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R 3211 : 2015
表2−安全ガラスに対する品質項目
品質項目 安全ガラスの種類 JIS R 3212の適用箇条
合わせ 合わせ 部分強化 強化 有機 ガラス−
ガラスA ガラスB ガラス ガラス ガラス プラスチック
5.2 厚さ
○ ○ ○ ○ ○ ○ 5.2 厚さの測定
5.3 破片の状態
− − ○ ○ − − 5.3 破砕試験
5.4 耐衝撃性
○ ○ − ○ ○ ○ 5.4 耐衝撃性試験
5.5 耐貫通性
○ − − − − ○ 5.5 耐貫通性試験
5.6 ヘッドフォーム ○ − ○ − − ○ 5.6 ヘッドフォーム
(人頭模型)衝撃 (人頭模型)衝撃試験
5.7 耐摩耗性
○ ○ − − ○ ○ 5.7 耐摩耗性試験
5.8 耐熱性
○ ○ − − − ○ 5.8 耐熱性試験
5.9 耐光性
○ ○ − − − ○ 5.9 耐光性試験
5.10 耐湿性
○ ○ − − ○ ○ 5.10 耐湿性試験
5.11 可視光線 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 5.11 可視光線
透過率 透過率試験
5.12 透視ひずみ
○ ○ ○ ○ ○ ○ 5.12 透視ひずみ試験
5.13 二重像
○ ○ ○ ○ ○ ○ 5.13 二重像試験
5.14 色の識別
○ ○ ○ ○ ○ ○ 5.14 色の識別試験
5.15 耐薬品性
− − − − ○ ○ 5.15 耐薬品性試験
5.16 耐燃焼性
− − − − ○ ○ 5.16 耐燃焼性試験
5.17 耐候性
− − − − ○ − 5.17 耐候性試験
5.18 寸法安定性
− − − − ○ − 5.18 寸法安定性試験
5.19 温度依存性
− − − − − ○ 5.19 温度依存性試験
5.5は,合わせガラスA及びガラス−プラスチックを前面窓に使用しない場合には適用しない。
5.6は,前面窓に使用する合わせガラスA,部分強化ガラス及びガラス−プラスチック,並びに前面以外の窓に使
用する合わせガラスAに適用する。
5.11,5.12,5.13及び5.14は,次のいずれかの場合においてJIS R 3212の附属書JAに規定する試験領域に適用す
る。
− 合わせガラスA及びガラス−プラスチックを前面窓に使用する場合。
− 合わせガラスB,部分強化ガラス,強化ガラス及び有機ガラスを大型特殊自動車などの前面窓に使用する場合。
− 合わせガラスA,合わせガラスB,強化ガラス,有機ガラス及びガラス−プラスチックを前面以外の窓に使用
する場合。
注記 ○印は適用する品質項目を示す。
5.2 厚さ
安全ガラスの呼び厚さ及びその許容差は,表3のとおりとする。
――――― [JIS R 3211 pdf 6] ―――――
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表3−安全ガラスの呼び厚さ及びその許容差
単位 mm
種類 呼び厚さ 厚さ及びその許容差
合わせガラスA t a) t ±0.2・n b)
合わせガラスB
部分強化ガラス 5 5.0±0.2
6 6.0±0.2
強化ガラス t a) t ±0.2
有機ガラス t a) ) t ±0.1・ t
ガラス−プラスチック t a) t ±0.1・ t
注a) 合わせガラス,強化ガラス,有機ガラス及びガラス−プラスチックの呼び厚さは,受渡当事者間の協定によ
る。
b) は,合わせガラスを構成した材料板ガラスの枚数を示す。
c) 設計上製品の厚さが均一でない場合は,受渡当事者間の協定による。
5.3 破片の状態
5.3.1 部分強化ガラスの破片の状態
部分強化ガラスの破片の状態は,表4を合格とする。
表4−試験領域に対する試験後の状態
区分 破片の状態
周辺域 ・ 50 mm×50 mmの正方形の領域内の破片数は40個以上350個以下。
なお,50 mm×50 mmの正方形の領域内の破片数が40個未満であった場合,その部分を含
む100 mm×100 mmの正方形の領域内の破片数は160個以上あればよい。
・ 大きさが3 cm2を超える破片は3個以下,かつ,直径100 mmの円内に1個以下。
・ 長さが75 mmを超え,150 mm以下の細長い破片は,5個以下。
・ 供試体の周辺に達している細長い破片は,辺に対し45 °以下で,かつ,その長さは75 mm
以下。
透視域 ・ 2 cm2以上の破片の総合面積は500 mm×200 mmの長方形の面積の少なくとも15 %以上。た
だし,供試体の縦寸法が440 mm未満のもの,又は実車取付角度が垂直方向から15 °未満の
ものは評価領域a)の長方形の面積の10 %以上。
・ 16 cm2を超え,25 cm2未満の破片は衝撃点から半径100 mm以内では3個以下,透視域全体で
は8個以下。
・ 長さが100 mmを超え,175 mm以下の細長い破片は,4個以下。
・ 面積が2 cm2を超え,直径40 mmの円に収まらないとがった部分のある破片は,任意の500 mm
×200 mmの領域の中で10個以下又は製品1枚中に25個以下。
中間域 破片の状態は,周辺域と透視域の破片の状態の中間的な特徴をもたなければならない。
注a) 評価領域は,供試体の縦寸法が440 mm未満の場合は500 mm×150 mmの長方形とし,440 mm以上の場合は
500 mm×200 mmの長方形とする。
5.3.2 強化ガラスの破片の状態
強化ガラスの破片の状態は,表5を合格とする。
――――― [JIS R 3211 pdf 7] ―――――
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表5−強化ガラスの試験後の状態
種類 破片の状態
強化ガラス ・ 50 mm×50 mmの正方形の領域内の破片数は40個以上400個以下。ただし,呼び厚さ
3.5 mm以下の供試体については,40個以上450個以下。
なお,50 mm×50 mmの正方形の領域内の破片数が40個未満であった場合,その部
分を含む100 mm×100 mmの正方形の領域内の破片数は160個以上あればよい。
・ 大きさが3 cm2を超える破片は3個以下,かつ,直径100 mmの円内に1個以下。
・ 長さが75 mmを超え,150 mm以下の細長い破片は5個以下。
・ 供試体の周辺に達している細長い破片は,辺に対し45 °以下で,かつ,その長さは
75 mm以下。
5.4 耐衝撃性
5.4.1 一般
耐衝撃性は,前面窓に合わせガラス及びガラス−プラスチックを使用する場合は5.4.2,前面以外の窓に
合わせガラス,ガラス−プラスチック又は強化ガラスを使用する場合,及び大型特殊自動車などの前面窓
に強化ガラス及びガラス−プラスチックを使用する場合は5.4.3の規定に適合しなければならない。前面
以外の窓及び大型特殊自動車などの前面窓に有機ガラスを使用する場合は,5.4.4の規定に適合しなければ
ならない。
5.4.2 前面窓に使用する場合
前面窓に使用する場合は,次による。
a) 合わせガラスA及びガラス−プラスチックの耐衝撃性は,表6を合格とする。
表6−合わせガラスA及びガラス−プラスチックの衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
合わせガラスA ・ 鋼球が供試体を貫通してはならない。
ガラス−プラスチック ・ 衝撃面の反対側からの離破片の総質量が表7の値を超えない。
表7−離破片の総質量
単位 g
呼び厚さ 離破片の総質量
t(mm) 40 ℃ −20 ℃
t≦4.5 12
4.55.5 6.5 b) 合わせガラスBの耐衝撃性は,表8を合格とする。
表8−合わせガラスBの衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
合わせガラスB ・ 鋼球が供試体を貫通してはならない。
・ 衝撃面の反対側からの離破片の総質量は20 g以下。
――――― [JIS R 3211 pdf 8] ―――――
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5.4.3 前面以外の窓に合わせガラス,ガラス−プラスチック又は強化ガラスを使用する場合,及び大型特
殊自動車などの前面窓に強化ガラス及びガラス−プラスチックを使用する場合
前面以外の窓に合わせガラス,ガラス−プラスチック又は強化ガラスを使用する場合,及び大型特殊自
動車などの前面窓に強化ガラス及びガラス−プラスチックを使用する場合,耐衝撃性は,表9を合格とす
る。
表9−合わせガラス,ガラス−プラスチック又は強化ガラスの衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
合わせガラスA ・ 鋼球が供試体を貫通してはならない。
合わせガラスB ・ 衝撃面の反対側からの離破片の総質量は15 g以下。
ガラス−プラスチック
強化ガラス 供試体は破壊してはならない。
5.4.4 前面以外の窓及び大型特殊自動車などの前面窓に有機ガラスを使用する場合
前面以外の窓及び大型特殊自動車などの前面窓に有機ガラスを使用する場合,有機ガラスの耐衝撃性は,
表10を合格とする。
表10−有機ガラスの衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
有機ガラス ・ 破断a)が生じてはならない。
・ 破断が生じていない供試体のうち,3枚以上に鋼球が通る大きさの穴,
割れ目b)が生じてはならない。
注a) 破断 : 供試体が複数個に分断された状態をいう。
b) 割れ目 : 供試体表面から裏面まで達する欠損をいう。
5.5 耐貫通性
合わせガラスA及びガラス−プラスチックの耐貫通性は,表11を合格とする。
表11−衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
合わせガラスA 衝撃後,5秒間以内に鋼球が貫通してはならない。
ガラス−プラスチック
5.6 ヘッドフォーム(人頭模型)衝撃
前面窓に安全ガラスを使用する場合は,次のa)又はb)のいずれかを合格とする。前面以外の窓に使用す
る合わせガラスAの場合は,b)の条件を合格とする。
a) 製品を供試体とする場合は,表12を合格とする。
――――― [JIS R 3211 pdf 9] ―――――
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表12−製品を供試体とする場合の衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
合わせガラスA ・ 衝撃点を中心に多数の円形状の亀裂を生じ,衝撃点に最も近い亀裂は衝撃点
から80 mm以内。
・ ガラスと中間膜とは接着している。ただし,衝撃点の中心から60 mmの外
側では,幅4 mm未満の離は許容する。
・ 衝撃面で20 cm2を超える中間膜の露出がない。
・ 中間膜の裂け目の長さは35 mm以下。
ガラス−プラスチック ・ 衝撃点を中心に多数の円形状の亀裂を生じ,衝撃点に最も近い亀裂は衝撃点
から80 mm以内。
・ ガラスと中間膜又はプラスチックとは接着している。ただし,衝撃点の中心
から60 mmの外側では,幅4 mm未満の離は許容する。
・ 衝撃面で20 cm2を超える中間膜の露出がない。ただし,合わせガラスを使用
したものだけに適用する。
・ 中間膜又はプラスチックの裂け目の長さは35 mm以下。
部分強化ガラス 供試体は破壊しなければならない。
b) 試験片を供試体とする場合は,表13を合格とする。
表13−試験片を供試体とする場合の衝撃後の状態
種類 衝撃後の状態
合わせガラスA 衝撃点を中心に多数の円形状の亀裂が生じた場合,
ガラス−プラスチック ・ 貫通しない。
・ 大きな破片が離しない。
部分強化ガラス 供試体は破壊しなければならない。
5.7 耐摩耗性
合わせガラス,有機ガラス及びガラス−プラスチックの耐摩耗性は,表14を合格とする。
表14−摩耗による曇価
種類 摩耗による曇価
試験領域1a) 試験領域2b)
車外側 車内側 車外側 車内側
合わせガラスA 2 %以下 − 2 %以下 −
合わせガラスB
有機ガラス 4 %以下 15 %以下
ガラス−プラスチック 2 %以下 4 %以下
注a) IS R 3212の附属書JAで規定する試験領域C,C',c,D又はE。
b) IS R 3212の附属書JAで規定する試験領域C,C',c,D又はE以外の領域。
――――― [JIS R 3211 pdf 10] ―――――
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JIS R 3211:2015の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.30 : ガラス製品
JIS R 3211:2015の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR3212:2015
- 自動車用安全ガラス試験方法
- JISR3212:2021
- 自動車用安全ガラス試験方法