JIS R 3211:2021 自動車用安全ガラス | ページ 3

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R 3211 : 2021
表14−摩耗による曇価(続き)
注a) IS R 3212の附属書JA(安全ガラスの光学的特性及び耐光性についての試験領域)で規定する試
験領域B,I及びb。
b) IS R 3212の附属書JAで規定する試験領域B,I及びb以外の領域。
c) 車内側をプラスチック材で被膜してある場合に適用。
d) 摩耗試験機試験の場合。落砂試験,洗車試験及びワイパー試験の3つの試験で代替可能。
代替試験実施時は,表15をいずれも満たすときに合格とする。
e) 外部にバックミラーを二つ以上もつ自動車において,JIS R 3212の附属書JAで規定する
試験領域B,I,b,D又はE以外の領域に適用する。
表15−代替試験における摩耗による曇価
単位 %
種類 摩耗による曇価
落砂試験 洗車試験 ワイパー試験
有機ガラス 5以下 2以下 2以下

5.8 耐熱性

  合わせガラス及びガラス−プラスチックの耐熱性は,表16を合格とする。
表16−煮沸後の状態
種類 煮沸後の状態
合わせガラスA ガラス部分に亀裂が入ることは差し支えないが,縁から15 mm又は亀裂から10 mmを
合わせガラスB 超えて,泡及びその他の欠点があってはならない。ただし,製品から切り出した際,新
ガラス−プラスチック たに生じた縁については25 mmまでとする。

5.9 耐光性

  合わせガラス,強化ガラス及びガラス−プラスチックの耐光性は,前面窓に使用を意図する場合には表
17を,前面以外の窓に使用を意図する場合には表18を合格とする。
表17−紫外線照射後の状態(前面窓に使用を意図する場合)
種類 自動車のカテゴリ 試験領域a) 紫外線照射後の状態
合わせガラスA M1 B又はb · b/a×100 %≧95 %
合わせガラスB M1以外 I又はb · b≧70 %
強化ガラスc) ここに, a : 紫外線照射前の可視光線透過率b)
ガラス−プラスチック b : 紫外線照射後の可視光線透過率b)
注a) 試験領域は,JIS R 3212の附属書JAによる。ただし,アルファベット大文字で示す試験領域を適用するが,
それを適用できないものについては,小文字で示す試験領域による。
b) 5.11による。
c) 車内側をプラスチック材で被膜してある場合に適用。

――――― [JIS R 3211 pdf 11] ―――――

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表18−紫外線照射後の状態(前面以外の窓に使用を意図する場合)
種類 紫外線照射後の状態
合わせガラスA · b/a×100 %≧95 %
合わせガラスB · b≧70 % a)
強化ガラスc) ここに, a : 紫外線照射前の可視光線透過率b)
ガラス−プラスチック b : 紫外線照射後の可視光線透過率b)
注a) 側面窓d) に使用する場合に適用する。
b) 5.11による。
c) 車内側をプラスチック材で被膜してある場合に適用する。
d) 運転席又はV点より後方の部分を除く。

5.10 耐湿性

  合わせガラス,強化ガラス,有機ガラス及びガラス−プラスチックの耐湿性は,表19を合格とする。
表19−耐湿性試験後の状態
種類 耐湿性試験後の状態
合わせガラスA 供試体の縁から10 mmを超える部分,又は製品から切り出した際の新た
合わせガラスB に生じた切断辺の縁から15 mmを超える部分に著しい変化(変色,泡,
強化ガラスa) 離,濁りなど)があってはならない。ただし,供試体が有機ガラスの
有機ガラス 場合は,膨れ,がれ,ひび割れ,著しい変色及びつやの減退があって
ガラス−プラスチック はならない。
注a) 車内側をプラスチック材で被膜してある場合に適用する。
ただし,有機ガラスの耐湿性は,上記内容に加えて表20の品質を満足すれば合格とする。
表20−耐湿性試験後の状態
種類 耐湿性試験後の状態
有機ガラス · 5.11に従って測定した可視光線透過率の値が,試験前の値の95 %未満まで低下しない
ものとする。さらに,全ての供試体について70 %未満まで低下しないものとする。
· 試験後に供試体を温度23 ℃±2 ℃及び相対湿度(50±5)%で少なくとも48時間保管
し,5.4に従って実施した結果が,表6又は表10を満足するものとする。

5.11 可視光線透過率

  安全ガラスの可視光線透過率は,前面窓に使用を意図する場合には表21を,前面以外の窓に使用を意図
する場合には表22を合格とする。

――――― [JIS R 3211 pdf 12] ―――――

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表21−可視光線透過率(前面窓に使用を意図する場合)
種類 自動車のカテゴリ 試験領域a) 可視光線透過率
合わせガラスA M1 B b)又はb 70 %以上
合わせガラスB M1以外 I又はb
部分強化ガラス
強化ガラス
有機ガラス
ガラス−プラスチック
注a) 試験領域は,JIS R 3212の附属書JAによる。ただし,アルファベット大文字で示す試験領域を
適用するが,それを適用できないものについては,小文字で示す試験領域による。
b) 不透明遮蔽を除く。
表22−可視光線透過率(前面以外の窓に使用を意図する場合)
種類 自動車のカテゴリ 試験領域a) 可視光線透過率
合わせガラスA M1 D 70 %以上
合わせガラスB M1以外 E
強化ガラス
有機ガラス
ガラス−プラスチック
注a) 試験領域は,JIS R 3212の附属書JAによる。

5.12 透視ひずみ

  安全ガラスの透視ひずみは,前面窓に使用を意図する場合には表23を合格とする。
表23−透視ひずみの最大許容値
単位 分
種類 自動車のカテゴリ 試験領域a) 透視ひずみの
前面窓 最大許容値
合わせガラスA M1及びN1 A,拡大A b)又はa 2 d)
合わせガラスB 狭域B c)又はb 6
部分強化ガラス M1以外 I又はa 2 d)
強化ガラス
有機ガラス
ガラス−プラスチック
注a) 試験領域は,JIS R 3212の附属書JAによる。ただし,アルファベット大文字で示す試験領域を適用
するが,それを適用できないものについては,小文字で示す試験領域による。
b) 車両の中央面まで拡大された試験領域A,及び車両の中央縦断面を挟んで,先の試験領域Aに対し
て対称位置にあたる前面窓の該当する領域(拡大A)について行う。
c) 試験領域Bから一定の区域を除き縮小された試験領域B(狭域B)について行う。
d) 拡大A及びIのうち,安全ガラスの端から100 mm未満の部分については,6分までは差し支えない。

5.13 二重像

  安全ガラスの二重像は,前面窓に使用を意図する場合には表24を合格とする。

――――― [JIS R 3211 pdf 13] ―――――

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表24−一次像と二次像との分離の最大値
単位 分
種類 自動車のカテゴリ 試験領域a) 一次像と二次像と
前面窓 の分離の最大値
合わせガラスA M1及びN1 A,拡大A b)又はa 15 d)
合わせガラスB 狭域B c)又はb 25
部分強化ガラス M1以外 I又はa 15 d)
強化ガラス
有機ガラス
ガラス−プラスチック
注a) 試験領域は,JIS R 3212の附属書JAによる。ただし,アルファベット大文字で示す試験領域を適用す
るが,それを適用できないものについては,小文字で示す試験領域による。
b) 車両の中央面まで拡大された試験領域A,及び車両の中央縦断面を挟んで,先の試験領域Aに対して
対称位置にあたる前面窓の該当する領域(拡大A)について行う。
c) 試験領域Bから一定の区域を除き,縮小された試験領域B(狭域B)について行う。
d) 拡大A及びIのうち,安全ガラスの端から100 mm未満の部分については,25分までは差し支えない。

5.14 耐薬品性

  合わせガラス,強化ガラス,有機ガラス及びガラス−プラスチックの耐薬品性は,表25を合格とする。
表25−耐薬品性試験後の状態
種類 耐薬品性試験後の状態
合わせガラスA a) · b/a×100 %≧95 %
合わせガラスB a) ここに, a : 耐薬品性試験前の可視光線透過率
強化ガラスa) b : 耐薬品性試験後の可視光線透過率
有機ガラス · 塗布表面に粘着又はひび割れがない。
ガラス−プラスチック
注a) 車内側がプラスチック材で被膜されている場合に適用する。

5.15 耐燃焼性

  合わせガラス,強化ガラス,有機ガラス及びガラス−プラスチックの耐燃焼性は,表26を合格とする。
表26−耐燃焼性試験後の状態
種類 耐燃焼性試験後の状態
合わせガラスA a) 燃焼速度が90 mm/分を超えない。
合わせガラスB a)
強化ガラスa)
ガラス−プラスチック
有機ガラス 燃焼速度が110 mm/分を超えない。
注a) 車内側がプラスチック材で被膜されている場合に適用する。

5.16 耐候性

  有機ガラスの耐候性は,表27を合格とする。

――――― [JIS R 3211 pdf 14] ―――――

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表27−耐候性試験後の状態
種類 耐候性試験後の状態
有機ガラス · b/a×100 %≧95 %
ここに, a : 耐候性試験前の可視光線透過率
b : 耐候性試験後の可視光線透過率
· b≧70 %(試験領域B,I,b,D又はE)a)
· 著しい変色,泡及び濁りを生じない。
注a) 試験領域は,JIS R 3212の附属書JAによる。ただし,アルファベット大文字で示す試験領域を適用するが,
それを適用できないものについては,小文字で示す試験領域による。

5.17 温度依存性

  合わせガラス,強化ガラス及びガラス−プラスチックの温度依存性は,表28を合格とする。
表28−温度依存性試験後の状態
種類 温度依存性試験後の状態
合わせガラスA a) 供試体の層にいかなるひび割れ,曇り,離もなく,その他の著しい劣化がない。
合わせガラスB a)
強化ガラスa)
ガラス−プラスチック
注a) 車内側がプラスチック材で被膜されている場合に適用する。

5.18 弾力性

  有機ガラスの弾力性は,表29を合格とする。
表29−弾力性試験後の状態
種類 弾力性試験後の許容値
有機ガラス 垂直変位が50 mmを超えない。

5.19 付着性

  有機ガラスの付着性は,表30を合格とする。
表30−付着性試験後の状態
種類 付着性試験後の状態
有機ガラス 離面積が5 %を超えない。

6 試験

  安全ガラスの試験は,JIS R 3212の箇条5(試験場所の条件及び試験方法)によって行う。

7 検査

7.1 全般

  安全ガラスの検査は,7.27.18による。
なお,必要に応じ,受渡当事者間の協定によって検査項目の一部を省略してもよい。

――――― [JIS R 3211 pdf 15] ―――――

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