JIS R 3221:2002 熱線反射ガラス

JIS R 3221:2002 規格概要

この規格 R3221は、建築用などに使用する熱線反射ガラスについて規定。

JISR3221 規格全文情報

規格番号
JIS R3221 
規格名称
熱線反射ガラス
規格名称英語訳
Solar reflective glass
制定年月日
1990年3月1日
最新改正日
2016年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

81.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1990-03-01 制定日, 1995-04-01 改正日, 2000-06-20 確認日, 2002-03-20 改正日, 2007-02-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
ページ
JIS R 3221:2002 PDF [9]
R 3221 : 2002

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会 (FGMAJ)
/財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,
日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS R 3221 : 1995は改正され,この規格に置き換えられる。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS R 3221 pdf 1] ―――――

                                                                                   R 3221 : 2002

pdf 目次

ページ

  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 種類・・・・[1]
  •  3.1 日射熱遮へい性による区分・・・・[1]
  •  3.2 耐久性による区分・・・・[1]
  •  3.3 厚さによる種類・・・・[2]
  •  4. 品質・・・・[2]
  •  4.1 外観・・・・[2]
  •  4.2 耐光性・・・・[2]
  •  4.3 耐摩耗性・・・・[2]
  •  4.4 耐酸性・・・・[2]
  •  4.5 耐アルカリ性・・・・[2]
  •  5. 材料板ガラス・・・・[2]
  •  6. 形状及び寸法・・・・[3]
  •  6.1 形状及び寸法・・・・[3]
  •  6.2 厚さ及びその許容差・・・・[3]
  •  6.3 長さ及び幅の許容差・・・・[3]
  •  7. 試験方法・・・・[3]
  •  7.1 目視試験・・・・[3]
  •  7.2 寸法の測定・・・・[3]
  •  7.3 日射熱遮へい性,耐光性,耐摩耗性,耐酸性及び耐アルカリ性試験・・・・[3]
  •  7.3.1 供試体・・・・[3]
  •  7.3.2 日射熱遮へい性試験・・・・[3]
  •  7.3.3 耐光性試験・・・・[4]
  •  7.3.4 耐摩耗性試験・・・・[4]
  •  7.3.5 耐酸性試験・・・・[5]
  •  7.3.6 耐アルカリ性試験・・・・[5]
  •  8. 検査・・・・[6]
  •  9. 包装・・・・[6]
  •  10. 表示・・・・[6]
  •  11. 取扱い上の注意事項・・・・[6]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS R 3221 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
R 3221 : 2002

熱線反射ガラス

Solar reflective glass

1. 適用範囲

 この規格は,主に建築用などに使用する熱線反射ガラス(1)について規定する。
注(1) この規格で規定する熱線反射ガラスとは,日射熱の遮へいを主目的とし,ガラスの片側の表面
に熱線反射性の薄膜を形成したガラスである。
なお,反射性の合成樹脂フィルムをガラスに接着したものは除く。

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 7502 マイクロメータ
JIS B 7512 鋼製巻尺
JIS B 7516 金属製直尺
JIS R 3106 板ガラス類の透過率・反射率・放射率・日射熱取得率の試験方法
JIS R 3107 板ガラス類の熱抵抗及び建築における熱貫流率の算定方法
JIS R 3202 フロート板ガラス及び磨き板ガラス
JIS R 3206 強化ガラス
JIS R 3208 熱線吸収板ガラス
JIS R 3212 自動車用安全ガラス試験方法
JIS R 3222 倍強度ガラス

3. 種類

3.1 日射熱遮へい性による区分

 熱線反射ガラスの日射熱遮へい性による種類は,7.3.2に規定する試験
方法によって表1による。
表1 日射熱遮へい性による区分
種類 日射熱取得率 (参考)日射熱除去率 1-
1種 0.70以下 0.30以上
2種 0.55以下 0.45以上
3種 0.40以下 0.60以上

3.2 耐久性による区分

 熱線反射ガラスの耐摩耗性,耐酸性及び耐アルカリ性による耐久性の種類は,
表2による。

――――― [JIS R 3221 pdf 3] ―――――

2
R 3221 : 2002
表2 耐久性による区分
種類 特性
A類 4.34.5の規定のA類に適合するもの。
B類 4.34.5に規定のB類に適合するもの。

3.3 厚さによる種類

 熱線反射ガラスの厚さによる種類は,表3に記載する○印のものとする。
表3 厚さによる種類
日射遮へい性による区分 1種 2種 3種
耐久性による区分 A類 B類 A類 B類 A類 B類
厚さによる種類
6mm ○ − ○ ○ − ○
8mm ○ − ○ ○ − ○
10mm ○ − ○ ○ − ○
12mm ○ − ○ ○ − ○

4. 品質

4.1 外観

 熱線反射ガラスの薄膜の外観は,表4のそれぞれの項目について,7.1の目視試験を行ったと
き,それぞれの規定に適合しなければならない。
表4 外観
項目 外観
色むら 目立つものがあってはならない。
膜傷 目立つものがあってはならない。
ピンホール(2) 2mmを超えるものがあってはならない。さらに,30cm角以内に2mm以下,
1mm以上のものが5個以上あってはならない。
注(2) ピンホールとは,ガラス素地まで達する輪郭のはっきりした薄膜の孔をいう。

4.2 耐光性

 熱線反射ガラスの耐光性は,7.3.3の試験を行い,7.3.3.b)5)の値が4%以下でなければならな
い。

4.3 耐摩耗性

 熱線反射ガラスの耐摩耗性は,A類又はB類について7.3.4の試験を行い,7.3.4.b)4)の値
が4%以下でなければならない。

4.4 耐酸性

 熱線反射ガラスの耐酸性は,A類又はB類について7.3.5の試験を行い,7.3.5.a)4)の値が4%
以下でなければならない。

4.5 耐アルカリ性

 熱線反射ガラスの耐アルカリ性は,A類又はB類について7.3.6の試験を行い,7.3.6.
a)4)の値が4%以下でなければならない。

5. 材料板ガラス

 熱線反射ガラスに用いる材料板ガラスは,表5に定めるもの又はこれらと同等以上の
ものとする。
表5 材料板ガラス
材料板ガラス 適用される日本工業規格(日本産業規格)
フロート板ガラス,磨き板ガラス JIS R 3202
熱線吸収フロート板ガラス,熱線吸収磨き板ガラス JIS R 3208
平面強化ガラス(3) JIS R 3206
倍強度ガラス JIS R 3222
注(3) フロート強化ガラスに限る。

――――― [JIS R 3221 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
R 3221 : 2002

6. 形状及び寸法

6.1 形状及び寸法

 形状は,平板とし,通常正方形又は長方形とする。厚さ,長さ及び幅は mm 単位で
表す。

6.2 厚さ及びその許容差

 厚さ及びその許容差は,JIS R 3202の4.3(厚さ及びその許容差),JIS R 3206
の6.2又はJIS R 3222の4.2(1)(厚さ及びその許容差)による。

6.3 長さ及び幅の許容差

 長さ及び幅の許容差は,JIS R 3202の4.4(長さ及び幅の許容差),JIS R 3206
の6.3又はJIS R 3222の4.2(2)(辺の長さの許容差)による。

7. 試験方法

7.1 目視試験

 色むら,膜傷及びピンホールは,適切な照明のもとで,試料の正面から約50cmの距離で
目視する。ピンホールの測定は,JIS B 7516に規定する最小目盛0.5mmの金属製直尺を用いて測定する,
又はこれと同等の精度の得られる方法によって測定する。

7.2 寸法の測定

a) 厚さの測定 厚さの測定は,JIS B 7502に規定する0.01mmまで測定できるマイクロメータ又はこれ
と同等以上の精度をもつ測定器を用いて行う。
なお,測定位置は,辺縁から約15mm以上内側の部分の一点とする。
b) 長さ及び幅の測定 長さ及び幅の測定は,JIS B 7512に規定する最小目盛1mmの1級鋼製巻尺を用い
て行う。
なお,測定は,通常隣り合う二辺について行う。

7.3 日射熱遮へい性,耐光性,耐摩耗性,耐酸性及び耐アルカリ性試験

7.3.1 供試体

 製品と同じ方法で製造され,表6に示す寸法に切断した試験片を供試体とする。
ただし,材料板ガラスが平面強化ガラス及び倍強度ガラスの場合の供試体は,受渡当事者間の協定によ
って,平面強化ガラス又は倍強度ガラスに加工する前のそれぞれの基材と同一の種類及び品質をもつフロ
ート板ガラス又は熱線吸収フロート板ガラスに,薄膜を製品と同じ方法で形成したものを表6に示す寸法
に切断した試験片を用いてもよい。
表6 供試体寸法
単位 mm
試験の種類 寸法
日射熱遮へい性試験 約 50 × 50
耐光性試験 約 50 × 100
耐摩耗性試験 約 100 × 100
耐酸性試験 約 25 × 50
耐アルカリ性試験 約 25 × 50

7.3.2 日射熱遮へい性試験

 日射熱遮へい性試験は,次による。
a) 装置 日射の波長域及び常温熱放射の波長域の測定装置は,JIS R 3106の4.3.1(分光測光器)及び4.4.1
(分光測光器)による分光測光器とする。
b) 手順
1) IS R 3106の4.3.2(測定方法)によって,日射の波長域の分光透過率及び分光反射率を測定する。
2) IS R 3106の4.4.2(分光反射率の測定)によって,常温熱放射の波長域の分光反射率を測定する。
3) IS R 3106の6.(日射透過率,日射反射率及び日射吸収率の算定)によって,1)の測定結果から日
射透過率及び日射吸収率を算定する。

――――― [JIS R 3221 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS R 3221:2002の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3221:2002の関連規格と引用規格一覧