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JIS P 8155:2010 規格概要
この規格 P8155は、紙及び板紙の平滑度を王研式平滑度試験機によって試験する方法について規定。
JISP8155 規格全文情報
- 規格番号
- JIS P8155
- 規格名称
- 紙及び板紙―平滑度試験方法―王研法
- 規格名称英語訳
- Paper and board -- Determination of smoothness -- Oken method
- 制定年月日
- 2010年2月22日
- 最新改正日
- 2015年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 85.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 紙・パルプ 2021
- 改訂:履歴
- 2010-02-22 制定日, 2015-10-20 確認
- ページ
- JIS P 8155:2010 PDF [8]
P 8155 : 2010
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 原理・・・・[1]
- 5 装置・・・・[2]
- 5.1 王研式平滑度試験機の種類・・・・[2]
- 5.2 圧力センサ式平滑度試験機・・・・[2]
- 5.3 水柱式平滑度試験機・・・・[4]
- 6 試験片・・・・[5]
- 7 操作・・・・[5]
- 8 試験結果の表し方・・・・[5]
- 9 報告・・・・[6]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS P 8155 pdf 1] ―――――
P 8155 : 2010
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,紙パルプ技術協会(JAPAN TAPPI)及び財団
法人日本規格協会(JSA)から,紙パルプ技術協会規格(JAPAN TAPPI No.5-2 : 2000)を基に作成した工
業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済
産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権及び出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責
任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS P 8155 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
P 8155 : 2010
紙及び板紙−平滑度試験方法−王研法
Paper and board-Determination of smoothness-Oken method
1 適用範囲
この規格は,紙及び板紙の平滑度を王研式平滑度試験機によって試験する方法について規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
JIS P 8111 紙,板紙及びパルプ−調湿及び試験のための標準状態
JIS P 8119 紙及び板紙−ベック平滑度試験機による平滑度試験方法
JIS Z 9041-1 データの統計的な解釈方法−第1部 : データの統計的記述
ISO 48,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of hardness (hardness between 10 IRHD and 100
IRHD)
ISO 4662,Rubber−Determination of rebound resilience of vulcanizates
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
王研式平滑度(Oken smoothness)
測定リングに試験片を一定圧力で押し付けた状態で,測定リングと試験片との間げき(隙)から,一定
圧力の圧縮空気が一定量漏れるのに要する時間。単位は秒(s)で表す。
4 原理
一定圧力に調圧した圧縮空気を,所定のノズルを通過させ,測定ヘッドに供給する。測定ヘッドに供給
された圧縮空気は,試験片と幅1 mmのリングとの間げき(隙)を通して外部に漏れ,圧力が低下する。
この圧力低下量を測定し,圧力低下量から10 mlの空気が漏れるのに要する時間(s)[JIS P 8119のベック
平滑度(s)に対応]を計算する。
注記 王研式平滑度は,測定ヘッドと試験片面との間げき(隙)から10 mlの空気が漏れる時間で表
す点ではベック平滑度と同じである。ただし,王研式平滑度試験機は測定ヘッドが同心リング
の平面円板のため,空気の漏れる流路が短く,かつ,空気圧を測定する方式のため,ほとんど
の紙・板紙を2060 sで測定することが可能である。このため,ベック平滑度試験機と比較し
て試験片の内部を通して流出する空気量が少ない。この結果,紙表面と測定ヘッドとの間げき
――――― [JIS P 8155 pdf 3] ―――――
2
P 8155 : 2010
(隙)だけから漏れる空気による真の平滑度に近い測定値が得られる。
5 装置
5.1 王研式平滑度試験機の種類
測定部の圧力の検出方法によって,次の2種類がある。
a) 圧力センサ式平滑度試験機
b) 水柱式平滑度試験機
5.2 圧力センサ式平滑度試験機
図1のフロー図に示すようにコンプレッサ,減圧弁,調圧弁,空気流入ノズル,平滑度測定部,圧力セ
ンサ,演算部及び出力装置からなる。
500700 kPa PC=4.91 kPa(500 mmH2O)
平滑度測定部
コ
ン 減
プ 調
圧 圧 空気流入ノズル
レ
弁 弁
ッ φ0.3 mm×50 mm
サ 排気
測定ヘッド
P : 測定ヘッド内圧力
圧
出 演 力
力 算 セ
装 部 ン
置 供給した空気圧力と測定ヘッ サ
ド内圧力との差から,10 mlの
空気が漏えいするのに必要な
時間(s)を計算
図1−圧力センサ式平滑度試験機のフロー図
a) 平滑度測定部 図2に示すような構造で,耐摩耗性,防さび性の材料でできた測定ヘッド,ゴム製押
さえ板,加圧板及びおもりからなる。
1) 測定ヘッド 試験片と測定部との接触する部分は,幅1.00±0.03 mmの9輪の同心リングからなる。
さらに最外部には,試験片を平らに支えるための幅0.50±0.03 mmの外輪をもつ。また,各リング
間の溝の寸法は,幅1.00±0.03 mm,深さ約0.51.2 mmであり,内4本の溝は空気供給孔を,他の
5本の溝は空気排出孔をもち,それぞれリングを挟んで交互に配置するものとする。加圧空気は,
測定ヘッドの中心部からA1A4の空気供給管を通り空気流入孔から溝に流入する。試験片表面と
リングとの間げき(隙)から漏れた空気は,隣の溝の空気排出孔からB1B4の空気排出管を通り,
測定ヘッド外へ排出する構造となっている。
2) ゴム製押さえ板 直径48 mm以上,厚さ4.0±0.2 mm,ISO 48による硬さが40±5 IRHD,及びISO
4662による反発弾性が62 %以上のもの。
3) 加圧板 金属製の厚さ 約416 mm,直径48 mm以上の円形で平らな面からなり,ゴム製押さえ板
とおもりとの間に介在し,試験片とゴム製押さえ板とをより均一に密着させるもの。
4) おもり おもりの質量は,ゴム製押さえ板及び加圧板の質量を含めて,合計で8.07±0.08 kgとし,
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3
P 8155 : 2010
測定中,試験片にかかる圧力が98.1±1.0 kPaとなるもの。おもりの代わりに空気加圧でもよい。
単位 mm
測定ヘッド平面図
平滑度測定部のX-Y断面図
図2−平滑度測定部
――――― [JIS P 8155 pdf 5] ―――――
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JIS P 8155:2010の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8155:2010の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP8110:2006
- 紙及び板紙―平均品質を測定するためのサンプリング方法
- JISP8111:1998
- 紙,板紙及びパルプ―調湿及び試験のための標準状態
- JISP8119:1998
- 紙及び板紙―ベック平滑度試験機による平滑度試験方法
- JISZ9041-1:1999
- データの統計的な解釈方法―第1部:データの統計的記述