JIS R 3222:2003 倍強度ガラス

JIS R 3222:2003 規格概要

この規格 R3222は、建築物の外壁,開口部などに使用する倍強度ガラスについて規定。

JISR3222 規格全文情報

規格番号
JIS R3222 
規格名称
倍強度ガラス
規格名称英語訳
Heat-strengthened glass
制定年月日
1990年10月1日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1990-10-01 制定日, 1996-07-01 改正日, 2002-02-20 確認日, 2003-05-20 改正日, 2008-03-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS R 3222:2003 PDF [8]
                                                                                   R 3222 : 2003

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)
/財団法人 日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS R
3222:1996は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 3222 pdf 1] ―――――

R 3222 : 2003

pdf 目 次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 種類及びその記号・・・・[1]
  •  5. 品質・・・・[2]
  •  5.1 外観・・・・[2]
  •  5.2 反り・・・・[2]
  •  5.3 表面圧縮応力・・・・[2]
  •  5.4 熱線反射倍強度ガラスの品質・・・・[2]
  •  6. 形状,寸法及び許容差・・・・[2]
  •  6.1 形状・・・・[2]
  •  6.2 寸法・・・・[2]
  •  7. 材料・・・・[3]
  •  8. 試験方法・・・・[3]
  •  8.1 外観試験・・・・[3]
  •  8.2 寸法の測定・・・・[3]
  •  8.3 反りの測定・・・・[3]
  •  8.4 表面圧縮応力の測定・・・・[4]
  •  8.5 熱線反射倍強度ガラスの試験・・・・[6]
  •  9. 検査方法・・・・[6]
  •  10. 包装・・・・[6]
  •  11. 表示・・・・[6]
  •  11.1 製品表示・・・・[6]
  •  11.2 性能表示・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 3222 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 3222 : 2003

倍強度ガラス

Heat-strengthened glass

1. 適用範囲

 この規格は,主として建築物の外壁,開口部などに使用する倍強度ガラス(1)について規定
する。
注(1) 倍強度ガラスとは,板ガラスを熱処理してガラス表面に適切な大きさの圧縮応力層をつくり,
破壊強度を増大させ,かつ,破損したときに,材料の板ガラスに近い割れ方となるようにした
もの。ただし,この規格では,熱処理に際し同時にガラス質絵具の焼き付けを行ったものを除
外する。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 3208 熱線吸収板ガラス
JIS R 3221 熱線反射ガラス
JIS Z 8401 数値の丸め方

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) フロート倍強度ガラス JIS R 3202に規定するフロート板ガラス及び磨き板ガラス又はJIS R 3208に
規定する熱線吸収フロート板ガラス及び熱線吸収磨き板ガラスを材料板ガラスとする倍強度ガラス。
b) 熱線反射倍強度ガラス JIS R 3221に規定する熱線反射ガラスを材料板ガラスとする倍強度ガラス。
ただし,倍強度ガラスに熱線反射性の薄膜を後から形成した熱線反射ガラスは,JIS R 3221による。

4. 種類及びその記号

 倍強度ガラスの種類及びその記号は,厚さによって表1による。
表 1 種類及びその記号
厚さによる種類 記号
6ミリ HS-6
8ミリ HS-8
10ミリ HS-10
12ミリ HS-12

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS R 3222 pdf 3] ―――――

R 3222 : 2003

5. 品質

5.1 外観

 外観は,8.1によって試験を行い,表2の規定に適合しなければならない。
表 2 外観
項目 外観
ひび あってはならない。
欠け 幅又は長さが,材料板ガラスの厚さ以上のものがあってはならない。
すりきず 使用上差し支えるものがあってはならない。

5.2 反り

 反りは,8.3によって測定を行い,全体的な反りの場合は表3に示す値を,部分的な反りの場
合は1.0mmを,それぞれ超えてはならない。
表 3 全体的な反りの許容値
単位 %
厚さによる種類 全体的な反りの許容値
1000mm以下の 1000mmを超え 2000mmを超え 3000mmを超え
辺又は対角線 2000mm以下の 3000mm以下の る辺又は対角線
辺又は対角線 辺又は対角線
6ミリ 0.3 0.5 0.5 0.5
8ミリ 0.3 0.3 0.5 0.5
10ミリ 0.3 0.3 0.3 0.5
12ミリ 0.3 0.3 0.3 0.5

5.3 表面圧縮応力

 表面圧縮応力は,8.4によって測定を行い,それぞれの測定値が20MN/m2以上,か
つ,60MN/m2以下でなければならない。

5.4 熱線反射倍強度ガラスの品質

 熱線反射倍強度ガラスでは,外観,耐光性,耐摩耗性,耐酸性及び
耐アルカリ性について,8.5によって試験を行い,JIS R 3221の3.(品質)の規定に適合しなければならな
い。

6. 形状,寸法及び許容差

6.1 形状

 倍強度ガラスは平面ガラスとし,その形状は受渡当事者間の協定による。

6.2 寸法

 厚さ及びその許容差並びに辺の長さの許容差は,次による。厚さ以外の寸法は,受渡当事者
間の協定による。
a) 厚さ及びその許容差 厚さ及びその許容差は,表4による。
表 4 厚さ及びその許容差
単位 mm
厚さによる種類 厚さ 厚さの許容差
6ミリ 6.0 ±0.3
8ミリ 8.0 ±0.6
10ミリ 10.0
12ミリ 12.0 ±0.8
b) 辺の長さの許容差 方形のものでは,一辺の長さの寸法の許容差は,表5による。一辺の長さが3000mm
を超えるもの,及び方形以外の形状のものの許容差については,受渡当事者間の協定による。

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――――― [JIS R 3222 pdf 4] ―――――

                                                                                   R 3222 : 2003
表 5 一辺の長さの許容差
単位 mm
厚さによる種類 一辺の長さの許容差
一辺の長さが 一辺の長さが 一辺の長さが
1000mm以下 1000mmを超え 2000mmを超え
2000mm以下 3000mm以下
6ミリ +1 ±3 ±4
−2
8ミリ +2
10ミリ −3
12ミリ

7. 材料

 材料板ガラスは,使用目的に応じて,JIS R 3202に規定するフロート板ガラス及び磨き板ガラ
ス,JIS R 3208に規定する熱線吸収フロート板ガラス及び熱線吸収磨き板ガラス,又は,JIS R 3221に規
定する熱線反射ガラスを使用する。

8. 試験方法

8.1 外観試験

 外観試験は,製品を供試体とし,その正面から適切な照明の下で,目視によって行う。
欠けの寸法は,JIS B 7516に規定する最小目盛0.5mmの金属製直尺を用いて測定する。

8.2 寸法の測定

 寸法の測定は,製品を供試体とし,次によって行う。
a) 辺の長さの寸法は,JIS B 7512又はJIS B 7516に規定する最小目盛1mmの長さ計を用いて測定する。
b) 厚さの寸法は,JIS B 7502に規定する0.01mmまで測定できるマイクロメータ,又はこれと同等以上
の性能をもつものを用いて測定し,JIS Z 8401の規定によってその値を小数点以下1けたに丸める。

8.3 反りの測定

 反りの測定は,製品を供試体とし,次によって行う。
a) 常温の供試体を鉛直に置き,図1に示すように,長辺をその長さlの1/4の二つの位置において支持
台で支える。
反りは,直定規,伸ばした糸などによる直線と供試体の凹面との間の最大距離を測定する。
b) 全体的な反りは,供試体の辺及び対角線に沿って測定する。反りの値は,a)によって測定された最大
距離の値を,その辺又は対角線の長さに対する百分率で表す。
c) 部分的な反りの場合は,図1に示すように,供試体の辺から約25mmの距離の線上に長さ300mmの
直線状のジグなどを当て,その長さ300mmの線分と供試体の凹面との間の最大距離を測定する。

(pdf 一覧ページ番号 3)

――――― [JIS R 3222 pdf 5] ―――――

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JIS R 3222:2003の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3222:2003の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISB7502:2016
マイクロメータ
JISB7512:2018
鋼製巻尺
JISB7516:2005
金属製直尺
JISR3202:2011
フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JISR3208:1998
熱線吸収板ガラス
JISR3221:2002
熱線反射ガラス
JISZ8401:2019
数値の丸め方