−実験室光源による暴露試験方法−第3部 : 紫外線蛍光ランプ
Plastics-Methods of exposure to laboratory light sources- Part 3 : Fluorescent UV lamps
序文
この規格は,2006年に第2版として発行されたISO 4892-3を基に,技術的内容を変更して作成した日
本工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
警告
この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通しているものとする。この規格は,その使用に関連
して起こるすべての安全性の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,各自の責任に
おいて安全及び健康に対する適切な措置を取らなければならない。
1 適用範囲
この規格は,材料を実際の使用環境で昼光又は窓ガラス越しの昼光に暴露したときに生じる現象を再現
するために,試験片を,水分の存在下で,紫外線蛍光ランプで暴露する方法について規定する。
試験片は,制御した条件(温度,水分など)で,紫外線蛍光ランプで暴露する。特定の材料に関する,
試験片の製作及び試験結果の評価は,該当規格による。
なお,試験についての全体的な指針は,JIS K 7350-1による。
注記1 塗料及びワニスの紫外線蛍光ランプによる暴露試験方法は,JIS K 5600-7-8に規定している。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4892-3:2006,Plastics−Methods of exposure to laboratory light sources−Part 3: Fluorescent
UV lamps (MOD)
なお,対応の程度を表す記号(MOD)は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格のうちで,西暦年を付記してあるものは,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)
は適用しない。西暦年の付記がない引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 7350-1:1995 プラスチック−実験室光源による暴露試験方法 第1部 : 通則
――――― [JIS K 7350-3 pdf 3] ―――――
2
K 7350-3 : 2008
注記 JIS K 7350-1:1995には,対応するISO 4892-1:1994,Plastics−Methods of exposure to laboratory
light sources−Part 1: General guidanceがあり,この規格の対応国際規格で引用しているISO
4892-1:1999には対応していないが,技術的差異はない。
JIS K 7362 プラスチック−アンダーグラス屋外暴露,直接屋外暴露又は実験室光源による暴露後の
色変化及び特性変化の測定方法
注記 対応国際規格 : ISO 4582,Plastics−Determination of changes in colour and variations in properties
after exposure to daylight under glass, natural weathering or laboratory light sources (MOD)
3 原理
3.1 紫外線蛍光ランプは,正しく維持すれば,太陽光の紫外線(UV)領域の分光分布を近似することが
できる。
3.2 規定の条件で,試験片を,代表的な紫外線放射,熱及び湿度(3.4参照)に暴露する。
3.3 暴露条件は,次の項目について設定する。
a) 蛍光ランプの種類
b) 放射照度
c) 暴露温度
d) 湿度制御が必要な暴露条件では,照射時及び暗黒時の槽内相対湿度
注記 通常,市販の紫外線蛍光ランプ装置は,相対湿度制御機能を備えていない。
e) 試験片への湿潤方法(3.4参照)
f) 湿潤時の温度及び湿潤サイクル
g) 照射時間及び暗黒時間
3.4 湿潤は通常,試験片の表面への水の凝縮,試験片への純水又はイオン交換水の噴霧によって得られる。
3.5 操作には,試験片の表面での放射照度及び放射露光量の測定を含むことがある。
3.6 試験片とともに,性能既知の類似材料を比較用(コントロール)として同時に暴露するのがよい。
3.7 試験材料について,試験装置間で統計的な関係が得られていない限り,異なる試験装置で暴露した試
験片で得られた試験結果は,相互比較をしないほうがよい。
4 装置
4.1 実験室光源
4.1.1 紫外線蛍光ランプは,紫外線領域(すなわち400 nm未満)の放射が少なくとも全放射出力の80 %
を占めている。この規格では,次の三つの異なる形式の紫外線蛍光ランプを用いる。
− タイプ1A(UVA-340)紫外線蛍光ランプ :
300 nm未満の放射が,全放射出力の2 %未満の紫外線蛍光ランプで,放射ピークが343 nmにあり,
一般的には300 nm340 nmの昼光のシミュレーションに用いられ,UVA-340と呼ばれている(表1
のA1参照)。図A.1は,昼光と比較した代表的なタイプ1A (UVA−340)紫外線蛍光ランプの250 nm
400 nmの分光放射照度のグラフである。受渡当事者間の協定で,各種UVA蛍光ランプを組み合せて
用いてもよい(表1のA2参照)。異なる分光放射のランプを組み合わせて用いる場合は,配列したラ
ンプの周りで試験片を連続的に移動することによって,試験片の表面における分光放射照度の均一性
が,保証されるようにしなければならない。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 4] ―――――
3
K 7350-3 : 2008
− タイプ1B(UVA-351)紫外線蛍光ランプ :
300 nm未満の放射が全放射出力の2 %未満の紫外線蛍光ランプで,放射ピークが353 nmにあり,
一般的には窓ガラスを通した昼光の紫外部分のシミュレーションに用い,UVA-351と呼ばれている(表
2参照)。図A.2は,窓ガラスを通した昼光と比較した代表的な紫外線蛍光ランプ,タイプ1B(UVA-351)
の250 nm400 nmの分光放射照度である。
− タイプ2(UVB-313)紫外線蛍光ランプ :
300 nm未満の放射が,全放射出力の10 %を超える紫外線蛍光ランプで,放射ピークが313 nmに
あり,一般的にはUVB-313と呼ばれている(表3参照)。図A.3は,昼光と比較した代表的な二つの
紫外線蛍光ランプ,タイプ2(UVB-313)の250 nm400 nmの分光放射照度のグラフである。タイプ
2(UVB-313)ランプは,受渡当事者間の協定によってだけ用いる。協定の内容を試験報告書に記載する。
注記1 タイプ2(UVB-313)ランプは,水銀アーク線の波長313 nmの付近にピークのある放射の分
光分布をもっており,254 nmまで放射していることがある。この波長領域では,劣化作用
が起こるが,実際の環境には存在しない領域である。
注記2 代表的な大気条件での太陽光分光放射照度は,CIE No.85に記載されている。この規格で
用いる基準の昼光は,CIE No.85の表4で定義する。
4.1.2 昼光の紫外線部分をシミュレートするには,タイプ1A(UVA-340)紫外線蛍光ランプ(表4のA法参
照),又はタイプ1A紫外線蛍光ランプに相当するランプを用いる。窓ガラスを通した紫外線部分をシミュ
レートするには,タイプ1B(UVA-351)ランプを用いる(表4のB法参照)。
4.1.3 蛍光ランプは,使用期間が長くなると著しく劣化する。自動放射照度コントロール・システムが装
備されていない場合, 目標とする放射照度を維持するのに必要な手順については,装置製造業者と協議す
る。
4.1.4 試験片への放射照度の均一性を保つために,暴露領域のすべての位置の放射照度が最大値の90 %
未満である場合,試験片の配置を定期的に替える。配置替えを行う場合,放射露光量が均等になるように
する。
――――― [JIS K 7350-3 pdf 5] ―――――
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JIS K 7350-3:2008の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4892-3:2006(MOD)
JIS K 7350-3:2008の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
JIS K 7350-3:2008の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK7362:1999
- プラスチック―アンダーグラス屋外暴露,直接屋外暴露又は実験室光源による暴露後の色変化及び特性変化の測定方法