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JIS M 8708:2021 規格概要
この規格 M8708は、鉄鉱石のサンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法について規定。
JISM8708 規格全文情報
- 規格番号
- JIS M8708
- 規格名称
- 鉄鉱石―サンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法
- 規格名称英語訳
- Iron ores -- Experimental methods for checking the precision of sampling, sample preparation and measurement
- 制定年月日
- 2005年9月20日
- 最新改正日
- 2021年3月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 3085:2019(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 73.060.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2005-09-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認日, 2021-03-22 改正
- ページ
- JIS M 8708:2021 PDF [17]
M 8708 : 2021 (ISO 3085 : 2019)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 原理・・・・[2]
- 5 一般条件・・・・[2]
- 5.1 サンプリング・・・・[2]
- 5.2 試料調製及び測定・・・・[3]
- 5.3 実験の繰り返し・・・・[3]
- 5.4 実験の記録・・・・[3]
- 6 実験方法・・・・[3]
- 6.1 サンプリング・・・・[3]
- 6.2 試料調製及び測定・・・・[5]
- 7 実験データの解析・・・・[7]
- 7.1 一般・・・・[7]
- 7.2 方法1・・・・[7]
- 7.3 方法2・・・・[9]
- 7.4 方法3・・・・[10]
- 8 結果の検討及び対策・・・・[11]
- 8.1 結果の検討・・・・[11]
- 8.2 対策・・・・[12]
- 9 実験報告・・・・[12]
- 附属書A(参考)系統サンプリング及び方法1を適用した実験の例・・・・[13]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS M 8708 pdf 1] ―――――
M 8708 : 2021 (ISO 3085 : 2019)
まえがき
この規格は,産業標準化法第16条において準用する同法第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人
日本鉄鋼連盟(JISF)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を改正すべきとの申出があり,日本産業
標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本産業規格である。これによって,JIS M 8708:2005
は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS M 8708 pdf 2] ―――――
日本産業規格 JIS
M 8708 : 2021
(ISO 3085 : 2019)
鉄鉱石−サンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法
Iron ores-Experimental methods for checking the precision of sampling, sample preparation and measurement
序文
この規格は,2019年に第5版として発行されたISO 3085を基に,技術的内容及び構成を変更すること
なく作成した日本産業規格である。
なお,この規格で点線の下線を施してある参考事項は,対応国際規格にはない事項である。
1 適用範囲
この規格は,鉄鉱石のサンプリング,試料調製及び測定の精度を確認する実験方法について規定する。
注記1 この規格は,サンプリング,試料調製及び測定の精度を別々に確認する目的にも用いることが
ある。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3085:2019,Iron ores−Experimental methods for checking the precision of sampling, sample
preparation and measurement(IDT)
なお,対応の程度を表す記号“IDT”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“一致している”こ
とを示す。
2 引用規格
次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS M 8700 鉄鉱石及び還元鉄−用語
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 11323,Iron ore and direct reduced iron−Vocabulary
JIS M 8702 鉄鉱石−サンプリング及び試料調製方法
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 3082:2017,Iron ores−Sampling and sample preparation
procedures
JIS M 8707 鉄鉱石−品位変動評価実験方法
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 3084,Iron ores−Experimental methods for evaluation of
quality variation
――――― [JIS M 8708 pdf 3] ―――――
2
M 8708 : 2021 (ISO 3085 : 2019)
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS M 8700による。
注記 サンプリング精度は,JIS M 8702の附属書Bに,数学的に定義している。
4 原理
20個以上のロットからインクリメントを採取する。この場合JIS M 8702に規定する数の2倍のインク
リメントを採取するのが望ましく,そのインクリメントを交互に2個の大口試料にまとめる。これが困難
な場合又は日常のサンプリング作業と同時に精度のチェックを行う場合は,JIS M 8702に規定する数のイ
ンクリメントを用いてもよい。
各大口試料から別々の試験試料を調製し,関連する品質特性を測定する。
得られた実験データを解析し,それぞれ選んだ品質特性について,サンプリング,試料調製及び測定の
推定精度を計算する。
推定した精度を,JIS M 8702の表1[総合精度(βSPM)]の規定値と比較し,推定精度が規定値に達して
いない場合は,必要な対策を講じる。
5 一般条件
5.1 サンプリング
5.1.1 一般
使用するサンプリングの方法は,JIS M 8702に規定するロットからインクリメントを採取する二つの方
法,すなわち,系統サンプリング方法又は層別サンプリング方法から選ぶ。
5.1.2 ロットの数
信頼できる結果を得るために,実験は,同じ種類の鉄鉱石について20ロット以上行うことが望ましい。
しかし,これが困難な場合は,少なくとも10ロットは実験することが望ましい。実験の対象とするロット
の数が不足するときは,各ロットを幾つかの層に分割し,合計で20層以上になるようにし,各層をJIS M
8702に規定する別々のロットとみなして実験を行うとよい。
5.1.3 インクリメント及び大口試料の数
精度実験に必要なインクリメントの数は,JIS M 8702に規定する数の2倍が望ましい。したがって,日
常のサンプリングで要求するインクリメントの数n1で1個の大口試料を作る場合には,実験に必要なイン
クリメントの数は2n1であり,これから二つの大口試料を作る。
これに対して,実験を日常のサンプリングの一部として行う場合は,n1個のインクリメントを採取し,
それぞれn1/2個のインクリメントからなる2個の大口試料を作る。この場合,得られるサンプリング精度
は,n1/2個のインクリメントに対するものである。この精度を2で除すと,n1個のインクリメントからな
る大口試料に対する精度が得られる(箇条7参照)。
実験をn1個のインクリメントで行い,n1が奇数のときは,更に1個のインクリメントを追加し,インク
――――― [JIS M 8708 pdf 4] ―――――
3
M 8708 : 2021 (ISO 3085 : 2019)
リメント数を偶数にする。
5.2 試料調製及び測定
試料調製は,JIS M 8702による。測定は,鉄鉱石の化学分析,水分測定及び粒度分析の日本産業規格に
それぞれ従って行う。ロットの一連の試験試料に対する化学分析は,日間変動要因を考慮して,数日に分
け,室間再現条件で行うのがよい。品質特性の測定方法は,実験期間中を通して同じ方法を用いるのが望
ましい。
5.3 実験の繰り返し
品位変動が変化していないかどうかをチェックし,サンプリング,試料調製及び測定の精度を管理する
ために,定期的に実験を行うことが望ましい。この実験は,作業量を考慮して,日常のサンプリング,試
料調製及び測定の一環として行うことが望ましい。
5.4 実験の記録
将来の参考のために,また,過ち及び消滅を防ぐために,実験の詳細な記録を規定の様式(箇条9及び
附属書A参照)に保存しておくことが望ましい。
6 実験方法
6.1 サンプリング
6.1.1 系統サンプリング
6.1.1.1 インクリメントの数n1は,JIS M 8702による。
6.1.1.2 2n1個のインクリメントを質量基準サンプリングにて採取する場合は,サンプリング間隔[Δm(t)]
は,ロットの質量[mL(t)]を2n1で除して得る。すなわち,求める間隔は,日常のサンプリングの間隔の
半分に等しい[式(1)参照]。
mL
m (1)
2n1
これに対して,実験を質量基準サンプリングの一部として行い,n1個のインクリメントを採取する場合
には,サンプリング間隔[Δm(t)]は,ロットの質量mLをn1で除して得る[式(2)参照]。
mL
m (2)
n1
こうして得られるサンプリング間隔は,1 tの位を切り捨てて10 t単位に丸めてもよい。
6.1.1.3 2n1個のインクリメントを時間基準サンプリングにて採取する場合は,サンプリング間隔[ min)]
は,式(3)を用いて計算する。すなわち,求める間隔は,日常のサンプリングの間隔の半分に等しい。
60mL
t (3)
2qn
max1
ここで, qmax : ベルトコンベヤ上の鉱石の最大流量(t/h)
これに対して,実験を時間基準サンプリングの一部として行い,n1個のインクリメントを採取する場合
――――― [JIS M 8708 pdf 5] ―――――
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JIS M 8708:2021の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3085:2019(IDT)
JIS M 8708:2021の国際規格 ICS 分類一覧
- 73 : 鉱採及び鉱物 > 73.060 : 金属鉱物及びそれらの濃縮物 > 73.060.10 : 鉄鉱石
JIS M 8708:2021の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISM8700:2013
- 鉄鉱石及び還元鉄―用語
- JISM8702:2019
- 鉄鉱石―サンプリング及び試料調製方法
- JISM8707:2004
- 鉄鉱石―品位変動評価実験方法