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JIS L 1916:2000 規格概要
この規格 L1916は、繊維製品(蛍光増白剤入りを含む。)の白色度の測定方法について規定。
JISL1916 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L1916
- 規格名称
- 繊維製品の白色度測定方法
- 規格名称英語訳
- Determination of whiteness for textiles
- 制定年月日
- 2000年10月20日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 105-F:1985(MOD), ISO 105-J02:1997(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 59.080.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2000-10-20 制定日, 2006-05-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS L 1916:2000 PDF [12]
L 1916 : 2000
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,財団法人スガ
ウェザリング技術振興財団 (SWTF) /財団法人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して日本工業
規格を制定すべきと申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規
格である。
JIS L 1916には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) 白色度(CIE W10又はCIE Wc,2の測定
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS L 1916 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 1916 : 2000
繊維製品の自色度測定方法
Determination of whiteness for textiles
序文 この規格は,1997年に第2版として発行されたISO 105-J02 (Textiles−Tests for colour fastness−Part
J02 : Instrumental assessment of relative whiteness) 及び1985年に第3版として発行されたISO 105/F (Textiles
−Tests for colour fastnes−Part F : Standard adjacent fabrics) に規定された技術内容の一部(白色度の測定)に,
日本独自の方法を加えて作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,繊維製品(蛍光増白剤入りを含む。)の白色度の測定方法について規定する。
備考 この規格の国際対応規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide21に基づき,IDT(一致している),MOD(修
正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 105-J02 : 1997 Textiles−Tests for colour fastness−Part J02 : Instrumental assessment of relative
whiteness (MOD)
ISO 105/F : 1985 Textiles−Tests for colour fastness−Part F : Standard adjacent fabrics (MOD)
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS L 0801 染色堅ろう度試験方法通則
JIS L 0805 汚染用グレースケール
JIS Z 8715 色の表示方法−白色度
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色
3. 要旨 測定方法の要旨は次による。
a) 蛍光を含まないもの 測色法による場合は,三刺激値X10,Y10,Z10を測定し,白度式WL=L*+3a*−
3b*によって白色度を求める。視感法による場合は,白色度スケールを用いて白色度を求める。
b) 蛍光を含むもの 測色法による場合は,波長330700nmの蛍光白度 (WL,330700) を求める。視感法に
よる場合は,蛍光スケールを用いて蛍光値を求める。
c) 色みのあるもの 測色によって式(TW,10又はTC,2)を用いて色み指数を測定する。
参考 ISO 105-J02に規定する白色度(CIE W10又はCIE WC,2)は,Y値 (%) が65未満の場合には使
用できない。CIE W10又はCIE WC,2の詳細は附属書による。
4. 定義 用語の定義は,次によるほかJIS Z 8715,JIS Z 8721,JIS Z 8722による。
――――― [JIS L 1916 pdf 2] ―――――
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L 1916 : 2000
a) 白色度 (WL) 白さの程度を表す値で,白度式WL=L*+3a*−3b*による。
ここでL*=116 (Y10/100.00) 1/3−16
a*=500 [(X10/94.83) 1/3− (Y10/100.00) 1/3]
b*=200 [(Y10/100.00) 1/3− (Z10/107.32) 1/3]
b) 色み指数(Tw,10又はTC,2) 国際照明委員会が1986年に推奨した色みを表す値で,TW,10=900 (0.313 8
−x10) −650 (0.331 0−y10) 又はTc,2=100 0 (0.3101−x) −650 (0.316 1−y) によることとし(ただし,
それぞれ−10≦TW,10≦+10又は−10≦TC,2≦+10),次のように白を中心 (0) に赤みを−10まで,緑み
を+10まで整数に丸めて表す。
c) 蛍光白度 (WL,330700) 波長330700nmで測定し,白度式 (WL=L*+3a*−3b*) を用いて求めた蛍光値。
d) 白色度スケール 視感によって測定するために,白色度をL*値に対応させ,4段階の色票に分けて作
られたスケール。
e) 蛍光スケール 視感によって蛍光値を測定するために,蛍光なし及び蛍光増白したポリエステル布で
4段階の色票に分けて作られたスケール。
5. 装置及び材料 装置及び材料は,次のものを用いる。
a) 測色計 JIS Z 8722に規定する分光測色方法又は刺激値直読方法によるものとし,原則として試料の
照明は1 200lxとする。ただし,添付白布の測定には,照明及び受光の幾何学的条件がD/0又は0/D
の条件を用いる。
なお,分光測色方法による場合,分光の波長間隔は5nm又は10nmのいずれでもよいが記録に波長
間隔を含める。
b) 蛍光判定器 紫外線ランプなどで蛍光の有無を判定できるもの(1)。
c) 白色度スケール JIS L 0805に規定する汚染用グレースケール(5,4,3,2号)又は同等の色票で作
られたもの。スケールの各号とL*値の関係を表1に示す。
表1 白色度スケールの各号とL*値の関係
号 L*値 (%)
5 94±2
4 89±2
3 85±2
2 76±2
d) 蛍光スケール ポリエステル布で,図1に示すように,蛍光なし及び蛍光増白した4段階の色票から
なり,原則として,約25lxの照明で用いる。スケールの各号と蛍光白度の関係を表2に示す。
図1 蛍光スケールの本体
――――― [JIS L 1916 pdf 3] ―――――
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L 1916 : 2000
表2 蛍光スケールの各号と蛍光白度の関係
号 蛍光白度
WL,330700
0(原布) 90± 3
1 116± 3
2 137± 4
3 150± 5
参考 表に記載のものは,次の条件で作製したものである。
(1) 蛍光スケールの蛍光増白濃度
蛍光スケール 1 : Mikawhite KTN highly conc 0.06%o. m.f.
2 : Mikawhite KTN highly conc 0.30%o. m.f.
3 : Mikawhite KTN highly conc 1.50%o. m.f.
(2) 使用織物 : ポリエステル 100%,16.7tex f48 平織り
(3) 増白温度,時間 : 130℃,30分
e) マスク 色がN2.5(2)(Y=約4.5%)のもの。
注(1) ランプの光は,直接目で見ないこと。
(2) IS Z 8721に規定する無彩色の記載方法に従った表し方を示す。
6. 試験片 試験片は,JIS L 0801の6.(試験片,添付白布などの水分調整)によって,水分調整する。
試験片の寸法は,測色法の場合,測色計の測定孔(アパーチャー)に対応した適切な大きさに切りとった
ものを用いる。通常,50mm×50mmのものが適している。視感法の場合は,測色法と同一の寸法でよい。
測定に際しては,透過による誤差を避けるため,試験片を複数枚重ねて測定する。報告書に枚数を記載す
る。
7. 操作 操作は,次による。
蛍光判定器を用い,試料の蛍光の有無を判定した後,次の測定を行う。
7.1 測色法の場合
a) 蛍光を含まないもの 測色計を用い,CIE D65光及び波長400700nm又は330700nmの条件で試験
片を照明して測色を行う。
b) 蛍光を含むもの 測色計を用い,CIE D65光及び波長330700nmの条件で試験片を照明して測色を行
う。
c) 次の計算式により白色度 (WL) 及び色み指数 (TW,10) を求める(3)。
白色度 (WL) =L*+3a*−3b*
色み指数 (TW,10) =900 (0.313 8−x10) −650 (0.331 0−y10)
ただし,−10≦TW,10≦+10とする。
又は,色み指数 (TC,2) =1 000 (0.310 1−x) −650 (0.316 1−y)
ただし,−10≦TC,2≦+10とする。
注(3) 1. 試験片が毛の場合,次の計算式による値を表示する。
CIE色度座標x10,y10,及び三刺激値Y10と黄色度G= (1.301X10−1.149Z10) /Y10×100
2. 試験片が絹の場合は,CIE W10又はWC,2のいずれかによる(附属書参照)。
――――― [JIS L 1916 pdf 4] ―――――
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L 1916 : 2000
7.2 視感法の場合
a) 蛍光を含まないもの 試験片を白色度スケールと比較して,一致又は近似する色票を求め,その号数
で白色度を表示する。観察条件は,JIS L 0801の9.(1)(観測及び照明条件)による。ただし,原則と
して,明るさは1 200lxとする。
b) 蛍光を含むもの 試験片を蛍光スケールと比較して一致又は近似する色票を求め,その号数で蛍光値
を表示する。照明する紫外線の明るさは約25lxとする。
備考 比較する際,白色度スケール,蛍光スケール及び試験片には,マスクをかぶせる。
8. 記録 記録には,次の事項を含める。
a) 測定方法 測色法又は視感法の区分
b) 測色法の場合,分光測色方法か刺激値直読方法かの区分,測色計の名称,型式及び光学条件,測定波
長間隔(分光測色方法の場合)
c) 測定のとき重ねた試料の枚数
d) 測定結果(測色法の場合はWL,TW,10,WL,300700,CIE W10,CIE WC,2など,視感法の場合は,スケール
の号数)
e) 測定場所の温度 (℃) 及び相対湿度 (%RH)
f) 測定年月日
――――― [JIS L 1916 pdf 5] ―――――
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JIS L 1916:2000の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 105-F:1985(MOD)
- ISO 105-J02:1997(MOD)
JIS L 1916:2000の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1916:2000の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL0801:2011
- 染色堅ろう度試験方法通則
- JISL0805:2005
- 汚染用グレースケール
- JISZ8715:1999
- 色の表示方法―白色度
- JISZ8721:1993
- 色の表示方法―三属性による表示
- JISZ8722:2009
- 色の測定方法―反射及び透過物体色