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R 3224-1 : 2018
a)
1 乾燥剤が含有された有機材料を,厚さ約1 mmのフィルムに圧縮成形したもの
注a) 厚さ約1 mmのフィルムから40 mm×10 mmの帯状に試料を切り出す。
図C.5−ネット上に配置した乾燥剤試料の例
C.4.3 標準水分吸着能力の求め方
C.4.3.1 乾燥剤を練り込んだシール材を原材料ドラム又はC.4.2.3によって複層ガラスから取り出す。約2
gの試料をそれぞれ4個作成する。質量がm0,mとして表される計量済みネットの上に試料を配置する。
C.4.3.2 次のとおり密閉容器を準備し,容器内部の温度を55 ℃,相対湿度を31 %に維持する。
a) 塩化マグネシウム(MgCl26H2O)結晶を温度(55±1)℃の水に溶かし,飽和水溶液を調製する。
b) 試験期間の間,確認を行い,確実に結晶を少なくとも1個溶液中に残存させる。
c) 飽和水溶液を密閉容器内の底部に置いて密閉し,飽和水溶液を24時間で平衡状態とする。
注記 塩化マグネシウム溶液に用いた温湿度条件の調整は,3.3の制御限界温湿度環境条件を再現する
ためである。
C.4.3.3 次のとおり試料を加湿し,最大吸着率に到達させる。
a) 試料を載せたネットを水溶液の液面から約20 mm上方に配置し,温湿度を調整した空気が乾燥剤と適
切に接触するとともに乾燥剤が水溶液に接触することがないようにネットを固定する。
b) 21週間,密閉容器内で試料を暴露する。
c) 試験期間の間,確認を行い,確実に結晶を少なくとも1個残存させる。密閉容器内の温度を(55±1)℃
に維持する。
d) 3週間間隔で試料の質量を測定する。
e) 測定した各質量を暴露期間に対してプロットする。
f) 各曲線が平らになり,平衡吸着状態に達する時点を観察する。平衡質量をmc,mとする。
g) 21週間暴露させた後,二つの連続値の誤差が0.000 2 g以内に収まらない場合,密閉容器による試料の
暴露中及び暴露後の試料の質量測定を3週間間隔で継続する。
C.4.3.4 有機材料をネット上に載せてシャトル内に入れる。(200±5)℃で安定させたKF管炉内にシャト
ルを入れる。作業を3分以内で完了させる。
C.4.3.5 (150±1)分間,窒素の流量を(200±20)ml/minに,KF管炉温度を(200±5)℃に維持する。
乾燥曲線を15分間隔で記録する。
C.4.3.6 mc,m−m0,mの適正値をKF計算機に入力する。計算機で水分量Tc,mを求める。
C.4.3.7 式(C.1)に従い,供試体の水分量Tcを計算する。
4
Tc,m
Tc (C.1)
m1 4
――――― [JIS R 3224-1 pdf 31] ―――――
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R 3224-1 : 2018
附属書D
(規定)
乾燥剤の標準水分吸着能力の確定
D.1 一般事項
D.1.1 乾燥剤の水分吸着能力を確認する場合,次のa) c) の方法のいずれかによる。
a) .2によった出版物又は報告書からの値による方法
b) .3に説明する粒状乾燥剤での一般的な許容値による方法
c) 供試体から採取した乾燥剤試料からの測定値による方法
D.1.2 D.1.1において水分吸着能力の測定が必要な場合,耐候性試験の供試体から除外される1番及び15
番の2枚について次の測定を行う。
a) 粒状乾燥剤の場合,附属書BによってTcを求める。
b) シール材に練り込まれた乾燥剤の場合,附属書CによってTcを求める。
生産とは無関係の試験機関が測定を行うことが望ましい。
D.2 標準水分吸着能力を出版物又は報告書から引用する際の要求事項
D.2.1 適切な標準水分吸着能力を出版物又は報告書から引用する場合は,その内容が少なくともD.2.2
D.2.4のいずれかに適合していなければならない。出版物又は報告書は,製造業者とは無関係の試験機関か
ら発行されていることが望ましい。
D.2.2 乾燥剤の製造業者が生産管理の運用を宣言している場合,9か月以内に発行又は報告された値を引
用しなければならない。
D.2.3 次の場合,使用者は,30か月以内に発行又は報告された値を引用する。
− 製造業者が,JIS Q 9001に従って第三者監査システムを運用している。
− 品質手順がこの規格の該当条項によっている。
D.2.4 次の場合,乾燥剤製造業者は,30か月以内に公表又は報告する。
− 製造業者が,JIS Q 9001によった品質保証システムに従って第三者監査システムを運用している。
− 品質手順がこの国際規格の該当条項によっている。
− 測定方法を検証する。
D.3 粒状乾燥剤の一般的な許容値
表D.1に示す粒状乾燥剤の一般許容値は,この規格で用いる供試体の水分透過係数Iの5回の測定結果
の平均値Iavが小数でIav<0.16である場合,又はパーセントでIav<16 %である場合の条件下で,繰返し測
定の代わりに適用する。
注記 0.16≦Iav≦0.24(16 %≦Iav≦24 %)の場合,及び当該乾燥剤に関するD.2によった出版物又は報
告書が入手できない場合,独立した試験機関による標準水分吸着能力の測定が望ましい。
――――― [JIS R 3224-1 pdf 32] ―――――
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R 3224-1 : 2018
表D.1−標準的な水蒸気吸着能力Tcの一般的な許容値
粒状乾燥剤 950 ℃乾燥法を適用する場合のTc
ゼオライト3 A 0.20又は20 %
ゼオライト4 A 0.20又は20 %
ゼオライト10 A 0.20又は20 %
シリカゲル微視孔 0.25又は25 %
シリカゲル巨視孔 0.12又は12 %
――――― [JIS R 3224-1 pdf 33] ―――――
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R 3224-1 : 2018
R3
2
附属書JA
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(参考)
4-
1 : 2
JISと対応国際規格との対比表
018
ISO 20492-1:2008,Glass in buildings−Insulating glass−Part 1: Durability of edge seals
JIS R 3224-1:2018 建築用ガラス−複層ガラス−第1部 : 耐候性試験による封止
の耐久性試験方法 by climate tests
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 用語及び この規格で用いる 3 − 追加 JIS R 3209と関連付けるため引用。 実質的な差異はない。
定義 用語について必要
な規格を引用。
3.4 水分透過係数 3.4 水分透過係数の用語定 追加 何に対する割合なのかを説明する 分かりやすい説明を追加した。実
義 ために追加した。 質的な差異はない。
3.6 露点 3.6 露点の用語定義 変更 ISO規格では有機水蒸気その他の 我が国の用語の定義に合わせた。
化学物質も含まれているがJISで 実質的な差異はない。
は対象としていないので変更した。
3.7 複層ガラス 3.7 複層ガラスの用語定義 変更 建築用途だけに制限されない定義 JIS R 3209に合わせた。実質的な
とした。 差異はない。
6 試験方法 6.3 アプローチ1及 − − 追加 北米市場及び欧州市場を意図しな 国際規格の規定が北米市場及び欧
びアプローチ2によ い試験を,JIS独自に定義されてい州市場だけを意図した内容である
らない封止の加速 る試験を追加した。 ことから,試験装置などが我が国
耐久性試験 の実情に合わない。ISOへの改正
を検討する。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 20492-1:2008,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
JIS R 3224-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 20492-1:2008(MOD)
JIS R 3224-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.040 : ガラス > 81.040.20 : 建築物に使用するガラス
JIS R 3224-1:2018の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISQ9001:2015
- 品質マネジメントシステム―要求事項
- JISR3209:2018
- 複層ガラス