この規格ページの目次
JIS R 3209:2018 規格概要
この規格 R3209は、主に建築物,冷凍・冷蔵ショーケースに使用する複層ガラスについて規定。
JISR3209 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R3209
- 規格名称
- 複層ガラス
- 規格名称英語訳
- Insulating glass
- 制定年月日
- 1962年1月1日
- 最新改正日
- 2018年7月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 81.040.20, 81.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 I-1(材料・設備) 2021, 建築 I-2(材料・設備) 2021, 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 1962-01-01 制定日, 1965-06-01 確認日, 1968-04-01 確認日, 1971-04-01 確認日, 1974-12-01 改正日, 1978-01-01 確認日, 1979-03-01 改正日, 1986-03-01 改正日, 1992-03-01 確認日, 1995-04-01 改正日, 1998-03-20 改正日, 2003-06-20 確認日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2018-07-20 改正
- ページ
- JIS R 3209:2018 PDF [12]
R 3209 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[1]
- 4 種類・・・・[2]
- 5 品質・・・・[3]
- 5.1 外観・・・・[3]
- 5.2 露点・・・・[3]
- 5.3 乾燥気体のガス濃度・・・・[4]
- 5.4 加速耐久性・・・・[4]
- 5.5 熱性能・・・・[4]
- 5.6 形状及び寸法・・・・[4]
- 6 材料・・・・[5]
- 7 試験・・・・[5]
- 7.1 供試体・・・・[5]
- 7.2 外観試験・・・・[6]
- 7.3 寸法の測定・・・・[6]
- 7.4 乾燥気体の露点試験・・・・[6]
- 7.5 乾燥気体のガス濃度測定・・・・[7]
- 7.6 封止の加速耐久性試験・・・・[7]
- 7.7 光学薄膜の性能の加速耐久性試験・・・・[8]
- 7.8 乾燥気体のガス密閉性の加速耐久性試験・・・・[8]
- 7.9 熱性能の計算・・・・[8]
- 8 検査・・・・[9]
- 9 包装・・・・[9]
- 10 表示・・・・[9]
- 附属書A(規定)気体の物性値・・・・[10]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 3209 pdf 1] ―――――
R 3209 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)
及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 3209:1998は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成31年7月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS R 3209:1998によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 3209 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 3209 : 2018
複層ガラス
Insulating glass
1 適用範囲
この規格は,主に建築物,冷凍・冷蔵ショーケースに使用する複層ガラスについて規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS R 3106 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法
JIS R 3107 板ガラス類の熱抵抗及び建築における熱貫流率の算定方法
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 3203 型板ガラス
JIS R 3204 網入板ガラス及び線入板ガラス
JIS R 3205 合わせガラス
JIS R 3206 強化ガラス
JIS R 3208 熱線吸収板ガラス
JIS R 3221 熱線反射ガラス
JIS R 3222 倍強度ガラス
JIS R 3223 耐熱強化ガラス
JIS R 3224-1 建築用ガラス−複層ガラス−第1部 : 耐候性試験による封止の耐久性試験方法
JIS R 3224-3 建築用ガラス−複層ガラス−第3部 : ガス濃度及びガス漏えい性試験方法
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
複層ガラス
2枚以上の板ガラス1) ,加工ガラス2) 又はそれらの表面に光学薄膜を形成したもの3) を材料板ガラスと
し,一定の間隙をおいて並置し,その間隙(以下,中空層という。)に,大気圧に近い圧力の乾燥気体4) を
満たし,その周辺を封止5) したもの。中空層の数は1層又は2層とする。中空層に格子部材などの内蔵物
を入れたものは除く。
注1) 板ガラスとは,連続工程によって製造されたフロート板ガラス・磨き板ガラス,型板ガラス,
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2
R 3209 : 2018
網入板ガラス・線入板ガラス,熱線吸収板ガラスなどをいう。
2) 加工ガラスとは,合わせガラス,強化ガラス,倍強度ガラス及び耐熱強化ガラスをいう。
3) 表面に波長選択性の光学薄膜を加工した建築用ガラスの代表例は,熱線反射ガラス及び低放射
ガラス(以下,Low-Eガラスという。)である。熱線反射ガラスの特徴は,主として日射の波長
域で反射率が高く,その機能は日射による熱負荷の抑制にあり,Low-Eガラスの特徴は,主と
して常温熱放射の波長域で反射率が高く,その機能は複層ガラスの断熱性能を高めることにあ
る。
なお,表面に光学薄膜を加工したガラスの加工面は,複層ガラスの室外側に面するガラス表
面を第1面とし,以降,室内側に向かって第2面(室外側に相当するガラスの中空層に接する
面),第3面という。図1に,光学薄膜を第2面に使用する例を示す。
第3面 第2面
第1面 第4面
<室外側> <室内側>
3
2
1
1 材料板ガラス
2 中空層
3 光学薄膜
図1−光学薄膜の加工面の識別(第2面に光学薄膜が使用されている例)
4) 乾燥気体は,空気,アルゴン,クリプトン及びネオンをいう。
5) 封止とは,中空層の乾燥状態を確保するために,複層ガラスの周囲部分を密閉することをいう。
3.2
スペーサー
中空層を形成するために,複層ガラスの周囲部分に配置される部材。
3.3
封止材
中空層を封止するために,複層ガラスの周囲部分に形成される材料。
4 種類
複層ガラスの種類は,断熱性,日射取得性,日射遮蔽性,封止の加速耐久性及び乾燥気体の種類によっ
て,次のとおり区分する。
a) 断熱性,日射取得性及び日射遮蔽性による区分 断熱性,日射取得性及び日射遮蔽性による区分は,
箇条5に規定する特性値によって,表1及び表2のとおり区分する。
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3
R 3209 : 2018
表1−断熱性による区分
記号 熱貫流率 Ua)
W/(m2・K)
T1 4.0以下
T2 2.7以下
T3 2.3以下
T4 1.9以下
T5 1.5以下
T6 1.1以下
注a) 熱貫流率Uは,鉛直使用の値とする。
表2−日射取得性及び日射遮蔽性による区分
記号 日射熱取得率 ηa)
G 0.50以上
S 0.49以下
注a) 日射熱取得率ηは,鉛直使用の値とする。
b) 封止の加速耐久性による区分 封止の加速耐久性による種類及び記号は,表3による。
表3−封止の加速耐久性による区分
種類 記号 封止の加速耐久性による区分
I類 I JIS R 3224-1の6.3.1 a)の試験を行い,5.4.1の規定に適合するもの
II類 II JIS R 3224-1の6.3.1 b)の試験を行い,5.4.1の規定に適合するもの
III類 III JIS R 3224-1の6.3.1 c)の試験を行い,5.4.1の規定に適合するもの
c) 乾燥気体の種類 乾燥気体の種類及び記号は,表4による。空気,アルゴン及びクリプトンの物性値
は,JIS R 3107に示す気体の物性値の表による。ネオンの物性値は,附属書Aによる。
表4−乾燥気体の種類及び記号例
種類 記号例
空気 記載しない
アルゴン Ar,AR,Argon,アルゴン
クリプトン Kr,KR,Krypton,クリプトン
ネオン Ne,NE,Neon,ネオン
5 品質
5.1 外観
複層ガラスの外観は,7.2によって試験したとき,ガラスの内面に透視に差し支えるような汚れ,接着剤
などの飛散があってはならない。
5.2 露点
複層ガラスの乾燥気体の露点6)は,7.4によって試験したとき,−35 ℃以上であってはならない。
注6) 露点とは,複層ガラスの内面に目視で認められる結露又は結霜を生じる最高温度をいう。
――――― [JIS R 3209 pdf 5] ―――――
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JIS R 3209:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.30 : ガラス製品
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS R 3209:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ
- JISB7512:2018
- 鋼製巻尺
- JISR3106:2019
- 板ガラスの透過率・反射率・放射率の試験方法及び建築用板ガラスの日射熱取得率の算定方法
- JISR3107:2019
- 建築用板ガラスの熱貫流率の算定方法
- JISR3202:2011
- フロート板ガラス及び磨き板ガラス
- JISR3203:2009
- 型板ガラス
- JISR3204:2014
- 網入板ガラス及び線入板ガラス
- JISR3205:2005
- 合わせガラス
- JISR3206:2003
- 強化ガラス
- JISR3208:1998
- 熱線吸収板ガラス
- JISR3221:2002
- 熱線反射ガラス
- JISR3222:2003
- 倍強度ガラス
- JISR3223:2017
- 耐熱強化ガラス
- JISR3224-1:2018
- 建築用ガラス―複層ガラス―第1部:耐候性試験による封止の耐久性試験方法
- JISR3224-3:2018
- 建築用ガラス―複層ガラス―第3部:ガス濃度及びガス漏えい性試験方法