JIS L 0841:2004 日光に対する染色堅ろう度試験方法 | ページ 3

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算術平均値については,小数1位にとどめ,次の例のように1位の数値が0.5±0.2の場合には,
0.5に丸めて中間等級の表示とし,それ以外の場合には,0.2以下は切り捨て,0.8以上は切り上
げて整数値に丸めて表示する。
平均値 3.84.2 4.34.7 4.85.2
等級の表示 4 4級以上5級未満 5
1級より弱い試験片の等級は,1級と記録する。
変色がある場合には,JIS L 0801の11.(記録)のe)によって,次のように表示してもよい。
例 日光試験(第2露光法) 5級(Y)
2) 第3露光法の場合 試験片が目的のブルースケールと同程度か,又は少ない変退色を示したときに
は,次の例のように,露光方法の種類とともに,目的のブルースケールの等級又はその等級以上と
記録し,変退色の程度が大きいときには,その等級未満と記録する。
例1. 日光試験(第3露光法) 4級未満
例2. 日光試験(第3露光法) 4級
例3. 日光試験(第3露光法) 4級以上
3) 第4露光法の場合 目的のブルースケールが標準退色したときに,試験片がブルースケールと同程
度か,又は少ない変退色を示したときには,次の例のように,露光方法の種類とともに,目的のブ
ルースケールの等級又はその等級以上と記録し,変退色の程度が大きいときには,その等級未満と
記録する。
例1. 日光試験(第4露光法) 4級未満
例2. 日光試験(第4露光法) 4級
例3. 日光試験(第4露光法) 4級以上
4) 第5露光法の場合 日光堅ろう度の等級は,次の例のように記録する。
例 日光試験[第5露光法,放射露光量 : 3 500 kJ/m2(300 nm400 nm)] 4級
参考 ブルースケールは,財団法人日本規格協会で販売している。

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附属書(参考)JISと対応する国際規格の対比表
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004
JIS L 0841 : 2004 日光に対する染色堅ろう度試験方法 ISO 105-B01 : 1994,Amd.1 : 1998 繊維−色堅ろう度試験−パートB01 : 耐
光堅ろう度 : 日光に対する色堅ろう度
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
規格番号 項目ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
表示箇所 : 本文の左側
表示方法 : 傍線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範 日光に対する染色堅ろう ISO 1. IDT
囲 度 105-B01
2.引用規 JIS L 0801 ISO 2. ISO 105-A01 IDT
格 JIS L 0804 105-B01 ISO 105-A02 IDT
JIS L 0886 ISO 105-B05 IDT
JIS R 3202 MOD/追加 JISはガラスの規格を引 技術的差異は軽微である。
ISO 105-A05 用。 なお,日本はISO 105-A05に代わる
MOD/削除 ISOは計器による判定法 日本の方法をISOに提案中。
の規格を引用している
が,JISはJIS L 0801中
に計器による判定法(日
本の方法)があり,それ
を引用している。
3.要旨 ISO 3. IDT
105-B01
4.試験の 第1露光法 ISO MOD/追加 ISOはJISと同じ第1 技術的差異は軽微である。
種類 第2露光法 105-B01 第5露光法まであるが,
第3露光法 操作の中で規定してい
第4露光法 る。
第5露光法 JISは露光法の種類を試
験の種類として項を設
けた。

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L 0841 : 2004
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
規格番号 項目ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
表示箇所 : 本文の左側
表示方法 : 傍線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
5.装置及
び材料 a)ブルースケール ISO 4.1 ブルースケール MOD/変更 1については,JISは新 ISO法1と2を併記して選択による
18級(ポリエステル及 105-B01 118級 しいブルースケールに としているので,問題はない。
びナイロン製) ISO 2L2L9級のいずれ 変更。2のL2L9を削 新しいブルースケールはISOに提案
105-B01 かを選択して用いる。 除。 中。
(追補) 4.2, 3. IDT
b)変退色用グレースケー
ル 4.2, 1.
c)露光装置 MOD/変更 技術的軽微な差。
JISは板ガラスの厚さを
4 mm±1 mmと規定。
4.2, 2. ISOは板ガラスの厚さを
d)不透明覆い − IDT 3.5 mm±1 mmと規定。
e)白厚紙 MOD/追加 ISOに提案。
ISOはd)不透明覆いに
含んでいるが,JISは別
7.2 個に項を設けた。また,
f)灰色下敷及びマスク JISは白さのY値を規
IDT 定。
6.試験片 5. 試験片 MOD/変更 JISは計器法を考慮して 技術的差異は軽微である。
の調製 寸法を変更したが,規定
でなく,望ましいとし
た。
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(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差異の理
(IV) ISと国際規格との技術的差異の
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規格番号 項目ごとの評価及びその内容 由及び今後の対策
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表示箇所 : 本文の左側
: 2
表示方法 : 傍線
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項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
7.試験の 7.1 全般的な操作法を記 ISO 6. 露光法
操作 述 105-B01
7.2
a)第1露光法 6.1 MOD/変更 ISOに提案する。
JISは実用を考慮して操作
法を一部変更。
JISはホトクロミズムにつ
いての規定はあるが,JISは
問題ありとして備考とし
b)第2露光法 6.2 た。 ISOに提案する。
MOD/変更 ISOは不明確な記述で,JIS
は実用を考慮して操作法を
c)第3露光法 6.3 技術的差異は軽微である。
一部変更して明確にした。
MOD/変更 ISOは不明確な記述で,JIS
は実用を考慮して操作法を
d)第4露光法 6.4 技術的差異は軽微である。
一部変更して明確にした。
e)第5露光法 6.5 MOD/変更 ISOに提案する。
JISは覆いの取付図を記述。
MOD/変更 ISOは判定方法を詳細に載
せているが,JISは実用を考
慮して変更。
8.判定 JIS L 0801による。 7. 光に対する染色堅ろ 技術的差異は軽微である。
MOD/変更 JISは総体的な方法としては,
う度の評価 JIS L 0801を引用。各露光方法
ごとに異なる判定方法は各露
光方法で記述。また,ISOは
各級の中間判定方法をこの項
に入れているが,JISは9.記録
の項に規定。JISのほうが合理
的。
9.記録 8. MOD/追

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/削除········· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/変更········· 国際規格の規定内容を変更している。
― MOD/選択········· 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。
― NEQ··············· 技術的差異があり,かつ,それがはっきりと識別され説明されていない。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 国際規格と一致している。
― MOD··············· 国際規格を修正している。
― NEQ··············· 技術的内容及び構成において,国際規格と同等でない。
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JIS L 0841:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 105-B01:1994(MOD)

JIS L 0841:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS L 0841:2004の関連規格と引用規格一覧