JIS R 3110:2021 建築用ガラスの振り子衝撃試験方法

JIS R 3110:2021 規格概要

この規格 R3110は、建築用に使用する平面ガラスに対して,人が衝突したときのガラスの破壊性状を判定するための試験方法について規定。

JISR3110 規格全文情報

規格番号
JIS R3110 
規格名称
建築用ガラスの振り子衝撃試験方法
規格名称英語訳
Pendulum impact test method for glass in building
制定年月日
2021年3月22日
最新改正日
2021年3月22日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 29584:2015(MOD)
国際規格分類

ICS

81.040.20
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2021-03-22 制定
ページ
JIS R 3110:2021 PDF [42]
                                                                                   R 3110 : 2021

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験装置・・・・[2]
  •  4.1 概要・・・・[2]
  •  4.2 装置・・・・[4]
  •  5 試験体・・・・[12]
  •  5.1 一般・・・・[12]
  •  5.2 試験体の寸法・・・・[12]
  •  5.3 試験体の数・・・・[12]
  •  6 試験手順・・・・[12]
  •  6.1 試験体の準備・・・・[12]
  •  6.2 試験・・・・[12]
  •  6.3 破壊性状の判定方法・・・・[13]
  •  7 結果の表し方・・・・[14]
  •  7.1 一般・・・・[14]
  •  7.2 落下高さによる区分・・・・[14]
  •  7.3 破壊の形態による区分・・・・[15]
  •  7.4 試験結果の表し方・・・・[15]
  •  8 試験報告書・・・・[17]
  •  附属書A(規定)ショットバッグ加撃体の作製方法及び保守・・・・[18]
  •  附属書B(参考)開放機構の例・・・・[25]
  •  附属書C(規定)試験装置の校正・・・・[29]
  •  附属書D(規定)試験体に生じた開口部の判定方法・・・・[35]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[37]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS R 3110 pdf 1] ―――――

           R 3110 : 2021

まえがき

  この規格は,産業標準化法第12条第1項の規定に基づき,板硝子協会(FGMAJ)及び一般財団法人日
本規格協会(JSA)から,産業標準原案を添えて日本産業規格を制定すべきとの申出があり,日本産業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本産業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本産業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS R 3110 pdf 2] ―――――

                                      日本産業規格                            JIS
R 3110 : 2021

建築用ガラスの振り子衝撃試験方法

Pendulum impact test method for glass in building

序文

  この規格は,2015年に第1版として発行されたISO 29584を基とし,技術的内容を変更して作成した日
本産業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
技術的差異の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,建築用に使用する平板ガラスに対して,人が衝突したときのガラスの破壊性状を判定する
ための試験方法について規定する。この規格の試験方法は,加撃体を振り子状に落下させてガラスへ衝突
させることで,人がガラスに衝突する状況を模擬している。ガラスが破壊することで人体への傷害を軽減
する能力を,ガラスの破壊の形態及び落下高さで分類する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 29584:2015,Glass in building−Pendulum impact testing and classification of safety glass(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”こと
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる引用規格は,この規格に引用されることによって,その一部又は全部がこの規格の要求事項
を構成している。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1180 六角ボルト
JIS G 3192 熱間圧延形鋼の形状,寸法,質量及びその許容差
JIS G 3466 一般構造用角形鋼管
JIS G 3525 ワイヤロープ
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 2408,Steel wire ropes for general purposes−Minimum
requirements
JIS K 6253-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100
IRHD)
注記 対応国際規格における引用規格 : ISO 48,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of
hardness−Part 2: Hardness between 10 IRHD and 100 IRHD
JIS R 3206 強化ガラス

――――― [JIS R 3110 pdf 3] ―――――

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R 3110 : 2021

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
徐冷ガラス(annealed glass)
ガラス内部の残留応力の発生を抑えるために冷却処理が施されたガラス
注釈1 フロート板ガラス,磨き板ガラス,型板ガラス,熱線吸収板ガラス,熱線反射ガラス,低放射
ガラス及び低反射ガラスがある。
3.2
加撃体(soft body impactor)
試験体(箇条5)に衝突させる物体
3.3
非対称ガラス(asymmetric material)
両面の表面特性が異なる1枚のガラス,並びに2枚以上のガラスで構成する合わせガラス,複層ガラス
及び真空ガラスのうち,ガラスの厚さの呼び,ガラス品種,中間膜の厚さ又は中空層の厚さの配置が対称
ではないもの(例1例4参照)
注釈1 両面の表面特性が異なる1枚のガラスには,加工方法の違いによって型板ガラス,熱線反射ガ
ラスなどがある。
注釈2 ガラスの厚さの呼びとは,それぞれの材料板ガラスの製品規格において許容差を含む厚さを表
す記号で,ミリメートル単位で表す。
例1 合わせガラス : フロート板ガラス3ミリ+中間膜+フロート板ガラス5ミリ
例2 合わせガラス : フロート板ガラス4ミリ+中間膜+型板ガラス4ミリ
例3 合わせガラス : フロート板ガラス3ミリ+中間膜0.38 mm+フロート板ガラス3ミリ+中間膜0.76
mm+型板ガラス3ミリ
例4 複層ガラス : フロート板ガラス3ミリ+空気層12 mm+フロート板ガラス3ミリ+空気層8 mm
+フロート板ガラス3ミリ
3.4
落下高さ(drop height)
加撃体が垂直につり下げられ静止した位置から振り子状につり上げたときの位置までの垂直高さ(図1
参照)
3.5
マスキング(masking)
輸送を容易にするために,一時的に試験体に取り付ける保護被覆材

4 試験装置

4.1 概要

  試験装置は,試験枠,加撃体,つり下げ装置,引上げケーブル及び開放機構によって構成され,4.2によ
る。試験装置の側面図(ショットバッグ加撃体の例)を,図1に示す。なお,加撃体にツインタイヤ加撃
体を用いた場合も,加撃体以外の試験装置の構成は同じとする。

――――― [JIS R 3110 pdf 4] ―――――

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R 3110 : 2021
単位 mm
記号説明
A 架台
A1 垂直枠
A2 床固定材
A3 補強材
B 取付枠
B1 内側取付枠
B2 外側取付枠
C 加撃体
D つり下げ装置
D1 つり部材
D2 つり下げケーブル
D3 つり金具[つり下げケーブルを固定する孔の内径(5 mm≦d≦15 mm)]
E 試験体から加撃体までの距離(5 mm以上,かつ,15 mm以下)
F 引上げケーブル
G 開放機構
H 落下高さ
θ 水平からの加撃体の角度
図1−試験装置の側面図(ショットバッグ加撃体の例)

――――― [JIS R 3110 pdf 5] ―――――

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JIS R 3110:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 29584:2015(MOD)

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