JIS R 1625:2010 ファインセラミックスの強さデータのワイブル統計解析法 | ページ 3

                                                                                              9
R 1625 : 2010
[プログラムの概要]
DOUBLE PRECISION D1, D2, D3, D4, WM, WM1, AS, S(500)
DATA ER/0.0001/, SS/0.0/, SMIN/9999.0/, SMAX/0.0/ ER : ワイブル係数の設定推定精度
DO 10 N=1,500
WRITE(6,100)
READ(5.*) (N) S : 強さデータの入力
IF (S(N).EQ,0.0) O TO 20 全データ入力終了後 : 0
SS=SS+S(N)
IF (S(N).LT.SMIN) MIN=S(N) SMIN : 最小強さ
IF (S(N).GT.SMAX) MAX=S(N) SMAX : 最大強さ
10 CONTINUE
20 N=N−1 N : 強さデータの数
AS=SS/N AS : 平均強さ
WM=ALOG (ALOG(N+1.0)/ALOG(1.0+1.0/N)/ALOG(SMAX/SMIN) M : ワイブル係数の初期設定値
40 D1=0.0 最ゆう法によるワイブル係数の数値解析
D2=0.0 (以下13行)
D3=0.0
D4=0.0
WM1=WM
DO 30 I=1,N
D1=D1+(S(I)/AS)**WM*DLOG(S(I))
D2=D2+(S(I)/AS)**WM
D3=D3+DLOG(S(I))
D4=D4+(S(I)/AS)**WM*(DLOG(S(I)))**2
30 CONTINUE
WM=WM−(1.0/WM+D3/N−D1/D2)/(−(D4*D2−D1**2)/D2**2− mi+1=mi−g(mi)/g(mi)の計算
WM**(−2))
IF (DABS(WM−WM1).GT.ER) O TO 40 推定精度の確認
SO1=AS*(D2/N)**(1/WM) SO1 : 尺度母数の推定値
WM2=WM*(2.04*N**(−1.1)+1.0)**(−1.0) ワイブル係数の偏り補正
WRITE(6,200) N N : 強さデータの数の出力
WRITE(6,300) AS AS : 平均強さの出力
WRITE(6,400) SO1 SO1 : 尺度母数の出力
WRITE(6,500) WM2 WM2 : 偏り補正後のワイブル係数の出力
100 FORMAT(1H+, 2Hi=, 14,5H S=)
200 FORMAT(27H NUMBER OF SPECIMENS = , I 4)
300 FORMAT(27H MEAN STRENGTH = , F8.3)
400 FORMAT(27H WEIBULL SCALE PARAMETER= , F8.3)
500 FORMAT(27H WEIBULL MODULUS = , F8.3)
STOP
END
[表A.1のデータ入力による計算結果の出力例]
NUMBER OF SPECIMENS = 30
MEAN STRENGTH = 956.467
WEIBULL SCALE PARAMETER = 975.720
WEIBULL MODULUS = 24.319

――――― [JIS R 1625 pdf 11] ―――――

10
R 1625 : 2010
表A.1−強さデータの例
強さ 強さ 強さ
試験片番号 試験片番号 試験片番号
(MPa) (MPa) (MPa)
1 969 11 992 21 899
2 1 005 12 962 22 964
3 946 13 1 040 23 955
4 946 14 953 24 944
5 843 15 996 25 965
6 1 035 16 988 26 883
7 985 17 950 27 948
8 943 18 990 28 949
9 953 19 897 29 987
10 903 20 932 30 972
表A.2−計算結果
強さ
強さの順位 試験片 Fi= i−0.3Yi=
椀 Xi=ln 椀
I 番号 n+0.4 lnln(1−F )−1
(MPa)
1 5 843 0.023 −3.759 6.737
2 26 883 0.056 −2.855 6.783
3 19 897 0.089 −2.375 6.799
4 21 899 0.122 −2.042 6.801
5 10 903 0.155 −1.784 6.806
6 20 932 0.188 −1.572 6.837
7 8 943 0.220 −1.390 6.849
8 24 944 0.253 −1.231 6.850
9 3 946 0.286 −1.087 6.852
10 4 946 0.319 −0.956 6.852
11 27 948 0.352 −0.835 6.854
12 28 949 0.385 −0.722 6.855
13 17 950 0.418 −0.615 6.856
14 9 953 0.451 −0.512 6.860
15 14 953 0.484 −0.414 6.860
16 23 955 0.516 −0.319 6.862
17 12 962 0.549 −0.227 6.869
18 22 964 0.582 −0.136 6.871
19 25 965 0.615 −0.046 6.872
20 1 969 0.648 0.043 6.876
21 30 972 0.681 0.133 6.879
22 7 985 0.714 0.224 6.893
23 29 987 0.747 0.317 6.895
24 16 988 0.780 0.414 6.896
25 18 990 0.813 0.515 6.898
26 11 992 0.845 0.624 6.900
27 15 996 0.878 0.744 6.904
28 2 1 005 0.911 0.884 6.913
29 6 1 035 0.944 1.059 6.942
30 13 1 040 0.977 1.327 6.947

――――― [JIS R 1625 pdf 12] ―――――

                                                                                             11
R 1625 : 2010
図A.1−強さデータのワイブルプロットの例
参考付図2強さデータのワイブルプロットの例(信頼区間表示あり)
2
ln
(ln L, )0 を通り
傾きmU
1
ln
(ln L, )0 ln U , )0 を通り
(ln
傾きmL
0
1
)-
6.7 6.8 6.9 7.0
1-F
ln U , )0
n(
(ln
l
-1 ln
n
(ln L, )0
l
を通り
傾きmL
-2
ln U , )0 を通り
(ln
傾きmU
-3
Lm
(m , U (19,1. 31)1.
(
L,U (963,0. 988)7.
-4
ln
図A.2−強さデータのワイブルプロットの例(信頼区間表示あり)

――――― [JIS R 1625 pdf 13] ―――――

    12
R 1625 : 2010
R1
1
附属書JA
2
62
(参考)
5 : 2
JISと対応国際規格との対比表
010
JIS R 1625:2010 ファインセラミックスの強さデータのワイブル統計解析法 ISO 20501:2003 Fine ceramics (advanced ceramics, advanced technical ceramics)−
Weibull statistics for strength data
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条(V) JISと国際規格との技術的差異の
国際規格 ごとの評価及びその内容 理由及び今後の対策
番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
1適用範 破壊強さデータの, 1 単一モード(単一欠陥分削除 JISは単一モードだけを規定。 単一モードの方が簡便さがあり,使
囲 形状母数(ワイブル 布に対する最ゆう推定) いやすく実用性がある。
係数)及び尺度母数 だけでなく,多重モード
を求める方法の一 (競合欠陥分布に対する
つである単一モー 最ゆう推定)についても
ド・2母数ワイブル 規定。
統計解析法につい
て規定。
2引用規

3 用語及 2 用語及び定義 削除 JISは単一モードだけを規定。 JISは競合欠陥分布に対する最ゆう
び定義 推定を規定していないので記載は不
要。
4原理 − − 追加 JISでは原理を規定。 原理について説明するため。
− − 3 記号 削除 JISでは記載なし。 2定義と用語に記載しているため。
− − 4 有意性及び使用 削除 JISは単一欠陥分布に対する最
単一モードの方が簡便さがあり,使
いやすく実用性がある。
ゆう推定を規定。ISO規格では
Method A単一欠陥分布に対す
る最ゆう推定及びMethod B競
合欠陥分布に対する最ゆう推
定を規定。

――――― [JIS R 1625 pdf 14] ―――――

                                                                                                                                          13
R 1625 : 2010
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇(V) JISと国際規格との技術的差異
国際規 条ごとの評価及びその内容 の理由及び今後の対策
格番号
箇条番号 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 の評価
5 ワイブ 2.4.1 単一欠陥分布に対する 一致
ル分布関 最ゆう推定

− − 6 競合欠陥分布に対する 削除 JISでは記載なし。 単一モードの方が簡便さがあり,使
最ゆう推定 いやすく実用性がある。
6統計解 6.1 強さ試験デー − 追加 JISの試験方法を引用した。
析方法 タ
6.2 形状母数及び
尺度母数の推定法
a),b) 5.3 統計解析方法 一致
c) 5.4 一致
d) 信頼区間 5.5.2 一致
e) 7.3.1 統計解析方法 一致
7記録 8 報告 変更
附属書A 最ゆう法を用いた 附属書A 変更
(参考) 母数推定の解析事 (informative)
例 附属書B
(informative)
附属書C
(informative)
附属書D
(informative)
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 20501:2003,MOD
R1 625 : 201
1
0
3

――――― [JIS R 1625 pdf 15] ―――――

次のページ PDF 16

JIS R 1625:2010の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20501:2003(MOD)

JIS R 1625:2010の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 1625:2010の関連規格と引用規格一覧