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JIS L 0842:2004 規格概要
この規格 L0842は、染色した繊維製品の紫外線カーボアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法について規定。
JISL0842 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L0842
- 規格名称
- 紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
- 規格名称英語訳
- Test methods for colour fastness to enclosed carbon arc lamp light
- 制定年月日
- 1971年9月1日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 繊維 2020
- 改訂:履歴
- 1971-09-01 制定日, 1974-06-01 確認日, 1978-04-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-04-01 改正日, 1992-02-01 確認日, 1996-07-01 改正日, 2002-02-20 確認日, 2004-04-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS L 0842:2004 PDF [17]
L 0842 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人スガウェ
ザリング技術振興財団(SWTF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS L 0842:1996は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS L 0842 pdf 1] ―――――
L 0842 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 要旨・・・・[1]
- 4. 試験の種類・・・・[1]
- 5. 装置及び材料・・・・[2]
- 6. 試験片の調製・・・・[3]
- 6.1 試料が布の場合・・・・[3]
- 6.2 試料が糸の場合・・・・[3]
- 6.3 試料がばら繊維の場合・・・・[3]
- 7. 試験の操作・・・・[3]
- 7.1 試験機の運転・・・・[3]
- 8. 運転操作上の留意事項・・・・[8]
- 9. 判定方法・・・・[8]
- 10. 記録・・・・[8]
- 11. 毛糸,毛織物などの場合における別法・・・・[9]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS L 0842 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 0842 : 2004
紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方法
Test methods for colour fastness to enclosed carbon arc lamp light
序文
この規格は,対応する国際規格はないが,我が国における繊維製品の品質管理上,有効な試験方法
として確認されたものである。今回の改正では,規格票の様式をJIS Z 8301(規格票の様式)に合わせた
ほか,試験片の調製,操作,判定及び記録に変更を加えている。
1. 適用範囲
この規格は,染色した繊維製品の紫外線カーボンアーク灯光に対する染色堅ろう度試験方
法について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7751 紫外線カーボンアーク灯式耐光性及び耐候性試験機
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0804 変退色用グレースケール
JIS L 0841 日光に対する染色堅ろう度試験方法
JIS L 0886 ホトクロミズムの検出及び評価に対する試験方法
3. 要旨
試験片をブルースケールと共に規定の方法に基づいて露光し,試験片の変退色とブルースケー
ルの変退色とを比較して,その堅ろう度を判定する。
4. 試験の種類
試験の種類は,次の5種類とし,試験の目的に応じて,これらのうちから1種類を選ん
で試験を行う。
a) 第1露光法 一つの試験片を1組のブルースケールとともに露光し,試験片の染色堅ろう度を試験す
る。
b) 第2露光法 複数の試験片を1組のブルースケールと同時に露光し,それぞれの試験片の染色堅ろう
度を試験する。
c) 第3露光法 一つの試験片又は複数の試験片を目的とするブルースケール及び目的とするブルースケ
ールよりも1級低いブルースケールとともに露光し,試験片が目的とするブルースケールと同等の染
色堅ろう度をもっているかどうかを試験する。
d) 第4露光法 一つの試験片又は複数の試験片を目的とするブルースケールとともに露光し,試験片が
目的とするブルースケールと同等の染色堅ろう度をもっているかどうかを試験する。
e) 第5露光法 所定量の放射露光量で試験片を露光し,試験片の染色堅ろう度を試験する。
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L 0842 : 2004
5. 装置及び材料
装置及び材料は,次による。
a) ブルースケール JIS L 0841の5. a)(ブルースケール)に規定するもの。
b) 変退色用グレースケール JIS L 0804に規定するもの。
c) 白厚紙 厚さが約0.5 mm,Y値が70 %以上,かつ,蛍光をほとんど含まない白色の厚紙で,判定に
影響を与えないもの。
d) 不透明覆い 不透明覆いは,通常,光線に対して完全に不透明な白厚紙(以下,覆いという。)とし,
その他の薄い不透明物,例えば,アルミニウムはくを張り付けた板紙などを用いた場合には,その旨
を記録に付記する。
備考 通常,試験片ホルダの枠を不透明覆いの代わりとするのは好ましい方法ではない。
e) 灰色下敷 JIS L 0801の5. f)(灰色下敷及びマスク)に規定するもの。
f) 耐光試験機 耐光試験機は,次の1)3)によるほかは,JIS B 7751に規定する耐光性試験機(F形)
による。
なお,装置の概要を付図1及び付図2に示す。
1) 試験条件の性能は,表1による。
なお,紫外線カーボンアークの分光分布を付図3に示す。
表 1 試験条件
項目 内容
1)電源 180 V220 V 単相又は3相
2)発光部 光源 紫外線カーボンアーク
灯数 1
放電電圧電流 125 V145 V 15 A17 A
(平均 135 V(±2 %),16 A(±2 %)
グローブ 材質 耐熱性光学ガラス
透過率 275 nm以下の波長範囲で2 %以下
400 nm700 nmの波長範囲で90 %以上
カーボンの寸法 24時間用カーボン 48時間用カーボン
上部 有心又は無心 有心
mm 約φ13×305 約φ23×115
下部 無心又は有心 無心
mm 約φ13×100を2本 約φ18.5×105
放電状態 密閉
3)ブラックパネル温度 63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃
4)相対湿度 (50±5)%rh,ただし,湿度自動制御のない装置では50 %rh以下
2) 試験片保持装置は,試験片回転架の外径寸法が約508 mm,回転速度が2 rpm±1 rpmのもので,試
験片ホルダは,傾斜形又は垂直形とし,材質がアルミニウム製又はステンレス鋼製のものとする(付
図4及び付図5参照)。
3) 温度調節装置は,機内温度を一定の温度に調節することによって,ブラックパネル温度計の温度を
63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃に調節できるものとする。
ブラックパネル温度計(付図6参照)は,耐光性黒色エナメルを2回吹き付けて焼付け仕上げし
た金属板及び胴部からなり,反射率が5 %以下のものとし(付図7参照),通常,2個用意し,その
うち1個は測定用,他の1個は測定用ブラックパネル温度計の校正用とする。この校正は,両方の
ブラックパネル温度計を試験片と同一位置に取り付け,照射条件下で行う。
なお,ブラックパネル温度計の代わりにブラックスタンダード温度計(付図8参照)を用いても
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よい。ただし,ブラックパネル温度計による63 ℃±3 ℃又は83 ℃±3 ℃との関係をあらかじめ求
め,その対応するブラックスタンダード温度で使用する。
6. 試験片の調製
試験片の調製は,次による。
6.1 試料が布の場合
試験片の大きさは,通常,6.5 cm×4 cm以上とする。
6.2 試料が糸の場合
通常,大きさが6.5 cm×4 cm以上の白厚紙に,その長辺の方向に平行に密に巻き
付ける。
6.3 試料がばら繊維の場合
くしけずって押し付け,通常,大きさが6.5 cm×4 cm以上で,白厚紙が見
えない程度の薄い層にして白厚紙に取り付ける。
7. 試験の操作
試験の操作は,次による。
7.1 試験機の運転
試験機の運転は,次による。
a) 試験片及びブルースケールをそれぞれ白厚紙に挟んで,試験片ホルダに取り付ける。
なお,試験片ホルダの窓の部分以外の所は,前後から押さえ金で密着させ,照射された部分と不透
明覆いで覆って照射されない部分との境目がはっきり現れるようにする。また,窓の部分の試験片表
面は,凹凸があると,凸の部分は強く,凹の部分は弱い変退色を生じることがあるので,できる限り
波状又は凹凸にならないようにする。
b) 試験片を取り付けた試験片ホルダを,試験片回転架にすきまがないように取り付ける。試験片を取り
付けていない試験片ホルダがある場合には,それらの全部に白厚紙を取り付ける。
c) 試験機を運転する。このときを試験開始時間(1)とする。規定の放電電圧に調整する。
d) ブラックパネル温度を温度調節装置によって,63 ℃±3 ℃(2)又は必要に応じて,83 ℃±3 ℃に調整
する。
注(1) 必要に応じて,規定の放電電圧が安定した時点を試験開始時間としてもよい。ただし,この場
合,試験報告書に記録する。
(2) この温度より低い温度での試験には,試験片の前に赤外吸収フィルタを用いることがある。
――――― [JIS L 0842 pdf 5] ―――――
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JIS L 0842:2004の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 0842:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7751:2007
- 紫外線カーボンアーク灯式の耐光性試験機及び耐候性試験機
- JISL0801:2011
- 染色堅ろう度試験方法通則
- JISL0804:2004
- 変退色用グレースケール
- JISL0841:2004
- 日光に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0886:2005
- ホトクロミズムの検出及び評価に対する試験方法