JIS R 3224-1:2018 建築用ガラス―複層ガラス―第1部:耐候性試験による封止の耐久性試験方法 | ページ 6

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る。冷却後,蓋を取り外し,るつぼと乾燥剤との合計質量を測定し,その値をmrとする。
B.3.3.7 式(B.8)又は式(B.9)によって,標準水分吸着能力Tcを計算し,小数又はパーセントで表す。
mc mr
Tc (B.8)
mr m0
mc mr
Tc 100 (B.9)
mr m0

――――― [JIS R 3224-1 pdf 26] ―――――

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附属書C
(規定)
カールフィッシャー法による水分量の測定
C.1 原理
乾燥剤を練り込んだシール材の試料を,供試体の封止部から切り出す。カールフィッシャー法によって,
これらのシール材試料の質量を最初に測定し,カールフィッシャー(KF)管炉に入れて乾燥させる。所定
間隔で試料を取り出し,質量を測定して乾燥曲線を作成する。シール材試料の質量損失をKF計算機に入
力して水分量を求める。
注記1 この方法は,ISO 760による。この方法は,有機シール材に含有された乾燥剤に対して適用
される。
注記2 粒状のゼオライト並びにポリイソブチレン及び/又はブチルを練り込んだゼオライトについ
て,この附属書の方法で三つの試験機関が試験を実施したところ,附属書Bに基づいた950 ℃
乾燥法を適用した場合に匹敵する正確度が得られた。その他の種類の乾燥剤の場合,又はそ
の他の種類の乾燥剤をシール基材に練り込んだものである場合は,適用できるかどうかを検
証する必要がある。
C.2 試薬及び材料
C.2.1 組成がN2+Ar>99.995 %,H2O<5 μl/l,O2<2 μl/lの窒素ガス
C.2.2 酒石酸ナトリウム([CHOHCOONa]22H2O)又はくえん酸ナトリウム(C6H5K3O7H2O)
C.2.3 ISO 760において指定されているKF試薬及びKF溶剤
次の試薬と溶剤との組合せを用いてもよい。
− KF試薬No. 34805及びKF溶剤No. 34914
− KF試薬No. 34801及びKF溶剤No. 34800
C.3 試験装置
C.3.1 正確度が±0.001 gの天びん
C.3.2 次の機器を含んだISO 760に従ったKF装置
− KF滴定装置
− KFビュレット
− KF管炉
− KF計算機
KF管炉とKF滴定装置との接続管長さは,200 mm以下とすることを推奨する。
C.4 手順
C.4.1 準備作業
C.4.1.1 KF管炉を(200±5)℃まで加熱する。(60±1)分間,窒素流量を(200±20)ml/minに維持する。
C.4.1.2 接続部が完全気密ではない場合に生じるドリフトを測定する。窒素の流量を(200±20)ml/min,
KF管炉温度を(200±5)℃に維持して1分間隔で10分間,乾燥曲線を作成する。

――――― [JIS R 3224-1 pdf 27] ―――――

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C.4.1.3 KF管炉に酒石酸ナトリウムを(0.2±0.02)g,又はくえん酸ナトリウムを(0.5±0.05)g入れる。
窒素の流量を(200±20)ml/min,KF管炉温度を(150±5)℃に維持して5分間隔で60分間,乾燥曲線を
作成する。
C.4.1.4 C.4.1.2及びC.4.1.3の結果に基づき,校正を行う。
C.4.2 初期及び最終水分量の求め方
C.4.2.1 実験室の温湿度条件は,3.1による。粉じんを最小限に抑制する対策を講じるとともに,実験室
を締め切り,入退室を防止する。
C.4.2.2 図C.1に示すネットを準備し,ネットの質量を測定してその質量をm0とする。
単位 mm
1 角部を折り返したネット
図C.1−ネットの例
C.4.2.3 図C.2及び図C.3によって,複層ガラスを解体し,各辺中央の封止部から,体積約b×c×d=0.5 cm3,
質量約0.5 gの乾燥剤を練り込んだシール材を採取する。封止部に水分透湿防止層をもつ複層ガラスの場合,
図C.2及び図C.4に従って試料を採取してもよい。
図C.2−乾燥剤を含有した有機材料の複層ガラスにおける試料採取位置

――――― [JIS R 3224-1 pdf 28] ―――――

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R 3224-1 : 2018
1 乾燥剤を含有したシール材
2 シール材の複層ガラスの中空層側の面
3 全長cにおける中空層側シール材の分離面
a シール材厚さ
b (a/2)mm±0.5 mm。ただし,最大値は(3.5±0.5)mmとする。
c 中空層厚さにわたり採取した材料の長さ
d 採取した材料の高さ
図C.3−乾燥剤を含有した有機材料の試料採取方法
C.4.2.4 試料は,全て図C.5のようにネット上に置く。乾燥剤を含有したシール材以外の材料は置かない。
C.4.2.5 試料を載せたネットの質量を測定する。初期水分量を測定した場合,得られた値をmiとし,最終
水分量を測定した場合,得られた値をmfとする。
C.4.2.6 有機材料をネット上に載せてシャトル(試料を測定装置に入れる専用容器)内に入れる。(200±
5)℃で安定させたKF管炉内にシャトルを入れる。試料の採取からKF管炉への試料入りシャトルの挿入
までの作業は,15分以内とする。予備の試料は,小形で気密性が高い乾燥容器に入れて保管する。全ての
測定は,4日以内に実施することが望ましい。

――――― [JIS R 3224-1 pdf 29] ―――――

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1 乾燥剤を含有したシール材
2 シール材の複層ガラスの中空層側の面
3 水分透湿防止層からの中空層側シール材の分離面
4 水分透湿防止層
5 乾燥剤を含むか,又は含まないシール材
a シール材厚さ
b (a/2)mm±0.5 mm。ただし,最大値は(3.5±0.5)mmとする。
c 中空層厚さにわたり採取した材料の長さ
d 採取した材料の高さ
図C.4−水分透湿防止層をもつ乾燥剤を含有した有機材料の試料採取方法
C.4.2.7 (150±1)分間,窒素の流量を(200±20)ml/minに,KF管炉温度を(200±5)℃に維持する。
乾燥曲線を15分間隔で記録する。
C.4.2.8 KF計算機にmi−m0又はmf−m0の適正値を入力する。計算機で水分量Ti又はTfを求める。
C.4.2.9 各複層ガラス供試体についてC.4.2.1C.4.2.8を繰り返す。

――――― [JIS R 3224-1 pdf 30] ―――――

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JIS R 3224-1:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 20492-1:2008(MOD)

JIS R 3224-1:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS R 3224-1:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISQ9001:2015
品質マネジメントシステム―要求事項
JISR3209:2018
複層ガラス