この規格ページの目次
JIS R 3224-1:2018 規格概要
この規格 R3224-1は、複層ガラスの周辺部分に用いる封止の耐候性試験による耐久性試験方法について規定。スパンドレル用途の皮膜が付いたガラスを用いた複層ガラス及び装飾以外の機能をもたない複層ガラスは除く。
JISR3224-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS R3224-1
- 規格名称
- 建築用ガラス―複層ガラス―第1部 : 耐候性試験による封止の耐久性試験方法
- 規格名称英語訳
- Glass in buildings -- Insulating glass -- Part 1:Durability of edge seals by climate tests
- 制定年月日
- 2018年7月20日
- 最新改正日
- 2018年7月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 20492-1:2008(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 81.040.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 建築 II-1(試験) 2021, 建築 II-2(試験) 2021
- 改訂:履歴
- 2018-07-20 制定
- ページ
- JIS R 3224-1:2018 PDF [34]
R 3224-1 : 2018
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 記号及び略語・・・・[3]
- 5 要求事項・・・・[3]
- 5.1 アプローチ1-試験後の露点・・・・[3]
- 5.2 アプローチ2-水分透過係数・・・・[3]
- 6 試験方法・・・・[4]
- 6.1 アプローチ1・・・・[4]
- 6.2 アプローチ2・・・・[9]
- 6.3 アプローチ1及びアプローチ2によらない封止の加速耐久性試験・・・・[13]
- 7 測定方法・・・・[15]
- 7.1 露点の測定・・・・[15]
- 7.2 アプローチ2における水分量の測定・・・・[15]
- 8 試験報告書・・・・[16]
- 8.1 アプローチ1・・・・[16]
- 8.2 アプローチ2・・・・[17]
- 附属書A(規定)露点測定の参照法・・・・[19]
- 附属書B(規定)950 ℃乾燥法による水分量の測定・・・・[21]
- 附属書C(規定)カールフィッシャー法による水分量の測定・・・・[25]
- 附属書D(規定)乾燥剤の標準水分吸着能力の確定・・・・[30]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[32]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS R 3224-1 pdf 1] ―――――
R 3224-1 : 2018
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)及び一般財団法人日
本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標
準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS R 3224の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS R 3224-1 第1部 : 耐候性試験による封止の耐久性試験方法
JIS R 3224-3 第3部 : ガス濃度及びガス漏えい性試験方法
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS R 3224-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
R 3224-1 : 2018
建築用ガラス−複層ガラス−第1部 : 耐候性試験による封止の耐久性試験方法
Glass in buildings-Insulating glass- Part 1: Durability of edge seals by climate tests
序文
この規格は,2008年に第1版として発行されたISO 20492-1を基とし,我が国の実情を反映するために,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,複層ガラスの周辺部分に用いる封止の耐候性試験による耐久性試験方法について規定する。
この規格では,耐候性試験による封止の耐久性試験方法のうち,北米市場での使用を意図したものをアプ
ローチ1,欧州市場での使用を意図したものをアプローチ2という。
この規格で規定する複層ガラスは,中空層が1層又は2層の封止構造の複層ガラスとする。中空層の圧
力が外気との圧力と均等になることを目的とした,中空層と外気とをつなぐチューブを付けた複層ガラス
も含む。
スパンドレル用途の皮膜が付いたガラスを用いた複層ガラス及び装飾以外の機能をもたない複層ガラス
は除く。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 20492-1:2008,Glass in buildings−Insulating glass−Part 1: Durability of edge seals by climate
tests(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Q 9001 品質マネジメントシステム−要求事項
注記 対応国際規格 : ISO 9001,Quality management systems−Requirements(IDT)
JIS R 3209 複層ガラス
ISO 760,Determination of water−Karl Fischer method (General method)
注記 対応日本工業規格(日本産業規格) : JIS K 0113 電位差・電流・電量・カールフィッシャー滴定方法通則
――――― [JIS R 3224-1 pdf 3] ―――――
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R 3224-1 : 2018
(MOD)
EN 572-1,Glass in building−Basic soda lime silicate glass products−Definitions and general physical and
mechanical properties
EN 572-2,Glass in building−Basic soda lime silicate glass products−Float glass
EN 1279-1,Glass in building−Insulating glass units−Part 1: Generalities, dimensional tolerances and rules for
the system description
ASTM C1036-16,Standard Specification for Flat Glass
ASTM E546,Standard Test Method for Frost Dew Point of Sealed Insulating Glass Units
ASTM E631,Standard Terminology of Building Constructions
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次によるほか,JIS R 3209,EN 1279-1及びASTM E631による。
3.1
標準の実験室温湿度条件(standard laboratory conditions)
気温(23±2)℃及び相対湿度(50±5)%の温湿度条件。
3.2
標準水分吸着能力(standard moisture-adsorption capacity)
制御限界温湿度環境条件下における乾燥剤の水分吸着能力。
3.3
制御限界温湿度環境条件(controlled limit environmental conditions)
露点温度が−5 ℃の空気温度10 ℃の温湿度条件。相対湿度では32.8 %に相当する。
3.4
水分透過係数(moisture penetration index)
加速耐久性試験後に消費された乾燥剤の水分吸着能力の標準水分吸着能力に対する割合。
3.5
正確度(accuracy)
試験方法の信頼区間99 %の正確度。
3.6
露点(frost/dew point)
複層ガラスの内面に,目視で認められる結露又は結霜が生じる最高温度。
3.7
複層ガラス(insulating glass)
2枚以上の板ガラス,加工ガラス又はそれらの表面に光学薄膜を形成したものを材料板ガラスとし,一
定の間隙をおいて並置し,その間隙(以下,中空層という。)に,大気圧に近い圧力の乾燥気体を満たしそ
の周辺を封止したもの。中空層の数は1層又は2層とし,中空層に格子部材などの内蔵物を入れたものを
含む。
――――― [JIS R 3224-1 pdf 4] ―――――
3
R 3224-1 : 2018
4 記号及び略語
この規格で用いる記号及び略語は,次による。
I 水分透過係数(小数値又はパーセントで表す。)
Iav 水分透過係数Iの5回の測定結果の平均値
mc 試料皿と相対湿度32 %の空気からの吸着水分を含んだ乾燥剤との合計質量
mf 試料皿と初期吸着水分及び耐候性試験での吸着水分を含んだ乾燥剤との合計質量
mi 試料皿と初期吸着水分を含んだ乾燥剤との合計質量
Mm 乾燥剤以外の材料中に含有された乾燥剤の質量
mr 試料皿と,規定される参照水準と同等の相対湿度の空気からの吸着水分を含んだ乾燥剤との合計質
量,又は試料皿と高温乾燥させた乾燥剤との合計質量
Mt 乾燥剤以外の材料中に含まれる乾燥剤において,試験目的のために乾燥剤以外の材料を同一体積の
乾燥剤で置換した場合の質量
m0 清掃し空焼きした試料皿の質量
R 乾燥剤質量MmとMtとの比
r.h. 相対湿度
Tc 乾燥剤の標準水分吸着能力
Tc,av 乾燥剤の標準水分吸着能力Tcの平均値であり,2回以上の測定によって得た値
Tf 乾燥剤の最終吸着水分量
Tf,u 乾燥剤の補正前の最終吸着水分量
Ti 乾燥剤の初期吸着水分量
Ti,av 乾燥剤の初期吸着水分量Tiの平均値であり,4回以上の測定によって得た値
Ti,u 乾燥剤の補正前の初期吸着水分量
Θ 試験槽内の供試体の温度
Θc 恒温試験中における試験槽内の中央に配置された供試体の温度
Θh 高温高湿試験中における試験槽内の中央に配置された供試体の最高温度
Θl 高温高湿サイクル試験中における試験槽内の中央に配置された供試体の最低温度
Θs 高温から低温及びその逆の温度サイクルにおける試験槽内の中央に配置された供試体の温度
5 要求事項
5.1 アプローチ1-試験後の露点
6.1の耐候性試験を完了した供試体は,6体全て破損せず,かつ,中空層内に結露及び結霜があってはな
らない。さらに,いずれの中空層の露点も,ASTM E546又はこれと同等の規格で測定した場合,−40 ℃
以下でなければならない。
5.2 アプローチ2-水分透過係数
6.2の耐候性試験を実施し,次の値を満足しなければならない。
− 5体以上の供試体から得られた平均水分透過係数Iavは,0.20を超えてはならない。
平均水分透過係数Iavは,5体以上の供試体の平均値とする。供試体が破損している場合,予備の供
試体を用いる。供試体の破損は,その供試体の試験が不合格である要因とはならない。
− 最も高い供試体の水分透過係数Iの値は,0.25を超えてはならない。
――――― [JIS R 3224-1 pdf 5] ―――――
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JIS R 3224-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 20492-1:2008(MOD)
JIS R 3224-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS R 3224-1:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISQ9001:2015
- 品質マネジメントシステム―要求事項
- JISR3209:2018
- 複層ガラス